料理マンガでブログの話が出てきてモヤモヤしたことについて語ろう。

Publish2016/03/24(木)

Update2019/02/26(火)

料理マンガでブログの話が出てきてモヤモヤしたことについて語ろう。

今日はブログに対する世間のイメージのことを書くんですが、単にブログのイメージのことを書くのではなくて料理マンガで出てきたブログの取り扱われ方にもやっとしたので、そのことを書きます。
今回は僕が最近読んで気に入ってる「ザ・シェフ」「江戸前の旬」の2作品でのブログの取り扱われ方についてです。
もやっとしたと書いてますが、あくまでもブログのイメージの話で、作品自体はすごく気に入っているということを前提として読んでもらえればと思います。

ザ・シェフの場合

まずは「ザ・シェフ」の場合から。
ザ・シェフは流れシェフで幻の料理人「味沢匠」のストーリーで、フランス料理の料理人である味沢匠さんが色々なところで料理の依頼を受けて料理をするというストーリーです。
この味沢匠さんが非常に面白いキャラで、マスコミに出ることを嫌ったり、値段に合わない依頼や気が向かない依頼は一切しない主義ということもあり、見ていて非常に面白いわけです。
料理マンガのはずなのにあまり料理に関するうんちくがなく、ヒューマンドラマ的な展開も面白いです。
その「ザ・シェフ」の新章で、ブログに関する話が出てきます。
その話では、味沢匠さんの弟子の重美が、味沢さんが海外に仕事に行ってしまって暇なので、その間にブログを作ったら味沢さんが人気になってしまったという話で、まず空港で帰国した味沢さんに報道陣が囲み取材をするところから始まります。
さらに、味沢さんが料理をするお店にお客さんが詰め掛けたり、味沢さんの料理を食べたがっている逃走犯の逮捕に協力する流れになったりと、かなりハチャメチャな展開になります。
この話を読んで、面白いなと思ったのと同時に、この「ブログを書いたらすぐに人気になる感じ」にモヤモヤしたわけです。
このマンガの設定上、味沢さんは「知る人ぞ知る幻の料理人」なので、過去に味沢さんの作った料理を食べて感動した人が、また味沢さんの料理を食べたいと思い、そこで人気が出るということであればある程度納得はできるんです。
味沢さんは基本的にいつどこにいるかわからない感じなので、行動が分かれば追っかけが発生するのはわかるので。
問題は、その層でないはずの人たちや、何故か警察官までもが目を付けるという展開が謎なんですよね。
多分「ブログを書いたらすぐに人気が出て、話題になる」ということをイメージして書いたんだと思うんですけど、実際ブログを始めてすぐにそんなことが起こるということはほぼないので、「ブログさえ始めればどんどんお客さんが来る」というのは少し危険な考え方だと思います。
そして、そのイメージをマンガでブログのことを詳しくない人に向けて発信するのも危険だと思うんです。
もしかしたら、「ブログのことはよく知らないけど、ブログといえば始めたらすぐに人気が出るもの」と思っている読者層のイメージ通りに書いただけなのかもしれませんが。
いずれにしても、ちょっと極端な話だなと思ったわけです。

江戸前の旬の場合

次にブログに関するテーマで目にしたのは、お寿司屋さんのマンガ「江戸前の旬」です。
江戸前の旬は主人公の「柳葉旬」の寿司職人としての成長譚で、寿司をテーマにしたマンガですが、この中で旬さんの奥さんの藍子さんが柳寿司(旬さんの働く寿司屋の名前)のサイトを立ち上げたところ、お客さんが押し寄せるというような内容でした。
物語の中では、新規のお客さんが増えるのはいいが、そのせいで常連のお客さんが居心地が悪くなるのであればサイトを閉じろと、かなり極端な形で終わるわけですが、まあそこは百歩譲って仕方ないとしても、問題はその後藍子さんはそのサイトの成功から、ブログを寄稿するというトンデモな流れになり、寿司屋の奥さんブロガーというキャリアを積むことになります。
そのブログでは、柳寿司で起こったエピソードを中心に、寿司に関するうんちく系のブログという方向性で運用されている模様です。
その後も何度か、「ブログに書く」というセリフがあることから考えても、どうもブログは継続的に書かれているということが推測できます。
僕がこの話を読んでもやっとしたのは、これまたザ・シェフの時同様、サイトを開設した直後に大量のアクセスが発生し、お店にお客さんが殺到するという表現です。
先ほども書きましたが、特に有名人でもない一般の人がブログを始めてすぐにお店が新規のお客さんで満員になるほどの集客効果を発揮するというのは現実的ではありません。
こういうステレオタイプな意見が書かれることで、「ブログをやればすぐ人が来る」と思って始めて、やったけど全然反応がなくてブログに対するネガティブイメージが生まれる危険性があると思うんです。
あと、ブログを始めたばかりの一般の人が、かなり早い段階で他のブログに寄稿する流れになるというのも、間違ったイメージにつながると思うんですよね。
いずれの場合もマンガなので、結構盛って書いている部分はあると思いますが、どうしてもこういう「簡単にすぐ結果が出るものだ」というイメージが先行するのはよくないなと思ってモヤモヤしてしまいます。
ただし、その後も藍子さんが「ブログに書く」ということについて言及していることから、ブログを続けているということは読み取れますので、そこに関しては非常にいいことだなと思っています。

まとめ

今回は、最近読んだこの2作品でかなり偏った表現があったので取り上げてみました。
これらの作品以外でも、結構マンガの中でブログが登場する機会はあって、その度に間違ったイメージで語られる場合があったりしている可能性は高いと思っています。
両方とも作品としては面白いだけに、この辺も気を使って書いてくれると嬉しいなと思いました。

記事の著者:ふにすでぐち

ふにすでぐち

1978年生まれ。企業のWeb活用をテーマに、Webサイトの運用を中心とした戦略的な企画立案、サポートやWebサイトの構築などを行っています。
5年間のWeb制作会社勤務後、2年間のフリーランスで「フニス」として活動後に法人化し、2012年7月「ふにす株式会社」を設立。
Web活用の情報や考え方などを発信するブログ「ふにろぐ」を不定期で更新しています。
2015年11月より大阪府高槻市に「ふにすWeb相談所」を開設。
地域の方々に気軽にWebのことを相談できる場所として、より多くのWeb運用の問題解決をするために活動しています。
また、不定期で大阪を中心にWeb運用やブログなどをテーマにしたイベント「ふにセミWS」を開催しています。
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