画像生成AIのDALL·Eもけっこう面白い
Publish2023/03/10(金)
Update2023/03/25(土)
最近もっぱらAIを触っていろいろな可能性を探っているでぐちです。
最近はニュースでもChatGPTのことを取り上げることも増えていてAI界隈のニュースがアツい感じです。
ふにすでもChatGPTは利用を始めており、かなり好感触を得ています。
ChatGPTの内容をそのまま使うということはまだしていませんが、アシスタント的な使い方で非常に役立っています。
フリーランスでやっている人や一人事業主でしている人にとってはかなり便利ですね。
で、今回はChatGPTを開発しているOpenAIが開発している画像生成を行うことができる「DALL·E」についての紹介です。
DALL·Eとは
先ほども書きましたが、DALL·EはChatGPTを開発しているOpenAIが開発している、画像生成を行うことができるAIを使用したサービスです。
画像を生成するAIにもいろいろな種類がありますが、今一番勢いがあるChatGPTの開発元が運営しているということで、DALL·Eが普及する可能性が非常に高いのではないかと思っています。
DALL·Eの使い方はかんたんで、DALL·Eのサイトにアクセスして表示される入力欄に作成したいイメージの指示を記載して「Generate」ボタンをクリックするだけです。
実際に作成した画像を今回の記事のヘッダーに使っていますが、無料で作成しているとは思えないくらいのイメージにはなっています。
細かい部分を見ればあまりよくないなと思う点もありますが、それでも可能性は感じます。
なお、イメージの指示を記載する際の注意点として、DALL·Eは日本語も理解できるようですが得意ではないようなので、指示は英語で行うと精度の高い画像を生成することができます。
英語での指示が難しい場合は、DeepLなどで翻訳文を作成し、その文を使用して指示するといいかと思います。
DALL·Eを使ってみた
実際に何個かイメージを作成してみたので結果をお伝えします。
これをそのまま使えるかというと内容次第かなという部分はあるかと思いますが、これは記事を書いている2023年3月段階での結果なので、今後のAIの進化でさらに改善していくことは疑う余地がないかなと思います。
まずは、画像生成AIを抽象的に表現するイメージの作成を頼みました。
指示通り、抽象的な絵画っぽいイメージが作成されています。
このイメージを作成するのにかかった時間は、15秒くらいだったのですが、体感的にはかなり早くできた感じはしています。
次に、画像生成AIを動物に例えて表現してみてという指示を出しました。
指示の内容が不明瞭な感じであえて依頼したんですが、思ったよりも意図を汲み取ろうとしている感じではありました。
ただ、ドンピシャな感じではないので、やはりどういうふうに指示を出すのかが重要だとわかります。
それをふまえて、馬と鹿を比較してほしいという指示を出したところ、かなりピンポイントに目的のイメージに近いものが出てきました。
指示内容が明確だと結果にも反映されやすいということがわかります。
まとめ
この記事を書いている現段階では、コンテンツの挿絵的なものなどであれば実用できそうですが、メインを飾るような扱いには足りていないと思います。
ただ、AIの進歩はすごいスピードで行われているので、そう考えるとこの時点でこのクオリティなのであれば、来年の今頃には使われているのが当然というくらいになっている可能性もあります。
ということで、ChatGPTだけでなくDALL·Eも注目しておくとよいかなと思います。
追記
DALL·Eを使用したサービスとしてBing Image Creatorが公開されています。
画像生成系のAIの展開も早いですが、BingはChatGPTとの連携もしていたのでDALL·Eも連携するのかなと思っていたのですが、やはり同じ流れになった感じです。