Yahoo!タグマネージャーとSitemapsの更新pingが廃止になります。
Publish2023/06/30(金)
今回は2つのサービス終了のニュースを。
最近サービス終了のことを書くケースが増えてきているけど、これも時代の流れで「使われないものが淘汰されている」ということなので、需要がないと消えるという諸行無常な感じがまたちょっとエモいなとか感じたりする。
Yahoo!タグマネージャーが2024年6月30日(日)に終了
まず最初はYahoo!タグマネージャーの終了について。
Yahoo!タグマネージャーのサービス終了について
この記事にもあるように、Yahoo!タグマネージャーは2024年6月30日(日)にサービス終了の予定(変更になる可能性もある)です。
タグマネージャーといえば、GoogleTagManeger(以下GTMと略)が一強といえる状況で、このニュースを聞くまでYahoo!タグマネージャーのことは僕も忘れてました。
Yahooで広告を配信する場合は、Yahoo!タグマネージャーを使用したほうが便利だったりするのですが、Yahoo広告を使用しないのであればGTMで管理したほうがやりやすい側面が多く、Yahoo!タグマネージャーの優位性を考えるとあまりないなーという感じだったので、このニュースを聞いて納得感というか、やっぱりそうなるよねというのが正直な感想です。
Yahoo!タグマネージャーの終了まではあと1年ほどあるので、これまで使用していた人はYahoo!タグマネージャーのタグの削除をしておきましょう。
発表によると、以下のような感じでタグの削除を推奨しています。表示速度に影響が出るのはちょっとかんべんですよね。
あと、代替機能の用意もないということなので、使用してるタグがある場合はGTMで設定するなどの代替手段は自分で考える必要があるかと思います。
お客様のサイトからユニバーサルタグを削除してください。2024年6月30日の機能停止後もユニバーサルタグを設置したままの場合、サイトの表示速度に影響することがあります。
Yahoo!タグマネージャーの代替機能はありません。サービス終了後は他社のサービスをご利用いただくか、タグマネージャーに登録していた各サービスが提供するタグをご利用ください。
Sitemapsの更新pingが2023年12月頃に廃止
次のニュースはSitemapsの更新pingの停止です。
このニュースを聞いてピンとこない方は、そもそも影響することはないのでスルーでいいと思います。
Sitemapsの更新pingを利用して、活用しているのは多分ごく一部で、多くの人にはほとんど影響がないかと思います。
ニュースのソースはこちら
Sitemaps ping endpoint is going away
対象となっている人は、配信しているRSSのフォーマットの変更が推奨されていますが、そのままになっても何も影響は出ないということですので、重要性を感じている人以外は特に何もしなくても問題ないという状況です。
なお、Sitemapsの更新pingが停止になるのでSearchConsoleで送信されるサイトマップも意味がなくなりますが、このケースでも放置で問題が発生することはないということです。
ということで2つのニュースを書きました。
該当する方は対応の予定をしておきましょう。