Twitterのサブスク「TwitterBlue」がはじまっています。
Publish2023/01/13(金)
このブログであえてニュースとしてお知らせしなくても話題になっているのでご存知のかたも多いかと思いますが、ネタ的に取り上げないわけにもいかないものなので紹介しますが、Twitterのサブスクサービスとして「TwitterBlue」がはじまりました。
TwitterBlueのニュースを見ると、これまであった認証済みアカウントの権利をお金で買えるのようなニュアンスでの取り扱いが多いように見受けられますが、よく内容を見てみるとたしかにその側面もありますが、本質的にはサブスクとして課金することでTwitter自体をより便利に使えるようになるサービスと考えるほうが正しいかと思います。
詳しくは公式で確認してもらうとして、それをふまえた上で課金するかどうかを検討するとよいかと思います。
個人的な課金判断のポイント
利用価格
とはいえ、そのままだとあまりに投げっぱなしなので個人的に課金するかどうかを決める際の判断基準となりそうなポイントを書いておこうと思います。
まずは、なによりも「で、いくらするん?」という部分が最初ですね。
その費用に見合ったサービスかどうかを判断するためには必要な価格を知るのは大前提なので。
TwitterBlueの利用価格ですが、この記事を書いている2023年1月時点では月額980円(税込)となります。
年間で考えると12,000円ほど必要ということになりますので、その費用を払う価値があるのかどうかが判断する際の基準となります。
このくらいの価格であれば、企業として考えれば高くはないと思いますが、個人利用だとけっこう強気な値段設定ですよね。
なお、この価格には注意点がありまして、ブラウザで購入する場合とiOSで購入する場合は価格が異なります。
iOS版の場合は月額1,380円(税込)となりますので注意しましょう。
個人利用でスマホからしか更新しないという場合のほうが価格が高くなるという感じで、個人利用者にとってはさらにハードルが上がっている状況なので、そこも判断が難しくなるポイントですね。
ブラウザ版は月額980円(税込)
iOS版は月額1,380円(税込)
露出のブースト
次に考えるポイントとしては、課金することによってツイートの露出がブーストされるという点です。
サブスクはイコール認証済みアカウントでもあるので、これまでの認証済みアカウントと同じように露出にブーストがかかったような状態になります。
購入段階でも「認証済みアカウントのツイートは優先的に表示される」と明記されている以上、課金している方が表示確率が上がっていることは確定しています。
Twitterを使って認知を広げたい、影響力を高めたいと考えているのであればこの点は外せないポイントになるかと思います。
ただし、Twitterでは規約の変更で外部SNSへの誘導となるようなツイートを制限するという変更が行われたこともあり(現在では取り消されているので問題はない…はず)、運営側の規約変更によって思ったようなPR戦略が取れなくなるといったケースも想定されます。
なので、実際にどういう運用を行う事を考えているのかを決めた上で、その運営方法は問題がないかどうかをふまえた上で考えるべきかと思います。
広告の排除
一般的に、無料で使えるサービスには広告がつくのですが、課金することで広告を排除することができるケースが多いです。
Twitterのサブスクの場合でも同様ではあるのですが、すべての広告を排除するのではなく、50%排除できるようになるということです。
全て排除できなければあまり意味がないのでは?と思いますが、Twitterの広告の性質上、タイムラインに存在する広告が有益なツイートであるケースも含まれるということを視野に入れての50%ということかと思いますので、その点をふまえて判断するといいかと思います。
ツイートの編集
最後のポイントとして、個人的にここが一番重要な箇所かもと思えるのが、ツイートの編集が行えるという点です。
もちろん編集には制限があり、「30分以内であればツイートを5回まで編集できます。」ということなので無制限にいつでも編集ができるということではないんですが、タイプミスや拙い表現があった場合にリカバリできる機能があるのは使用する際の安心感にはなるかと思います。
無料版だと編集できないのでツイートを削除するしかないわけなので、編集ができるのであればかなり便利に使えるようになるかなとは思います。
まとめ
個人的にはこの3つのポイントをふまえて、その機能に見合った費用かどうかを判断して課金するかどうかを決めるといいかなとは思います。
僕の場合は、まだもう少し様子見してもいいかなと思っているところです。
急いで決める必要は特にないかと思うので(先行者利益的なものがあるような内容でもないので)、ゆっくり考えて状況を見つつ決めようかなと思います。