Googleアカウントの削除ルールが変更になっているので注意
Publish2023/07/28(金)
今回は、Googleからメールが来て知った話をしようと思います。
件名にもあるように、Googleアカウントの削除ルールが変更になったので注意が必要ですという内容です。
Googleから来たメール(一部のみ抜粋)
こちらがGoogleから来たメールです。
このメールの中で触れられている、特筆すべき点を紹介します。
また、同じ内容がGoogleのブログでも公式発表されているので、その内容も合わせてみると以下のような感じになります。
無効な Google アカウントに関するポリシーを更新しました
- Googleアカウントを2年間使っていない場合、削除の対象となる
- 実際に削除が開始されるのは最速で2023年12月1日から
- 作成から一度も使用されていないアカウントを優先して対応が行われる
- 削除対象アカウントには、削除前にアカウントのメールアドレスと再設定用のメールアドレス両方に、複数回の通知は行われる
- 削除されたアカウントの再取得は不可
アカウントを削除されないようにするには?
使用していないアカウントでも削除されたくない場合は、ログインした上で以下のどれかを行えば対象から外れるということです。
また、サブスクリプションが適用されて支払いを行なっている、YouTubeに動画をアップロードしている場合は非アクティブでも削除されないということのようです。
この点をふまえて、とりあえず削除してほしくないGoogleアカウントがある場合は2023年12月1日までに下記のいづれかを行なっておきましょう。
- メールを読む、送信する
- Googleドライブを使用する
- YouTubeで動画を見る
- GooglePlayストアからアプリをダウンロードする
- Google検索を使用する
- 「Googleでログイン」でサードパーティ製のアプリやサービスにログインする
この中だと、検索とYouTubeの閲覧が難易度低くて対応しやすそうな感じですね。
削除ルールの変更を見て思うこと
Googleアカウントの削除は、普通に利用しているユーザーからするといきなり行われたら困ると思いますが、今回の場合は2年以上も何もしてないアカウントが対象です。
仮に削除されることになったとしても、2年以上何もしてないアカウントなのでほぼ捨て垢なんじゃないかなと思いますので、削除されたアカウントで損害が出るというケースはあまりなさそうです。
また、削除前に何度も通知をするということで削除に対してオプトインが行われていることを考えればGoogle側での配慮は十分に思います。
Googleとしても、いつまでも捨て垢のための領域を確保するのもコストがいるので、不要なものは削除してしまいたいという気持ちも理解できます。
Googleアカウントを普段から使っているユーザーにはあまり関係のない話なので、一般的な利用を行なっている場合は今回の案内での影響もほぼないと思います。
複数のアカウントを使用していて、かつそのアカウントがなくなると困るという方は対応しておくことをお勧めします。