日本でもセルフサービス(自社運用型)Twitter広告が始まりました。
Publish2015/11/19(木)
今日は久しぶりに最新ニュース的な話題を書きます。
Web運用を行う上で、広告とソーシャルはすごく重要な立ち位置にあるものですが、その両方にかかるニュースです。
そのニュースがこちら。
「「セルフサービス式のTwitter広告」を提供開始」
そうですTwitter広告です。
Twitter広告自体は以前からありましたが、一般的にするには少しお高い感じでした。
でも昨日から始まったセルフサービス型広告は比較的予算規模が小さい感じからでも始めることができるので、自社でまずやってみようという部分には面白い取り組みだと思います。
Twitterのセルフサービス型広告はクリックか成果報酬型の課金体系で運用されます。
この形態はGoogleAdwordsなどに非常に近い感じなので、費用対効果が高くできることが想定できます。
はじめるにあたっては、クレジットカード決済なのでクレカさえ持っていればすぐにでも始めることができる気軽さです。
なお、発表によると2015年11月19日現在の時点で出稿最低金額の設定はないということです。
ものすごく少額からでも始めることができるということなので、やってみる価値はあると思います。
Twitterのセルフサービス広告とは?
告知ブログでも書いてありますが、改めてする不サービス広告の特徴をまとめます。
- クリックor成果報酬
- クレジットカード決済
- 最低出向金額設定はなし
- ビジネスゴールに沿った広告フォーマット
- 多彩なターゲッティング
- リアルタイム分析
- コンバージョン測定
上記3つについてはもう書いたので割愛するとして、広告として面白いなと思うのは広告フォーマットがTwitterらしいものが揃っているという点。
これについてはもう少し掘り下げたいので後ほど。
あとは、広告なのでターゲッティングが重要ですが、Twitter広告なので「ツイートや検索に用いるキーワード」でターゲッティングできるのはやはり特徴的です。
利用端末、地域やテレビ番組といったターゲッティングは普通ですが効果的であるのは間違いないですね。
あと、「イベントターゲティング」で正月や祝日、バレンタインデーなどのイベント行事に関連する箇所に広告も出せるみたいなので、それも面白そうです。
広告配信後の分析もTwitterAnalyticsと連動してリアルタイムで解析できるようですし、コンバージョン(成果)の測定もできるので広告としては完成系に近いような気がします。
Twitter広告の広告フォーマットの種類
では公表されている広告フォーマットになにがあるかを確認していきましょう。
フォーマットは以下のような感じです。
- ツイートのエンゲージメント
- サイトのクリック・コンバージョン
- アプリのインストール
- 動画再生
- フォロワー獲得
- メールの収集
- カスタムキャンペーン
個人的に気になるのはやはり「サイトのクリック・コンバージョン」。
これまでTwitterユーザーにサイトを知ってもらう機会がなかった企業にとってはすごくいい広告だと思います。
あとはフォロワー獲得をTwitter自身が広告として出してきた点も見逃せません。
これまでフォロワー増やすためのいろいろな方法に目を光らせていた感じがありますが、ミイラ取りがミイラになったじゃないですが、Twitter自らそうきたかという感じです。
あとはアプリの告知やインストールの促進に使えるとかも効果的っぽいです。
メール収集はどういう感じになるのかとか、カスタムキャンペーンとかはどうなるかなど、実際にやらないとわからない部分は多い気がします。
TwitterAnalyticsの活用の幅が広がる
あと、個人的にこの広告がはじまったことによって「TwitterAnalytics」に光が当たる感じも気になるところです。
以前こんな記事を書きました。
TwitterAnalyticsが始まったので試してみた。
あれから1年3ヶ月ほど経過しましたが、僕の周りではがっつりTwitterAnalytics使っていない人の方が多い印象です。
もちろん僕自身も普段そこまで見てませんが、広告のリアルタイム分析やコンバージョン測定が動き出せばかならず見る回数は増えます。
TwitterAnalytcisはGoogleAnalyticsと違って見る項目も少ないので、web担当者さんにも使いやすいツールだと思いますので、広告を配信しだしたらかならず通る道だと思います。
チェックしておくといい情報とまとめ
Twitter広告に興味を持たれた方は、まず「ツイート活用術 (#TweetSmarter) キャンペーンガイド」を見るといいと思います。
僕もさらっと見てみましたが、Twitter広告を運用する上で重要そうなことがたくさん書いてあるので、一通り頭に入れてからはじめるとよさそうです。
また、情報はTwitterのブログでも公開されますが、Twitterなので公式Twitterアカウント「@TwitterJP_SMB」をフォローしておくといいのではないでしょうか。
Twitterのセルフサービス広告は、かなり大きなチャンスになるんじゃないかなと思っています。
というのも、これだけ世間一般にTwitterが広まっている以上、Twitterは無視できない存在です。
これまではフォロワーがいなくて集客力が弱くてやる気にならなかったような場合でも、広告として枠を買うことでリーチできる幅が確実に変わるのでやってみる価値はあるかと思います。