関西でWebアクセシビリティを考える会に参加してきました!

Publish2011/10/24(月)

10/22の土曜日に十三の水交ビルで開催された関西でWebアクセシビリティを考える会に参加してきました。
アクセシビリティとはなんなのかが分からない人はまずこちらを。
アクセシビリティとは。IT用語辞典より引用

情報やサービス、ソフトウェアなどが、どの程度広汎な人に利用可能であるかをあらわす語。特に、高齢者や障害者などハンディを持つ人にとって、どの程度利用しやすいかという意味で使われることが多い。”accessibility” とは「近づきやすさ」「接近容易性」といった意味の英単語である。
例えば、手や腕の障害のためにマウスを使えない場合、ソフトウェアはキーボードだけで利用可能である必要がある。弱視や老眼の人にとってはフォントサイズや配色は容易にカスタマイズ可能でなくては見にくい。視覚障害の人は読み上げソフトを使うので、それに適したレイアウトや記述方法が求められる。
特に、Webページについての「利用のしやすさ」を「Webアクセシビリティ」という。これについては「WCAG」(Web Content Accessibility Guidelines)という指針がW3Cによって提唱されている。画像や音声などには代替テキストによる注釈をつける、すべての要素をキーボードで指定できるようにする、情報内容と構造、および表現を分離できるようにするなどの方針が定められている。

要は簡単に言うと障害を持っておられる方などの通常のサイトを閲覧するのが難しい方でもしっかりとサイトの内容を把握する事ができるようにするための考え方です。
僕もサイトを作るうえでデザインであったり配色であったり画面構成だったりで極力分かりやすい・見やすいサイト制作を心がけているのですが、アクセシビリティについての対策を具体的に何をしているかと聞かれればAltは入れるようにしていますという程度のものでしかなかったのでこれを機会にアクセシビリティについて考えてみようと思い参加しました。
参加に当たって僕の意気込みとしては
・アクセシビリティに真剣に取り組んでおられるかたがたの思いを体感したい
・実際に話をすることでより自分にとって大切な要素としてアクセシビリティを浸透させたい
・可能な限り自身の業務と結び付けていきたい
という事を考えていたのですが、実際は話を聞くばかりになって自分から発言できていないというのがもっとも大きな反省点で、思っていたよりも業務の中に結び付けていくには知識不足感が否めないという現実でした。
ただ、アクセシビリティについて今後もっとがんばっていこうという意欲が芽生えたのは何よりも大きな収穫でした。
ですので今すぐに取り入れると急がずにじっくり知識を付けて腰をすえて取り組んでいく課題というスタンスでいこうと思います。
この会で話された内容はぜひ色々な人に考えてほしい事でもあるので僕なりに要点をまとめます。
・色だけでなく文字も大切
・PDFファイルをリンクさせる際にPDFであるとわかる表示(アイコン等)とファイルサイズの明記
・PCとスマホのアクセシビリティも違う
・日本と海外でも違う(言語環境的な意味も含め)
・音声読み上げを意識したマークアップもしたほうがいいのでは?
・インフラ未整備の場合を考えて表示速度の向上
・必要とされているはずの大企業でもまだ実際には導入されていないケースも多い
・どこまでやればいいのかの線引きが難しい
・普段サイトの閲覧に慣れていない人でも使いやすいサイトのデザイン
・CMSにアクセシビリティの実装項目を付加すれば運用者でもアクセシビリティを考慮したサイトになるのでは?
・配色決定後にグレースケールやチェッカーで確認するなどのチェックをした方がよさそう
・制作ガイドラインがある場合の対策も考える必要がある
・一人で取り組むのには限界があるので周りを巻き込んでやっていく事が大切
・現段階ではアクセシビリティの対策が制作者にとっての付加価値とならず単なるサービスと見なされるケースがある
・JISの仕様をサイト運営にまつわる全員が把握・共有するのは不可能に近い
・長い文章にリンクを貼る場合はそれ用にCSSを当てる(リンク表示の明確化)
・ビレットイメージを共通化させてルール付ける(リンク表示の明確化)
・iPhoneアプリでも読み上げが必要
・現状では効果測定ができない
・そもそもの話で音声ブラウザ自体の認知度が低い
というように細かい部分から全体にかかる大きな部分までかなり刺激になる内容でした。
当日のハッシュタグで雰囲気がつかめるかと思います。
#acckansai
勉強会の中で知ってるようで知らない事があったのですがユーザビリティとアクセシビリティの違いというのも面白い話でした。簡単に説明すると
アクセシビリティが高い=より多くの人が使える。
ユーザビリティが高い=ターゲットユーザーが使いやすい。
という感じで似ているようで違うんですが、より多くの人が使えてより使いやすいという考え方がユニバーサルデザインでアクセシビリティとユーザビリティを包括しているようなイメージというのが興味深かったです。
そして勉強会中に今後の目標を決めたのですが、継続して開催して周りにもっと広める事が大切なのでまずはFacebookページで情報を共有していく事にしようという事になりました。
そして実際にその日のうちにFacebookページが作成されました。
関西でWebアクセシビリティを考える会
僕自身もまだまだ勉強不足でこの記事も専門的な人から見たらそれは違うというような事もあるかと思いますが、これを機会に少しでも興味を持っていただければうれしいです。
そしてまずはfacebookページをいいねしていただいて、一緒に学んでいければ素敵だと思いますのでよろしくお願いします!

記事の著者:ふにすでぐち

ふにすでぐち

1978年生まれ。企業のWeb活用をテーマに、Web運用を中心とした戦略的な企画立案、サポートやホームページ/Webサイトの構築などを行っています。
5年間のWeb制作会社勤務後、2年間のフリーランスで「フニス」として活動後に法人化し、2012年7月「ふにす株式会社」を設立。
Web運用の情報や考え方などを発信するブログ「ふにろぐ」を不定期で更新しています。
2015年11月より大阪府高槻市に「ふにすWeb相談所」を開設。
地域の方々に気軽にWebのことを相談できる場所として、より多くのWeb運用の問題解決をするために活動しています。
2021年1月よりYouTubeにてWeb運用のおっちゃん・ふにすチャンネルをはじめました。
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