ポケモンのカイリキー推しの全力さ加減がすごい。
Publish2015/12/11(金)
今日は前々からすごいなと思ってたけど、まだブログにはしてなかったなと思い出したのでカイリキージムのことから色々と思ったことを書きます。
カイリキージムが全力すぎてすごい
まず見て欲しいんですが、ポケモンだいすきクラブのコンテンツとして公開されている「キレてる!カイリキーGYM」が非常にすごいことになっています。
カイリキーはポケモンの中の1体ですが、どちらかというと存在的には地味なキャラです。
今のご時世、伝説ポケモンだけでも相当な数がいますし、対戦で活躍できる人気ポケモンや、ピカチュウを筆頭とした可愛い系のポケモンなど、他に魅力的なポケモンが数多くいる中で、カイリキーはどれも微妙な立ち位置にいるポケモンといっても間違いないと思っています。
そのカイリキーが、なぜか今、このタイミングで激しくプッシュされています。
過去にもヤドン推しのヤドンの日とかのキャンペーンなどもありましたが、ここまで露骨に特定のポケモンをプッシュするというのはかなり異例です。
タイミング的にもカイリキーにスポットが当たるようなニュースなどもなかったように思いますし。
とにかくまずはカイリキージムのコンテンツを見てみましょう。
カイリキージムの全力推しの感じはすごく勉強になる。
カイリキージムのコンテンツは、この記事を公開した2015/12/11現在でも全てが公開されているわけではありません。
カイリキーを知る、カイリキーを楽しむ、カイリキー読み物など、それぞれのコンテンツがかなりのボリュームです。
個人的にはカイリキーが履いていると思っていたパンツはパンツではなく「模様だった」というカミングアウトがあったところにかなりの衝撃を受けました。
また、かいりき女子座談会という謎の多いコンテンツもありますし、ポケモンファンならずとも目が離せない話題性があります。
僕はポケモンが好きなので、この内容でがっつり持っていかれちゃってるわけですが、そうでない人から見ても「なんだこれ(笑)」と思うらしく、紹介した人にはかなり興味を持たれていることも分かってきました。
これは、たぶん、中途半端な面白さを目指すのではなく、やるならとことんやって常識を突き破る勢いみたいなところに理由があるという気がします。
「中途半端にするくらいなら、全力で突き抜けてやるぞ」というような企画者の思いを感じるわけです。
これは誰もが真似できることではないですが、この振り切った感はすごく勉強になりますね。
広く深くファンをつかむ企画と実行力
この企画を考えた人は、たぶん最初周りから「こいつ頭大丈夫か?」と思われていたのかもしれないくらい相当勇気がいる企画だったはずです。
しかし、そこをやりきったことで、結果としてこれまでポケモンのことを浅くしか知っていなかった層に対して「ポケモンおもろいやん」という印象をつけるということに効果的だったのではないでしょうか。
面白コンテンツは今世間でも溢れているので、ただ面白いだけという取り組みだと意味がないと思っています。
今回も企画は突き抜けている感じはしますが、コンテンツ内容は結構真面目にカイリキーの魅力を分析する内容になっています。
読むことでカイリキーに対する深い知識を得ることができますし、サイドストーリーを知ることでカイリキーに対する親近感も上がっていると思います。
この企画を考えた人が、ここから先にどんなビジョンを描いているのかはわかりませんが、現時点でもその企画力と行動力には頭が下がる思いです。
いちポケモンファンとして、今回の企画はすごくいいなと思うのと同時に、このくらいの吹っ切れた感じを出した仕事をしたいなと気持ちが高ぶる思いです。