ここ最近の気になるWeb関連トピック「syncの無料化」「Picasaが終了」「リファラースパムブロッカー」「Googleの広告枠変更」
Publish2016/02/22(月)
Update2020/11/25(水)
毎週月曜の定例と化してきた気になるWeb関連ニュースのコーナーです。
今回は
- syncの無料化
- Picasaが終了
- リファラースパムブロッカー
- Googleの広告枠変更
について個人的な意見などを書きます。
syncの無料化
まず最初はsyncの無料化について。
https://www.wantedly.com/sync
syncは求人サービスをメインの事業にしているWANTEDLYがリリースしているチャットサービスです。
「ビジネスチャットの決定版」と謳っているサービスなので、チャットワークとかなり被っているサービスです。
個人間で使用するということではなく、グループチャットで使用することを前提としているようですが、実際に使ってみると結局はチャットワークでやってることを場所変えてやっているだけのような感じがしなくもありません。
しかも、このジャンルはslackもいるし、LINEだって競合といえば競合なので、なぜ今このタイミングで無料化(以前からあって有料だったようなんですが、使ってなかったのでなんとも言えません。)なんだろうという感じもします。
個人的にはあえてsyncを使うシーンというか他のものから乗り換えて使うメリットを見出せないでいますので、「こういう使い方だとsyncが生きるよ」という使い方を知っている人は教えて欲しいです。
Picasaが終了
続いてはGoogleが提供していたPicasaの終了に関するニュースです。
http://googlephotos.blogspot.jp/?hl=ja
Googleからの発表によるとPicasaは2016年3月15日の時点でデスクトップアプリのサポートを終了し、2016年5月1日から、PicasaをGooglePhotoに統合する形でサービスが終了することになります。
これは個人的にちょっと困ったなと思っています。
というのも、このブログに埋め込んでいる画像はPicasaにあるので、仮に統合によってこれまでの画像データを表示できなくなる形になると困るなということが原因です。
データ自体はGooglePhotoにあるので、データが無くなる訳ではありませんが、データの配信ルールが変わって表示されなくなったら画像の埋め込み部分を全て変更しないといけない訳で、これがかなり困った問題です。
統合後も今のデータにはアクセスして表示できることを切に願います。
リファラースパムブロッカー
3つ目はこれは便利と思ったサービスの「リファラースパムブロッカー」について。
https://referrerspamblocker.com
リファラースパムブロッカーは、オランダのデジタルエージェンシーチーム「stijlbreuk」がリリースしたサービスで、GoogleAnalyticsに混入するリファラースパムの最新リストを適用するサービスです。
GoogleAnalyticsに混入するリファラースパムはGoogleAnalytics側でもリストを更新して対応はしてくれていますが、やはりいたちごっこにはなっていて、結構面倒な問題ではあるわけです。
毎回見つけて手作業で追加していくのも骨が折れますし、なによりめんどくさいです。
そのめんどくささを解消して、安全にGoogleAnalyticsを見れるようになるのがこのサービスを使用する目的です。
ただ、かなり需要が高いためかサーバーが重くてなかなか設定が進みません。
あと、1日でリクエストできる数が8アカウントの制限があるようですので、それもあってうまくいかないのが悩みどころです。
Googleの広告枠変更
土曜日に発表された衝撃ニュースがこれ。
Google、ウェブ検索結果右側の広告枠を廃止へ
GoogleAdwordsのPCようの広告枠として長年活躍してきた右側の広告枠が撤廃というビックリニュースです。
これはかなり影響でそうですね。
Adwordsに出稿している広告主はもちろんですが、広告枠がファーストビューで少なくなる以上SEOの需要が高まるのは避けられない流れになりそうです。
GoogleはモバイルとPCのユーザー体験を同じようにする事を目的としているということのようですが、この変更で検索結果の市場は大きな転換点を迎えているのかもしれませんね。
まとめ
個人的に一番大きなニュースはやはりPicasaの事ですね。
もしもの場合の画像の移転先を考えないと。
あとは、リファラースパムの対応もそうですが、Web上でのスパムの多さには本当にどうにかならないものかなといつも思います。
インーターネットが便利なのに、よく知らない人が「怖い」と思う原因はスパムとかウィルスとか、悪意を持った攻撃があるというところはやはり根本的な問題ですね。
そして広告枠の変更はかなり大きいので、運用面での対応も考えておく必要があるなと思いました。