ふにろぐを書き始めた理由について
Publish2011/02/04(金)
今日はなぜこのブログ「ふにろぐ」をはじめたのか、そしてブログを更新し続けようとしているのかを説明します。
まず、このブログを始めたのは2011年1月5日なのですが、なぜ今更ブログを始めようと思ったのか、そもそも個人で「でろぐ」っていうブログをしていながらなぜこの「ふにろぐ」を始めたのかというところをきちんと書いておこうと思います。
僕がブログを始めた理由
ブログを書く理由は人によって様々ですが、僕がブログをはじめようと思った経緯は次の4つの事が理由です。
- 「毎日更新する」というまめな努力をするため
- 自分が「公式に発言する場所」を作りたい
- ブログの影響力の実感と説得力
- 自分だけでなく自分が協力したい人や事をもっと紹介できる場所を作りたい
それぞれについて少し細かく説明します。
「毎日更新する」というまめな努力をするため
まず前提として、僕は個人的には「できれば努力をすることなく楽に生きていきたい」と思っている比較的駄目な部類の人間です。
毎日こつこつ何かを行うという事は本来全く好きではないし、自分でも向いていないと思っている部分があります。
でもある人に出会って考えが変わりました。
そのある人というのは、当時一緒にお仕事をさせていただいていた方です。
その方のなにが凄いかというと「ほぼ毎日3年くらいブログを更新している」んです。
しかも記事の内容も自身の考えや経験からくる率直な感想、職場であった出来事を自分視点で噛み砕いて書いていたりと「手を抜いている」様子は見られません。
正直最初にこの方が「ブログをしたいので作ってもらえませんか?」といった時は「ああ…またか…」と思いました。
経験上「ブログをしたい」といっても、もって2週間か1ヶ月少しだけ更新して、1年たっても10個くらいしか記事のない(もちろん内容もない)死んだようなブログになる場合が多いんです。
でも、この方は書き続けました。
すごい情熱を持って。
この方ははっきりいって「パソコンに詳しい」という訳でも「Webの事が好き」というわけでもありません。
本職もWebとは全く関係ない職種で、どちらかというと「あまり知らない人」です。
年齢も僕よりも遥かに年上で、当時ですでに初老といってもいいくらいの世代の方でした。
でも、この方はそんな事など感じさせずにひたすらブログを書き続けていたんです。
色々な事情があって今はそのブログはすでにありませんが、ブログを終わらせるその最後の時まで全力で取り組まれてました。
そんなアツイ人に僕はこれまで出合ったことがなかったですし、全く職種が違っているのに必死で取り組んでいる姿は心が動かされましたし、実際すごいなと思って今でも尊敬しています。
この方に出会い、その姿勢を間近で感じる事が「僕もこの方のようにブログというものに正面からまじめに取り組んでみよう」と思った直接的なきっかけです。
ただ、残念な事に当時その方の職場では「この人は暇だからブログを書いている」みたいな風潮があったんですよね。
こういう事ができるのは「たくさんいる人の中でもごく一部」で、その人も個人の時間を使って書いている事はブログを読めば明らかです。
決して暇だからしているのではないという事は明らかです。
世間のこういうところにも、意識改革といえば大げさですが自分も「ブログを継続できるっていうのは大変で凄いことですよ!」という説得力を出したい。
そういう思いもあり自分でも実際にやってみようと思ったわけです。
まだまだあの方の足元にも及びませんが、今後もやめることなく続けようと思います。
あと、ちなみのこの方はアルファブロガーとかPVがめっちゃあるとかいう訳ではありません。
カテゴリも日記的なスタンスなのでPVもそんなにありません。
「それでも続ける事ができる」という部分が本当に凄い事だと今でも思っています。
自分が「公式に発言する場所」を作りたい
次の理由としては、自分自身が公式に発言できる場所(仕事の事を真面目に書ける場所)が欲しかったという事も理由です。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、個人の方のブログは育児や趣味ネタがメインで、けっこうおちゃらけてゆるいブログです。
技術的なメモとかもありますが、基本は「ゆるく」していたいというスタンスなので、あまり真面目な事を書かないようにしようという部分もあります。
であれば、仕事用のまじめな部分で発言する場所を作りたいと思う事になり、じゃあ作ろうという事になるわけです。
何も考えていないようで実はけっこう考えているんですよっていう事や、自分の考え方を知ってもらった上でするお仕事はとても気持ちよくできるからというのもあります。
今後の展開も見据えて、じっくり腰を据えて真面目の事が書けるようにしていこうと思います。
ブログの影響力の実感と説得力
僕の仕事は「web」にまつわる色々な事です。
という事は、仕事を通してだけじゃなく自分自身が実感として「Web」が面白くてすごいという事を実感している必要があるわけです。
実感も出来ない事を他人に勧めるとか、そんな無責任なことはできません。
あと、ある程度アクセスを持っているブログを運用した経験もない人が「アクセス増やせますよ」とか言っても説得力ないですし、「ブログはこうしたら更新できますよ」とかもブログを更新してない人が言ってても説得力ないんです。
僕はそういう薄っぺらいことを言いたくない。
なので、もくもくと更新し、アクセスもそこそこあってWebのすごさを体感している状態を作りたいと思っています。
その為の場所でもあるんですよね。
自分だけでなく自分が協力したい人や事をもっと紹介できる場所を作りたい
最後の理由は、自分のためではなく僕が応援したいと思っている人のためです。
ブログは基本的に僕自身の発言の場所ですが、僕が応援したい人を紹介して記事を書く事で間接的に紹介した人のメリットになるような存在になってくれると嬉しいなと思っています。
参加しているイベントのリポートを書いたり、事例としてお客さんを紹介するのもそういう理由もあります。
色々な人をいい意味で巻き込んでやっていけるといいなと思って今後もがんばってみますので、よろしくお願いします。
追記
ブログについて思う事を書いている記事が何個かあるので、こっちも参考にしてもらえるとうれしいです。