お客さんに評価されやすいコンテンツ作成方法(基礎編)
Publish2021/06/17(木)
今回は、コンテンツ作成をする際の基礎的な考え方をおさらいする意味でまとめてみようと思います。
今回紹介するのは、基本的に基礎的な内容になるので、実際に作成する場合は紹介した内容を組み合わせたり、違う切り口で構成してみたりと行った変化をつけることが必要なので、その点はあらかじめご了承ください。
競合/類似する商品/製品/サービスと比較する
まず最初に紹介するのは、自社の商品/製品/サービスに類似しているもの、競合しているものがある場合は、比較するというパターンです。
人はものやサービス単体では評価が下せない場合ということがあるのですが、比較することで自社の商品/製品/サービスの相対的な評価を下すことができ、理解度が高まる効果があります。
もちろん場合によっては比較はできない場合もあるかとは思いますが、比較する事ができるものの場合は積極的に比較するといいと思っています。
比較することで発生するメリットというか、一番のポイントは「選択肢のリストに入る」ことにあります。
商品/製品/サービスを購入する場合、他の商品/製品/サービスと比較して好ましいものを選択したいという心の動きがあるので、比較をするということは購入の後押しになります。
また、比較することで選択肢の一つと認識されるので、買うことを前提として考えるようになる効果もあります。
比較しない場合の選択肢としては、「購入する」「購入しない」「検討する」といった選択肢になりますが、比較することで「どちらの商品/製品/サービスを購入するのか」という選択になるため、高倍率の上昇という効果も期待できます。
商品/製品/サービスの強みと弱みを明記する
次の手法としては、自社の商品/製品/サービスの強みと弱みをきちんと明記するということが大切です。
強みを記載することは、比較とは違ったアプローチですが、お客さんのニーズを満たす強みがあるのかを印象づけることができますので、成果に繋がる可能性が高まります。
また、「この商品/製品/サービスにはこういう特徴があるんだ」というように、提供側が理解しているけどお客さんには伝わっていなかったことをしっかりと伝えることができるという側面もあります。
弱みを記載するという部分については、基本的には商品/製品/サービスの弱みを前に出すのは提供側からはしたくないような感情があるかと思います。
しかし、弱みを記載することで「こういうことを期待して購入したのに、実現できなかった」という不満を回避することができる場合があります。
お客さんからすると、購入してからの期待を裏切られるのはかなりマイナスイメージが大きいので、先にできないことや弱みを記載することでミスマッチを減らし、がっかり感を抑制する事ができるようになります。
同様の機能や類似する商品/製品/サービスがある場合は別の選択肢として提示する
その次の手法は、自社の商品/製品/サービスで、類似している商品/製品/サービスや同じ機能を有している商品/製品/サービスがあった場合には、同一ページ内で紹介するというのも効果的な方法です。
お客さん側からすると、紹介された商品/製品/サービスよりも、同様の商品/製品/サービスがあるのであれば、そっちのほうが正解に近いというケースがあります。
こちらも、購入後に「そういうのがあるならそっちにすればよかった」という感情をいだかせることがなくなるので、お客さんに安心感を提供することに繋がります。
また、前述の比較検討のリストに自社の商品/製品/サービスの違うものが入ることで、より自社の商品/製品/サービスを選んでもらえる確率が上がります。
異なる機能のものでも、同じ結果を出せるものがあれば紹介する
先ほどの場合は同様の機能や類似する商品/製品/サービスという場合でしたが、同様の機能や類似してなくても、結果として同じ結果に繋がる可能性のある商品/製品/サービスの場合も同じページ内で紹介するというのは選択肢を広げる意味で重要です。
お客さん視点からすると、目的の商品だと思って確認していたけど、実は別のパターンとして提案された商品/製品/サービスの方が希望している結果に繋がりやすいものだった場合というケースもあります。
この場合、お客さん側で認識できていなかった選択肢の提示ということになるので、そのまま購入してもらうよりも「よりよいものを選択できてよかった」という満足感を得た状態で購入してもらえることになるので、お客さんからの評価は通常購入した場合よりも評価が高くなります。
違った切り口でアプローチして、同様の結果を残せる商品/製品/サービスがある場合には、積極的に紹介する事をおすすめします。
まとめ:お客さんの評価されることは結果を出すための第一歩
今回紹介したこれらの内容は、お客さんにとってみると自分の求めている結果を出すための最善の手法を提案してくれているということと同じ意味合いになります。
そのため、お客さんが自分自身の意思で購入するよりも、満足感を得てもらい、信頼感を持ってもらえることになります。
それは結果として評価が上がった状態になり、結果を出しやすい環境を作ることに繋がります。
このように、お客さんにとっての最善を提案する姿勢をコンテンツ側で出すことは評価に繋がりますので、コンテンツ作成をする際の基本的な考え方として覚えておくとよいかと思います。