LINE MALLが早くも終了した件について
Publish2016/03/07(月)
Update2021/02/11(木)
インターネット上ではサービスが現れては消え、現れては消えを繰り返しています。
今回はそんなよくあるサービス終了の中の一事例として、LINE MALLについて。
まずはこちらの発表を確認しましょう。
【重要なお知らせ】LINE MALLアプリの終了について
LINE MALLとは?
LINE MALLはLINEがリリースしているアプリで、LINEと連携して手数料0円で商品を出品できるフリマアプリです。
かなり手軽に商品を出品できるということと、LINE連携なので販売ルートも確立しているような雰囲気(実際どうかは未調査)もあって2013年12月のサービス開始時には結構話題になった感があります。
ただ、いわゆるこのフリマアプリという業界は、最近勢いがすごいメルカリをはじめとした数多くのアプリがありまして、戦国時代さながらの激しい競争がある業界でもあるわけです。
LINEとはいえそんなに簡単に成功するわけでもなく、経営的な判断から撤退を決意したということでしょう。
よくわからないうちに始まってよくわからないうちに終わってしまった感がある
始まった気になるサービスは一旦やってみようというタイプなので、サービス開始当初にアカウントを作ってはみたものの結局ちゃんと販売とかしなかったのでなんとも言えない部分はありますが、個人的には「なんだかよくわからないうちに始まってよくわからないうちに終わった」感じがしています。
まあちゃんとやってたらもう少し違った感想はあるのかもしれませんが…。
そんな風に思うのは何故なんだろうと考えていた時に読んだこの記事でもやもやが晴れました。
メルカリは本当に「世界を取る(かも)」と思った件
この記事はメルカリですが、要するにLINE MALLでも同じような感じで「まわりで使っている人がいない」感じというのはやはりすごく身近に感じる実感で、人気があるのかどうかを計りづらい要因にもなります。
あと、基本的にアプリ内で活動が行われているので、アプリを使わないとその実感を得ることができないというのも僕のこの実感につながっている理由なんだろうなと思います。
何がうまく行って、何がうまくいかないかを判断するのって本当に難しいなと思う
そう考えると、今あるアプリやサービスのどれがうまくいっていて、どれがうまくいっていないのかという判断をするのはすごく難しいなど思います。
正しい判断が下せるためには、そのアプリやサービスがどこの層に対してどのように訴求しているかという提供元側の視点だけじゃなく、利用者側の層の温度感を知る必要があるわけで、その部分が分からないからうまく判断ができないんですよね。
わかりやすい例でいうと、僕のようなおっさんが女子高生の間で何が一番流行っていてどういうものがいけてるのかが分からないように、世代や性別、地域やタイミングなどの複合的な要素を加味して判断できるかどうかになるので、やっぱりわからないことの方が多いわけです。
ブログで紹介しているサービスとかも、かなり僕の主観によるものばかりなので、実際のところどうなんだろうなとか考えると「うーん」と悩むところもありますが、このブログを読んでいる人にはそれなりに役に立つ情報になっているだろうという推測でやるしかないなと思っています。