ロケタッチのサービス終了に寄せて
Publish2015/04/02(木)
先日のニュースになりますが、位置情報を利用したサービス「ロケタッチ」が2015年6月30日でサービス終了する事になりました。
ロケタッチ、サービス終了のお知らせ
ロケタッチ、けっこう使ってました。
僕はロケタッチが発表された当初にけっこうはまって使っていたので、少し寂しい感じなのですが、最近全然使っていない事を考えると「寂しい」とかいえた義理でもないよなと少し反省しています。
とはいえ、少し寂しいのは感情としてあるのでせっかくの機会なので振り返ってみようと思います。
管理画面にログインすると利用情報を確認できるのですが、ご覧のように1629回もタッチしてます。
意外と多いですが、この当時はロケタッチでのタッチのログを前職の会社で交通費を申請する際に使用していたという経緯があるので、無駄に駅でタッチしまくっていた(路線と経路のログを残すため)というのが大きいですね。
管理画面を見ると最後のタッチは2013年2月2日なので、丸2年間は何もしていない事になります。
主に交通費申請用に活用していたとはいえ、シールが集まっていくのが楽しかったり、リーダーを取り合ったりして遊んでいた事など楽しかった思い出があります。
このくらい使っているとやっぱり最近全然使っていないとはいえ感傷的な気分になりますね。
サービス終了のタイミングについて考えてみた。
いい機会なので、感傷的になるだけじゃなくてサービス終了のタイミングという事について考えてみようと思います。
今回のロケタッチでいえば、おそらくは利用者数というよりも新規登録者数の伸びがなくなったという事などが原因ではないかと思うんですよね。
位置登録系のサービスだと有名どころにFoursquareがありますが、あっちはあっちでチェックインの機能をSwarmに移したりと色々やっているところをみる限り運用がけっこう大変そうなんだろうなーという印象を受けます。
位置情報の登録は、僕でも子供がいるので慎重に個人情報が特定されにくいような感じでやってたりはしますが、それでもそういう事を考えてやろうとするととたんに楽しくなくなってきちゃったりもするので、やっぱり難しいんだ等なと思います。
ロケタッチの場合は、おそらく(関係者でも何でもないので全部推測ですので根拠はありません)サービスを提供し続けるメリットが運用者側になくなったんでしょうね。
課金する類いのサービス(課金したら楽しめるという意味での課金)でもないですし、その辺は難しいですね。
運用するのにもコストはかかるので、収益がないとか損益分岐点を下回ったらやめようとかもあるのかななんて思うわけです。
何にしても「続ける意味」や「続ける理由」もしくは「続ける情熱」のいづれかがなくなればサービスは終了するんですよね。
当然の話ですが。
とりあえずはじめてみたものの、引き際を決めておくというか、辞め時みたいなところを決断するのは大変ですね。
僕にもそういえば辞め時を見失っているものがあるので、ちょっといい機会なので続けるか辞めるか考えてみようと思います。