ブログが続かない人の傾向と対策などをざっくりと考えてみる。
Publish2017/01/17(火)
今日は、いつも「あんまり言わんほうがいいがいいかなー」と思いつつ、最近言いたいことが言えていない(チキンゆえの弊害)のもモヤるので、久々にちょっと厳しめのことを書きます。
これ読んでグサリとくる人もいるかもしれませんが、その場合は反省のきっかけにしてもらえるとうれしいです。
この記事の前提
過去の経験から、こういう記事を書くときにはまず前提をきちんとすることが大切なので、今回もこの記事の前提を書いておきます。
この記事の対象は、自分で「ブログを更新する」と発言しているけど、実際のところその成果が出ていない=きちんと更新することができていない人です。
「ブログは気が向いた時に書く」と考えている人とか、「定期的に更新することを目標としていない」人はその限りではありません。
あと、「ブログを定期的に更新しようと心の中では思っているけど、口には出していない」人もその限りではありません。
それをふまえて読んでください。
ブログが続かない人の傾向
まず、ぼくが観測できる範囲内で、「ブログを更新する」と宣言しつつブログが更新できない人の傾向と理由などをリストアップします。
- 仕事が忙しく、ブログを書く時間を捻出できない
- ブログに何を書いたらいいのかわからない(ネタがない)
- 単純にブログを書くスピードが遅い
- 優先順位をきちんと決めていないのでブログを後回しにしている
- 「忙しくて」「今日は疲れて」などの言い訳で逃げている
他にも色々ありますが、大きなところではこの辺です。
この傾向と理由をもとに、こうするといいんじゃないかといいう案とか、方法とか考え方を書きます。
ブログを続ける事ができない人が続けるために行うといいんじゃないかなということ。
仕事が忙しく、ブログを書く時間を捻出できない場合
まず、「仕事が忙しく、ブログを書く時間を捻出できない」という場合については、日々のスケジュール管理に問題があると思います。
例えば、ブログを書く時間がだいたい1時間だと仮定すると、24時間のうちの1時間をブログを書く時間として確保すれば、時間は捻出できます。
その時間を確保するための方法としては、「趣味に使っている時間を減らす」「睡眠時間を1時間少なくする(1時間早く起きるとか、1時間遅く寝るとか)」「仕事を1時間早く終わらせてブログの時間に充てる」とか、いくらでも時間を作る方法はあるはずです。
逆にそのくらいの時間を捻出することが難しいというのであれば、すでに「ブログを定期的に更新する」というのは無理なので、その目標は撤回した方がいいと思います。
時間が捻出できるようになってから、その目標に着手すればいいのではないでしょうか。
時間を捻出する方法としておすすめの方法は、「物理的にブログの更新時間を決める」という方法です。
例えば、「お昼ごはんは12:00-13:00」と決まっている状態があるように、自分の生活の中でどの時間をブログを更新する時間とするかを決めて、日々の予定に組み込んでしまえばいいわけです。
ブログを更新する時間が決まった時間なのであれば、その時間に集中してブログを書くこともできるので、時間を調整する必要もありません。
ブログに何を書いたらいいのかわからない場合
次に、「ブログに何を書いたらいいのかわからない」場合は、多分ブログを更新するということだけが目標になっていて、「なんのためにブログを更新するのか」がきちんと考えられていないことが原因です。
「何を書きたい」というテーマが決まっていなければ、定期的にテーマを決めて書く感じになりますが、その場合モチベーションを維持することが大変です。
テーマが決まっていれば、そのテーマを深く掘り下げてもいいし、テーマを広く解釈して自分の考え方を書くこともできるはずです。
ようするに、スタートの時点で考えが足りていないことが原因ですので、いったいなぜ自分は「ブログを更新したいのか」ということに向き合ってから始めたほうがいいと思います。
ブログのネタに困る場合の解決策としては、ブログを書いている途中で「次はこれを書こう」と決めることです。
ブログを書いていると、「今回はその話じゃないけど、このことは書いておきたいな」という内容が頭に浮かんだりします。
しかし、そのことも時間の経過で忘れたりするので、ブログのタイトルとかに書く内容について書いてタイトルだけメモって下書きにしておくとかすることで、「次にこれを書こう」というアイデアとモチベーションを確保することができます。
その他にも、日々過ごしていて思いつく「このことも書こう」というアイデアをどこかに書いていくことで、ブログのネタは必然的に確保されていきます。
単純にブログを書くスピードが遅い場合
「単純にブログを書くスピードが遅い」場合は、それこそ記事をたくさん書いてスピードアップを図るかしかないでしょう。
日々の更新のために、時間を計測して1記事を書くために必要な時間を少なくしていくなどの目標を設定すれば、その問題はいづれ解決すると思います。
優先順位をきちんと決めていないのでブログを後回しにしている場合
「優先順位をきちんと決めていないのでブログを後回しにしている」場合は、スケジュール管理と同じで、管理能力の不足が原因でしょう。
物事には優先順位があるのは当然で、ブログを書くことよりも大切なことがたくさんあるわけです。
であれば、ブログを書くことよりも優先順位が低いものは後回しにすればいいだけの話です。
ブログを書くことよりも優先順位が低いものがない場合は、要するにブログを書くこと自体の優先順位が低いということなので、そもそもブログを更新すること自体に価値を見出していないということです。
そのくらいのものであれば、目標は撤回してしまったほうがいいんじゃないでしょうか。
この場合の解決方法としては、今のタスク(今回はあえてこう書きます。)の洗い出しと、優先順位付けをやってみることです。
おそらく優先順位の付け方がふんわりとしているので、現状のタスクをいったん全て書き出して、それぞれの項目に優先順位をつければ、問題は解決するかと思います。
言い訳で逃げている場合
「言い訳で逃げている」場合は、言い訳をするということは後ろめたさの証明でもあるわけなので、「自分としては不本意な状況だ」ということを認識している状態ではあるわけです。
言い訳をしてしまうのは、「今回はだめだったけど、次回はよくしよう」と思っているからなので、一見前向きに見えます。
しかし、実際のところは問題を先送りにしているだけだったり、言い訳を自分の免罪符にして不本意な状況から目をそらしているだけだったりします。
ブログの更新ができない一番大きな要因は、こういう人間の心の弱さだったりするんですよね。
人間誰しも弱いので、逃げれるのであれば逃げたくなるんです。
個人的には、逃げたいときには逃げた方がいいと思っていますが、今回の場合は「自分でやるって宣言した」わけなので、それであれば逃げるのではなく、目標を撤回するほうがいんじゃないかなと思います。
言い訳への対策としては、言い訳をした場合に自分に対するペナルティを課すといいと思います。
別にそのことを公言してもしなくてもどっちでもいいんですが、逃げ道を塞ぐようにするための一つの方法としては有効です。
おそらく「ブログを更新する」ということを公言しているのは宣言の力みたいなことだと思うんですけど、所詮それは人任せというか人に頼っているだけでしかないわけで、その状態では自分自身と捉え方としては弱いわけです。
自分へのペナルティを課すなどの、ストイックさを身につければ、人頼みの状況から脱去することもできるかと思います。
ただ、問題はそれができる人はそもそもそういう状況に陥っていないという問題はあります。
なので、自分への対応がどうも甘いなという方は、「自分に厳しく接していることができているのだろうか」を見直すところから始めたほうがいいかもしれませんね。
言葉にするのであれば、そこに自分の覚悟を乗せないとね
今回こうやって偉そうに書いたのは、一言で言えば「自分でやるって言ったんやから、きちんとその覚悟を示したらいいのに」と思ったからです。
すごく冷めた言い方をすると、人のブログが更新できていようができていまいが、その人以外からするとそんなに大きな出来事ではありません。
なので、「ブログを更新する」と宣言し、その宣言が実行できていなかったとしても、そのことについて他者から何か文句を言われたりすることもあまりないわけです。
そのため、言い訳がしやすい状況になりますし、いくらでも逃げ道は作れます。
ただ、誰も何も言わなかったとしても、「あの人ブログ更新するっていってたけど、全然更新できてないな」という印象は残ることもあります。
(これについては、ぼくがそう思うだけなので、人によっては全然気にしていない人もいます。あくまで一例です。)
そういう状況っていうのは、ぼくがブログを書き続けていた理由でもある「ブログをきちんと更新しましょうって提案している人自体がブログを更新できていなくてダサいし、言葉が薄っぺらいよな」問題の本質だったりもするわけです。
有言実行がいいとはいいませんけど、言葉として出すのであれば、それを行動として示すというのはすごく大切なことだと思います。
(極論言えば、できそうにないなと思ったら何も言わないほうがいいんじゃないかとすら思う。あくまで個人的にはですが。)
ブログ更新できてない人がブログ更新しましょうって提案するうすっぺらさのようにみっともなくなるので、覚悟を決めて取り組むしかないんじゃないでしょうか。
長々と書きましたが、「自分でやるって言ったんやから、きちんとその覚悟を示したらいいのに」と本当に思います。
こちらからは以上です。