サイト運用の現在と未来を考える

Publish2014/03/18(火)

今日は違う事を書こうと考えていたのですが、僕がいつも参考にしている長谷川恭久さんの記事でとても考える事があったのでそれについて書こうと思います。
書こうと思ったきっかけになった記事はこちら。
なぜ緊急時になるとデザインが崩れるのか
緊急告知の時に、ある程度運用がしっかりしているはずの大手ですらデザイン度外視になる件について書いてあったのですが、僕はその部分ではなく根本的な問題としてあげられている「日本のサイト運用担当者の数について」の言及がとても面白いと思っています。
というのも、僕のような中小企業専門だと特にそうですが、大企業ですら運用担当者が1人か2人くらいしかいないという現実は、実はあまり知られていないのではないかと思ったからです。
サイトの受託を行っている会社だと「まあそんなもんかな」と思える事なんですが、その事を知らない人は意外と多いのではないかと思います。
僕もそんなもんかなと思っていた口なので、その点を指摘されて少し考え直さないといけないなと思いました。
もちろんそうなる理由もある事も分かっていますし、記事に書いてあるように「宣伝スペース」的な立ち位置だと予算も限られてくるので、企業におけるサイトの在り方自体の問題もはらんではないますが、そろそろその辺りも考え直さないといけない時期ではないかとも思います。

Webサイト運用の今と昔

現在の状況としては、ご存知の方も多いかと思いますが過去主流であった「サイトの更新を外部に委託する」という事はかなり減ってきています。
これにはCMSの導入などのインフラ面での整理による効果や、修正に対する対応速度の面で外部に委託していると時間がかかりすぎる、独自のノウハウを社内に蓄積させておきたいなどの面から自社内で運用を行う企業が増えてきている事が理由としてあげられます。
少し話がそれますが、今は昔と違って、専門的な知識がなくてもホームページが持てる時代です。
サイト制作会社のお客さんであった企業が目的とする「サイトを公開(取得)して、売上を上げよう」という最初の段階はすでにだれでもできる事になりました。
サイト制作の専門家が必須な時代ではなくなっています。
もちろん高度なスキルが必要なサイトや、専門家でないとどうにもできない事例もありますが、それはあくまで付加価値としての専門家であり、必須な事ではありません。
サイトの制作が簡単になると、制作者が必要なくなりますので、必然的に外部の相談先もいなくなります。
そして、運用に対するコストもなぜか一緒に切り詰められたりするものです。
その結果、現状では一人もしくは少数でサイトを運営していくというようになってきています。
担当者がいればまだいいですが、他の業務と兼任する場合もよくあります。
そうなってくると担当者にかかる負担はとても大きくなり、記事で紹介されているような状況になります。

Webサイト運用の未来について

現在そういう状況なので、これから先を予測するとその流れもさらに加速するのはほぼ間違いないかと思います。
サイトは自動で作られ、必要な時にはクラウドソーシングなどのサービスで必要部分のみを外注する事も一般的になるかと思います。
もしかしたらそれすらなくて完全に自動でできるようになる可能性もあります。
そこで考えるわけですが、話を戻して恭久さんの記事であった「webチーム」という考え方がすごくいいなと思うわけです。
サイトの制作は自動化できる部分ですが、サイトの運用は相手が人間という事もありますのでやはり人間がしなければいけないし、する必要があると思います。
現状はその担当者が一人もしくは少数なのでうまく活かしきれていないのだとすれば、チームになってそこを対応する事ができれば運用の新しい道が見えてくるのではないでしょうか。
幸い、時代はどんどん便利になって物理的に会社に常時いなくても外から仕事を行う事ができる便利な時代です。
人数を確保するという部分の問題さえ解決できれば、チームの誰かが更新をできる状態を作る事も可能で、不測の事態でも迅速に対応できるようになります。
時代が環境を作る力を牽引してくれるのであれば、それにそって新しい形の仕事のスタイルを「サイトの運用」という形で実現できるのではないでしょうか。
これから少子高齢化に向かう中で、おそらく僕の時代には年金もらってリタイアみたいな生き方はできないでしょうし、きっと仕事は何かしらの形で続けたいとも思いますが、チームという形であれば一つの解決の糸口になるかもしれません。
妊婦さんや怪我で動けない人でも、自分の生活の時間の中で可能な範囲で働く事ができるという選択肢があるとないとでは大きく違うでしょうし、そういう点でもチームという形はありだと思うのです。
話が少し横道にそれましたが、要はこれからのWebサイトの運用はチームで行うというのが一般的になる時代がくる、来て欲しいと思います。
その際に、社内のみという事ではなく、僕のような外部のWebに詳しい何人かをチームに組み込む事でより強いチームができるのではないかとも考えています。
最後は少し宣伝臭くなってしまったのですが、こういう未来は考えるととても楽しいです。

記事の著者:ふにすでぐち

ふにすでぐち

1978年生まれ。企業のWeb活用をテーマに、Web運用を中心とした戦略的な企画立案、サポートやホームページ/Webサイトの構築などを行っています。
5年間のWeb制作会社勤務後、2年間のフリーランスで「フニス」として活動後に法人化し、2012年7月「ふにす株式会社」を設立。
Web運用の情報や考え方などを発信するブログ「ふにろぐ」を定期的に更新し、情報配信をしています。
本社のある大阪府高槻市で「ふにすWeb相談所」を開設し、
地域の方々に気軽にWebのことを相談できる場所として、より多くのWeb運用の問題解決をするために活動しています。
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