URLの正規化で被リンク分散を防ごう!
Publish2012/02/15(水)
今日はSEO的な話を少しします。
サイトやブログを更新していると別のブログで取り上げられたり、リンクをシェアしてもらったりする事がありますよね。
リンクをはってもらえると外部からのリンクを獲得する事になるので自分のサイトの被リンクが増えていい事なんですが、ちょっと注意しておく事があります。
それが被リンク分散です。
僕のブログで説明すると
<a href="https://funnis.net/blog">https://funnis.net/blog</a>
とリンクをはってもらうのと
<a href="https://www.funnis.net/blog">https://www.funnis.net/blog</a>
ではリンクの扱いが違います。上がメインのドメインへの被リンクで下がサブドメインでの被リンクの扱いになるからです。
URLを意識せずにサイトを運営していると上のようにせっかくもらったリンクが別々の扱いで広まってしまって効果が半減するんです。
どうせなら無駄なくリンクの力をもらっておきたいところなのでこのような状態は好ましくないですね。
そこで行う対策がURLの正規化です。
URLの正規化を行うためにする事は簡単でheadタグのmeta要素にcanonicalタグを追加するだけです。
僕のブログの場合だと記述は
<link rel="canonical" href="https://funnis.net/blog/">
となります。
詳しくはGoogle先生が説明してくれてますのでご参考まで。
rel=”canonical” 属性について
これでサイトのURLを正規化することが出来たので被リンクの分散を防ぐ効果が期待できるわけですが1点注意が必要です。
それは全てのページで同じcanonical要素を使用しないようにする事です。
全部のページで同じcanonical要素が使われてしまうと固有のページが固有でなくなってしまう事になってしまうので被リンク自体が無意味になってしまう為です。
きちんと重複するコンテンツにcanonical要素を使用しましょう!