TwitterAnalyticsが始まったので試してみた。
Publish2014/08/29(金)
昨日はGunosyの影響で、サイトのアクセスがえらい事になってて個人的にちょっと気持ちが浮わついてたんですけど、そんな事がどうでもよくなるくらい大変なニュースというか、待ちに待った感のあるニュースが飛び込んできました。
それが何かというとタイトルにもあるTwitterAnalyticsです。
Twitterアナリティクス
簡単にいうとTwitterのアクセス解析。
これまでは確認できなかったTwitter上でのユーザー動向を数字で確認できるとか素敵。
TwitterAnalyticsでできる事
サイトをちょっと見たら分かりますが、一応Twitterアナリティクスでできる事の説明をしておきます。
Tweetの表示回数やリアクションの回数を測定
Twitterで行ったTweetが何回見られたとかクリックされたとかを測定できます。
どういう内容のツイートがよく見られているのかを知る事は、フォロワーの趣向と活動時間を探るという意味でも効果的です。
この表示回数やクリック数などの総称をTwitterアナリティクスではアクティビティと総称しています。
ここから先は慣れない人にはよくわからない専門用語がたくさん出てきますが、どういう意味かはオンマウスすると表示してくれる優しい一面も持ち合わせております。
例えばインプレッション。「ユーザーがTwitterでツイートを見た回数」と分かりやすく表示してくれています。
この場合は44回見られたよという意味です。
エンゲージメントは、「ユーザーがツイートに反応した合計回数」と表示され、ハッシュタグやリンク、プロフィール画像やユーザー名、ツイートの詳細表示などのクリックや、RT、@での返信、フォローやお気に入り登録(ふぁぼ)など、何かしらのリアクションがあった場合の合計数を表示しています。
エンゲージメント率は単純にエンゲージメント/インプレッションの数値です。
フォロワーの分析
分析できるのはツイートに関する事だけではなく、フォロワーの事も分析できます。
自分のフォロワーの分析をする事は、ツイートのエンゲージメントに大きく関わってくる部分なので、把握しておくのにこした事はないでしょう。
興味の高い分野や性別の比率などはけっこう役に立つと思いますが、この男女比率はどうやって算出しているのでしょうか。
僕のフォロワーは91%が男性という何とも暑苦しい感じになりました(笑)
そんなはずはないんですけどね。
TwitterCardのアクセス状況の解析
Twitter版のOGPともいえるTwitterカードは、これまでクリック率を上げるために有効なんじゃないのかという想定の元で一定の普及がされてきたように思っていますが、Twitterアナリティクスではより詳細な情報を取得できるようになっています。
インプレッションやURLクリックなどの指標が数値化され、かつグラフで表示されるので、Twitterカードのタイトルやサムネイルなどがクリック率にどういう影響を与えているのかを予測する事ができます。
Twitterカードを設定していないという人は、以下URLを参考に設定してみるといいかと思います。
思っているより簡単にできます。
すぐにできるTwitter Cards設定
広告を配信できる
そして個人的に一番面白そうだぞと思ったのが、広告の配信について。
アクティビティの「プロモーション」を見ると、Twitter広告が出稿できるようになった事が分かります。
これまで一般の人は広告を出せませんでしたが、今後は解放されて誰でも広告が打てるようになる時代が来たわけです。
まだ実際に配信していないので確実ではありませんが、まだ広告を配信している人は少ないので、今のうちにノウハウを得ておくと将来役に立ちそうな予感がします。
まとめ
まだ取得できる数値が少ないような感じもしますが、これまで感覚的なものや自分で統計を取る必要があった事を考えると大きく前進している事が分かります。
なんだかんだでTwitterはまだまだ影響力が強いソーシャルメディアなので、こういう便利なツールを使ってマーケティングとプロモーションが行えるというのは非常に大きいですね。
Twitterアナリティクス