10/1から日本でinstagramのセルフサーブ広告が始まるので、調べてみた。
Publish2015/09/28(月)
今日はinstagram広告の話をします。
広告を扱う人たちの中で最近話題になっている事の一つに、instagramで広告が出せるようになったというニュースがあります。
これは7月くらいに公開された情報なんですが、その当時は日本が対象外で海外向けになる事と、広告の最低出稿単価が500万とかそういう規模の話でしたので、面白そうやなと思いつつあまり現実味がありませんでした。
ですが、10/1からはじめるセルサーブ型広告では広告の出稿単価がかなり下がるみたいなので、あまり広告にも詳しくないので調べてみる事にしました。
以下が調査してわかってきた事ですが、なにせ広告が専門ではないので間違いがあれば指摘してください。
instagram広告の種類は3種類
instagramのサイトに掲載されている広告の種類を確認すると、「画像広告」「動画広告」「カルーセル広告」の3種類が用意されているようです。
https://business.instagram.com/advertising/
画像と動画はもともとinstagramで扱っている内容なので、このイメージだと広告としての認知というよりも自然な形でアプローチできそうな感じがしますね。
カルーセル広告は実際にどういう動きなのかが見てみないとわからないのでなんとも言えませんが、かなり面白そうな予感です。
どの広告の形も、すごく自然にコンテンツの一部と同化して見えるので、広告感はないですがその分興味を持つユーザーに的確にアプローチできそうな気はします。
広告のクリエイティブがモノを言うので、デザイナーの腕の見せ所ですね。ワクワクします。
広告はFacebook広告経由で出稿可能
instagram広告が面白そうだなと思ったら、じゃあ実際にどうやって広告を出すんだろうと思うんですが、instagram広告はfacebook広告での出稿になります。
え?と思う人もいるかもしれませんし、少し混乱しがちですがinstagramはFacebookが買収しているので広告管理もFacebook広告で行うようです。
実際にFacebookの広告ガイドを見てみるとinstagramの事が書いてあります。
広告ガイド
広告管理画面を確認してみましたが、まだそれっぽいものがありませんでしたので、10/1から導入されるんでしょう。
どんな感じになるのか楽しみです。
10/1以降のfacebookのパワーマネージャーをチェックして追記します。
広告に関する所感
かなりざっくりな事を書きましたが、広告が専門ではない僕からするとやっぱりまだピンとこないです。
とりあえずやってみないと詳しい事はわからない気がするので、広告を配信して確かめたいところです。
広告というと日本では特に「邪魔」に見られがちで悪いイメージがあるような気がする(あくまでも個人的な感想です)んですが、instagram広告のようにクリエイティブ次第で勝負できる広告はすごくいいと思うんですよね。
というのも、例えばinstagram広告でスーパーのチラシみたいなデザインの「広告」ってわかるようなデザインのモノが流れてきてもだれもいいねしないと思うんです。
instagramのように「見た目」で楽しむコンテンツに、どういう刺激や視点を加えるかということで興味喚起ができると思うので、これまでの「広告」と言うイメージを覆すことができるかもしれません。
また、そのデザインを行う上でもきちんとターゲッティングする必要もあるので、マーケッターとデザイナーの協業なくして効果は出ないという部分も面白いと思います。
デザインする場合は、広告ポリシーで禁止されている項目以外であれば自由に表現はできるので、その制約の中での表現もどういうモノが出てくるのかというのも楽しみです。
10/1以降は間違いなくこのあたりのことが注目を集めると思うので、まだ知らなかった人はチェックしておくといいと思います。