最近気になったweb系でのトピック紹介【2022年10月後半】その2
Publish2022/10/28(金)

今回も先週に引き続きWeb系に関連する気になるトピックがあったので、2つ紹介します。
2022年前半はあまり気になるトピックがなかったのに、ここに来て増えてきているのですが、これは年末に向けて色々な会社の動きが活性化しているとかなんでしょうかね。
Googleの提供する「マイアドセンター」
まず最初に紹介するのは、Googleが今後展開していくサービスの「マイアドセンター」について。
(この記事を書いている時点ではまだサービスがリリースされていませんが、近日リリースされるとのこと。)
マイアドセンターが何かというと、ユーザー個人個人で自分が閲覧することになる広告をコントロールできるようになるというものです。
詳しくはこちらの公式発表を確認しましょう。
マイアドセンターの発表はGoogle I/OというGoogleが行っているカンファレンスで発表されたものなので、こちらも見ることをおすすめします。
Google I/O: 重要ポイント
この記事でもかかれているように、今後の世界はユーザーが自分で見たい広告を選択して閲覧する、これまでのように見たくもない広告を自分の意志で排除できる世界がやってくるということになります。
この変化が与える影響は個人的にはかなり大きいと思っています。
というのも、これまでの広告のイメージは「自分の興味も関心もない内容が勝手に表示される」というものだったので、広告に対する良いイメージを持つ人は少数派でした。
もちろんよい広告もありますし、不特定多数の人に認知してもらえるからこそ世間に与えるインパクトが大きい広告もありました。
ただし、それはあくまでうまくいったごく一部のケースで、それ以外のものが同じような評価を得ているかと言われれば、そうではないもののほうが圧倒的多数だったというのが現実だと考えています。
web以外の場合は難しいと思いますが、webの場合であれば今回始まるマイアドセンターのように、ユーザーに合わせて、自分の意志で見る広告を制限することができることで、広告は自分が望んだものだけになり、ユーザーに与える不快感がなくなっていくことに繋がります。
それは広告自体の価値の再構築をすることでもあるので、これまでよりも広告自体の評価が上がるきっかけにもなるのではないでしょうか。
一つ懸念があるとすれば、「マイアドセンター」という名前は一般的に分かりづらいので近いうちに変わりそうな気がします。
アドという言葉は広告に携わっていないとどのアドなのか分かりづらかったりするので…。
いつもそうなんですけど、Googleが世に出すサービスはもう少し名前について検討したほうがいいように思うのですが…。
(もちろんGoogleの中の人でサービス名の検討はめちゃくちゃしていると思うのですが、一般には伝わりづらいものになりがちな傾向があります。)
LINEのフォント「LINE Seed」
次に紹介するのはLINEから発表されたフォントの「LINE Seed」です。
こちらのニュースはけっこう大きめだと思うのですが、LINEで使用されているフォントが無料でも利用できるものとして公開されました。
利用にあたっては、ライセンスを確認しましょう。
こちらでも引用しておきます。
LINE Seedフォントの知的財産権はLINE Corp.にあります。
個人および企業ユーザーを含むすべてのユーザーに無料で提供され、自由に使用することができます。
ただし、フォントの有料販売は禁止され、その他すべての商業的な利用が可能です。
フォントファイルの有料販売を除く営利目的で活用する場合は、著作権表記をお勧めします。
著作権表記をお勧めしますという部分が曖昧で、どういう意味と解釈するのが正解なのかよくわからないので、その点はももっと分かりやすいようにしてほしいという部分はありますが、サービスとしては素晴らしいものだと思います。
フォントの制作にはFontworksも関わっているので、フォント自体のクオリティもすごく高いと思います。
企業で使用されている独自フォントが公開されて再利用可能な状態になるというのはかなりレアなケースなので、使ってみるというのもいいかと思います。
実際に使ってみた感じだと、ユニバーサルデザイン感のあるとても可読性の高いフォントなので、プレゼンの資料に使うなどするととても有効に使えるように思います。
まとめ
さらっと紹介しましたが、この2つともかなり力の入ったものを公開していると思います。
マイアドセンターはこれまでの広告の概念が変わるかもしれないものですし、LINE Seedはフォントを取り巻く環境やこれまでフォントのことに触れる機会がなかった人への接触機会だったりすると思うので、世の中に与えるインパクトの大きな発表だと思います。