海外進出への思いと考え方
Publish2011/09/14(水)
今日は僕の考える「海外進出構想とグローバル展開」について話そうと思います。
海外を視野に入れるということについて
「グルーバル展開」については、以前の起業成功塾に参加した際に海外展開というか海外に進出することについての話を聞いて以来ずっと考え続けれいるテーマなんですが、これは僕のように個人で活動をしている人であっても考えておくというか、視野に入れておくことが必要なテーマだなと思うんです。
現状の僕(ここでは=ふにすとしての自分という図式で話します。)は、Webの運用をメインに、制作も含めて考えても海外に展開するような事業内容ではありません。
そういうこともあって、その話を聞くまではリアリティがないというか、そもそもその必要もないから考えてすらいないというような状況でした。
例えば、制作者の視点だけで考えると、海外進出というのは自分のキャパを広げて海外でのサイト制作案件に乗り出していくというイメージなんだと思っていて、その場合今のキャパとか考えると分不相応なのではないかとか思うわけです。
そういうふうに考えていた部分があって、海外展開のこと自体を考えていなかったわけですが、よく考えてみるとその考えがとても視野の狭い意見だったなと気付かされました。
ここからは一般論ですが、これから日本の人口は確実に減ります。
今の人口統計の世代別比率や出生率などのデータを見ればここか何年か先の人口推移は予測ができるのですが、普通に考えて減るんです。
それはほぼ確定していることなので、変えようがないわけです。
これまでは日本国内だけで人口が十分だった=国内対象のビジネスをしていても問題なかったという時代ですが、これからはそうも言っていられない時代になることが分かっているんです。
それを分かっているのに何も対策をしないというのは、ちょっと無いと思うので何かしらの対策は必要だと思うんです。
この考えがベースです。
ではそうなった場合、実際に自分が取る対策は何になるのかなと考えてみました。
ふにすとしての具体的な行動と方向性について
漠然とした不安と向き合って考えていたんですが、ある方とお話をしているときにふと自分が進みたい道と方向性が見えてきました。
その方向性というのが
「海外進出する企業さんのWeb運用を手助けする」
という事です。
以前から感じていた「自分自身が海外に進出する」ということの妥当性は今も見出せないのですが、僕自身が外に出て行くという事ではなく、外に出て行く方を支援する為に、ネットのインフラでもあるサイトを活用する事で海外進出する方や企業が、より確度の高い海外進出を行うことができるようになるサポートがしたいと思いました。
もしくは、国内の会社の場合は日本に来られる海外の方を対象としたサービスへの対応の一環としてのWeb活用を提案するというような感じです。
具体的にいうと、作る部分で言えば世界共通のネットインフラになったともいえるFacebookを活用してサイト制作時にFacebookページを制作するだとか、海外用のサイト(多言語サイト)を制作するであるとかそういう部分です。
これまでの僕が制作していたスタンスは、やはり国内の方に依頼されて国内の人に向けて発信している情報がメインでした。
ですがこれからの少子高齢化社会が加速していく日本の市場を考えると、企業としてはやはり海外展開というのは必然的に視野にいれていくことだと思いますし、ネットを活用すればこれまでの高いコストが必要だった海外展開もコストを抑えて展開できるようになる時代が来ると思っていますし、実際に今がそのときだとも思っています。
これは時代の流れというか、中国の方の爆買いといわれる行動だったりで、すでにそのことを肌で感じる事もできているかと思います。
すでにそうであるのであれば、今からもその事をしっかり考える事は重要ではないでしょうか。
そしてその時に必要になるのは、やはりWebサイトだと思うんです。
そういう事を考えていたら、海外進出をする企業さんの手助けをする事が自分にとっての海外進出という事では無いかと思うわけです。
前置きが長くなりましたが、僕にとっての海外進出は「海外進出をする企業のWebサイトを通して海外進出を支援する」になります。
こういうきっかけを与えてくれたのも、打ち合わせをしたある方のおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです!!
既存のお客様への他言語サイトへの対応について
これからご相談いただく方については、最初の段階から他言語を視野に入れての提案になるので問題はないかと思うのですが、既存のお客さんに対しても同様に対応していこうと思います。
もちろん事業内容を考えて対策をする必要があるかないかを考える必要はありますが、基本的には全てのお客さんがその対象になるんではないかと思っています。
それぞれのお客さんに合わせて対応の提案を考えていますので、少しお待ちください。