ブログを書く時に気をつける事。下調べ編

Publish2014/11/26(水)

ブログを書く時に気をつける事。下調べ編

以前書いた「きれいな言葉と読みやすい言葉を心がける」の続編です。
今回はブログの記事を書く時や公開する前の下調べと確認の話です。
例えばサービスや技術的な話題を取り扱う場合などに特に気にする必要がある場合になりますが、一般的(?)な感想系の記事の場合でも気をつけておくにこした事はないかと思います。

書いている情報は確か

まず、これがすごく重要なんですが、書いて公開する内容は「確かにそうであると断定できる内容かどうか」がすごく重要です。
厳しめにいうと、「たいして調べもせずに適当な事書くな」という事です。
例えば技術的な内容であればその根拠となる文献を明示したり、引用元や出典を明らかにするなどはしておいた方がいいでしょう。
断言できない場合は、その旨記載するなどもしておくべきでしょう。
というのも、適当な情報をブログで公開するっていうのは、人に誤った知識を発言するという事に等しい訳で、その事に詳しい人からすると「これ違うけど、ちゃんと調べて言ってんの?」となる訳です。
エンジニアの人達が言っている「マサカリが飛んでくる」というあれです。
詳しくない人からすると、「そうなんやー」ってなって間違った知識を覚えてしまうという危険性もあります。

せめて発言する場合は、どんな事を言われても自信を持って発言できる内容にするか、きちんと調べて裏付けを取るという事をしておきましょう。
調べる事によって知見も深まります。
勉強にもなるし一石二鳥ですね。
めんどくさいなーと思うかもしれませんけど、物は考えようです。

固有名詞の名称・漢字・大文字小文字の間違いはないか

基本的に調べてたら気付くはずですが、意外と固有サービスの名称を間違って書いていたり、大文字と小文字の扱いが適当だったりするケースを散見します。
この辺はそのサービスに対するリスペクトが足りていない、サービス自体をきちんと理解できていないともとれるので、せっかく調べて書いても説得力がゼロです。
最悪信頼感がマイナスになりますね。
「こいつ適当やな」という評価を受けたいならそれでいいですが、それ狙って書く人はいないでしょうから、正しい名称を正しい表記で書きましょう。
こんな事は調べたらすぐ分かります。
ついでなのでよくあるパターンを書きます。

× WEB
○ Web

これはけっこうよく見ますが、全部大文字の場合は「略語」としてみられるので、全部大文字にしたら駄目ですよというやつです。
Webは「World Wide Web」のことなので、WEBという略語ではありません。
注意しましょう。

× wordpress
○ WordPress

これもめちゃ多い。僕のブログでも一時期間違っていた時期がありましたが、今はちゃんと直しました。
公式サイトとかを見るときちんとでています。確認しましょう。

この他にも、「ドラえもん」とか「仮面ライダー555」とか、意外と正式名称が誤って記載されている場合があるので、公開前に間違っていないかを確認しましょう。

表記の揺れはないか

あとは、すごく細かいですが「表記揺れ」に注意しましょう。
よくあるものだと「お問い合わせ」と「お問合せ」などがありますね。
きちんとどういう意味かを引用します。

表記揺れ
用字用語の不統一。同じ文書や書籍の中で、本来、同音・同義で使われるべき語句が異なって表記されること。「メモリー」と「メモリ」、「引っ越し」と「引越」など。表記の揺れ。

同じ文中に複数の言い方があると、そっちが気になってないように集中できなくなったりして、けっこう厄介です。
せっかく読んでもらうので、より読みやすいように、違和感のないように心配りをした方がいいですよね。
あとは、この表記揺れに関しては、普段から気をつけて、できれば全ての状況で同じようにしておく方がいいでしょう。
ブログの中でも、記事によって表記が揺れているよりもブログ全体で統一されていた方が違和感はありません。

そんな程度の事気にする人いるの?と思う人もいるかもしれませんが、思ってるよりもたくさんいると思った方がいいです。
僕も最初の頃この辺りの事で色々な人に色々指摘してもらってとても勉強になったなと思いますし、細部に心を配るのはブログを書く側、コンテンツを配信する側の心意気ではないでしょうか。

といった事くらいは最低限確認しましょう。
調べる事は意外に時間がかかりますが、それによって得られる信頼感とコンテンツの質の事を考えればたいした努力じゃないですよね。
少なくとも僕はそう考えています。

追記:WordPressの表記について。Pが大文字に自動で変わる件
公開してから指摘をいただいたんですが、WordPressではpを小文字にしていてもPと大文字に変換してくれる「capital P dangit」というフィルタがあるそうです。
Function Reference/capital P dangit
普段表記を気にしていたら気づかないポイントなので、抜けてしまっていましたがこういう機能もあるのかと勉強になりました。
なお、このケースは先頭のWが大文字の場合にpが小文字だった場合に変換されます。
先頭のwが小文字だと変換されません。
だからやっぱり表記の記載はきちんとする必要があります。
余談でした。

追記の追記:どっちが正解かわからない場合でも表記揺れはしないほうがいいなと思った話。

表記揺れの件で、もう一つ思うところがあったのを思い出しました。
確実に「これが正解」という答えがない場合、正しい表記がどれなのかを自信を持って言うことができませんが、こっちのほうが正しいと思うという自分なりの正解は持っておいたほうがいいなと思うわけです。
具体的には、よく使われている「Web制作」という言葉についてです。
一部の人には「Web製作」と表記する人がいますが、個人的には「製作」は実際の物品を作ることだと思っているので、Webの場合は「Web制作」が正しいと思っています。
制作と製作の違いを調べてみると、

【製作】 《名・ス他》物や設備をつくること。
【制作】 《名・ス他》芸術作品をつくること。映画・放送番組などをつくる

ということのようなので、多分「Web制作」が正解だと思います。
ただ、このニュアンスは解釈によっては取りようが異なると思うので、必ずしも正解だと断言することは難しいとも思います。
だからといってどっち付かずに表記揺れするくらいであれば、「自分はこっちが正解だと思っている」という意思表示の意味でも、少なくともサイト内では表記を統一したほうがいいなと思います。

記事の著者:ふにすでぐち

ふにすでぐち

1978年生まれ。企業のWeb活用をテーマに、Webサイトの運用を中心とした戦略的な企画立案、サポートやWebサイトの構築などを行っています。
5年間のWeb制作会社勤務後、2年間のフリーランスで「フニス」として活動後に法人化し、2012年7月「ふにす株式会社」を設立。
Web活用の情報や考え方などを発信するブログ「ふにろぐ」を平日毎日更新中。
2015年11月より大阪府高槻市に「ふにすWeb相談所」を開設。
地域の方々に気軽にWebのことを相談できる場所として、より多くのWeb運用の問題解決をするために活動しています。
また、不定期で大阪を中心にWeb運用やブログなどをテーマにしたイベント「ふにセミWS」を開催しています。
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