売れてるアプリ「AngryBirds」の戦略を考えてみる!
Publish2011/08/09(火)
Update2018/10/08(月)
今日は個人的に最近はまっているアプリ「AngryBirds」の事について考えてみようと思います。
まずAngryBirdsとはどんなものなのかというところから。
AngryBirdsは世界で4000万人が遊んでるゲームだそうです。
参考記事
4000万人が遊ぶ超ヒットiPhoneゲーム「Angry Birds」、課金と広告モデルで月売上2億円超え
この記事が書かれたのが2010年12月9日なのでもう半年以上前のことなので現在ももっと多いと思います。
ゲームとしてはパチンコの変わりに鳥を飛ばして目的のものを壊せばいいという単純なものです。
いうより見たほうが早いと思うので以下の動画を見たらすぐ分かると思います。
Angry Birds In-game Trailer
シンプルですが中毒性のあるゲームでついつい時間を忘れてプレイしてしまします。
そんなAngryBirdsですが面白いだけではなくて売れるための仕掛けが色々考えられているのでそこを考えてみました(ここからが本題です)。
売れていると思う理由1.価格
先ほどの参考記事にもあるようにiPhone版では有料ダウンロードが1200万回もあります。
その理由として考えられる要因のひとつに単価があります。
単価としては大体80円くらいで売られているんですがここが一つ目のポイントです。
価格としてはかなり安い部類に入るゲームなんです。
ゲーム自体のクオリティとかは置いておいて価格面だけ考えてもかなり気楽に購入できる金額です。
売れていると思う理由2.色々なバリエーション展開
2つ目のポイントはゲーム自体の特徴です。
このゲームはシンプルがゆえに同じステージを何回もプレイすると結構すぐ飽きてくるんですが、派生している色々なバージョンで様々なステージをプレイする事が出来ます。
この「次は違うステージをクリアしたい」と思わせるところというのが重要なんじゃないかなと思います。
ちょっと話がそれますが、このゲームは基本的に飛ばす鳥の種類と配置する目標物のバリエーションさえ変えればほぼ無限にコンテンツを生み出す事が可能です。
この再生産性が高さが価格設定を安くできる事と、様々なバージョンをリリースしやすい事にかなり重要な要素になっていると思います。
売れていると思う理由3.ゲーム自体のクオリティ
そして忘れてはいけないポイント3つ目はなんといってもゲーム自体のクオリティです。
価格がどれだけ安かろうと色々なバリエーションで展開しようとゲーム自体が面白くなければここまで売れる事もないわけです。
面白い事の要因としてはキャラクターにもあるように思います。
この色々な形の鳥も何度か見ているうちになんだかかわいらしく見えてくるから不思議。
プレイすればするほど愛着がわいてきてしまうというのもゲームが面白いという前提があってこそだと思います。
といった感じでざっくりではありますが僕なりに理由と戦略を考えてみました。
最後にAngryBirdsのバイラルCMがすばらしいので紹介しておきます。
T-Mobile Angry Birds Live
AngryBirdsを考えてみて一番思ったのは「世界で愛されるコンテンツを作る。」っていう事です。