G Suite無償版の提供終了について
Publish2022/01/28(金)
1/20に発表になってある程度話題にもなっていたのですでにご存じの方も多いかと思いますが、2022年5月1日以降はG Suite無償版の提供が終了します。
従来の無償版 G Suite
G Suiteは現在はGoogle Workspaceという名前で提供されるサービスになっているのですが、無償版の終了後はサブスクリプションでの提供となるので注意しましょう。
また、このニュースを見ていてけっこう勘違いされている方も多かったので、気になった点を書いてみます。
無償版の提供が終了するのはG Suiteを使用しているユーザーだけ
まずこのニュースでよく見受けられた多分間違っているという認識の多くは、個人で利用しているGmailが有料化するというものです。
今回の対象はG Suiteになるので、個人で利用しているGmailが有料化するわけではありません。
G Suiteの利用している多くのケースは、独自ドメインでのGmailの使用をしているケースというのが多いかと思うのですが、このケースの場合はそもそもの利用対象が個人ではなく法人もしくは事業者になります。
ふにすでもG Suiteを利用していますが、その運用実態としては@funnis.netのメールアドレスをGmailで使用するために設定しております。
G Suiteの他の機能は特に使用していませんが、こういうケースが多いのではないのかなと推測しています。
その場合、個人利用のGmailはこれまでどおり無償で利用できるので、@funnis.netのメールアドレスを有料で使用するかどうかを決めればいいという判断になります。
Google Workspaceの月額最低料金は680円。年間だと8160円
次に気になるのは、じゃあ一体月額いくらが運用費としてかかるのかというところ。
Google Workspaceのプランを確認すると、Google Workspaceの月額最低料金は680円で、年間だと8160円というふうに記載されています。
この金額を高いと取るか安いと取るのかはそれぞれの判断ですが、個人的にはまあそんなもんじゃないのかなといった感じです。
ただ、この価格はふにすでの使用用途のように必要最小限で事足りている場合の選択肢ではあるので、けっこうがっつり使用していたり、企業規模が大きい場合などは異なるプランを検討される法が良いかなとは思います。
まとめ
これまで無償で使用できていたサービスが有料での対応になると拒絶反応が起きるのはわかるのですが、逆にこれまで無償で使わせてくれてありがとうというように思うようにしています。
その方が心の安寧が得られますので。
G Suiteの場合は2012年12月6日から新規の無償版提供を終了していたので、いずれサービス終了もしくは有料でのサービス継続という道はある程度見えていました。
サービス終了になったほうが個人的には困っていたので、課金して継続できるのであればそのほうが助かるケースのほうが多いかもしれないです。
もしくは、この機会をきっかけにサービスの継続を検討したり見直すということで、不要な経費の見直しとするいい機会だと考えるというのも一つの考え方かと思います。
なんにせよ、この機会に必要不要も含めて考え直すしかないですね。