サイト埋込型サポートチャットの「Zendesk Chat」がかなりよいのでおすすめ【無料で使える】
Publish2019/03/05(火)
今回は久しぶりに「これは!」と思えるサービスがあったので紹介します。
今回ご紹介するサービスは、サイトに埋め込んで使えるサポートチャットサービスの「Zendesk Chat」です。
Zendesk Chatとは
Zendesk Chatは、各種カスタマーサポートのサービスを提供するZendeskの中の一つのサービスで、サイトに埋め込んで使用するチャットを利用できるようになるサービスです。
お客さんからの問い合わせは、通常であれば電話もしくはフォーム(メール)というのがホームページでの主な対応方法ですが、その選択肢以外の一つとしてホームページに訪問したお客さんとチャットができるようになります。
ホームページ上でのチャットのやりとりのメリットは管理者側からするとあまりないように思いますが、お客さん側の視点からすると気軽に相談できる手段が増えることになるというのが大きなポイントです。
メールや電話でも問い合わせることはできますが、問い合わせるためには少しだけ努力をする必要があったり、めんどくさいなと思う場合もあり、その部分で機会損失が起こっていることがあります。
チャットという窓口も設けておくことで、お客さんによってはストレスが少なく問い合わせをすることができる環境を用意することになるので、導入によってそれまでお問い合わせにつながっていなかったお客さんからのお問い合わせを増やすこともできるようになります。
Zendesk Chat仕様の際の注意点
Zendesk Chatの利用は、無料からでも利用することができますので、まず試しにやってみるというところから始める事ができます。
無料で利用することはできますが、無料のLiteプランの場合でもプラン契約時にクレジットカードの登録は必要なので注意しましょう。
なお、無料で使える無料トライアルも用意されており、30日間は無料で使用できます。
無料トライアル時は有料の時と同じプランになるので、無料トライアルを使用して有料プランの検討を行うこともできます。
Zendesk Chatの活用方法やメリット
無料で使うこともできるZendesk Chatですが、実際にどのような活用方法が考えられるでしょうか。
まず考えられるのは、気軽に相談できる窓口として使用するパターンです。
上でも書きましたが、ホームページを見ていたお客さんとのやり取りを行う場合、通常はメールもしくはお電話でというのが一般的です。
ただ、メールの場合はフォームに文字入力をする手間が面倒だったりする場合もありますし、電話の場合は僕のように電話することがあまり好きではない人からするとちょっと敬遠されるということもあります。
SNSでのやり取りということもありますが、その場合も何ページか画面を推移する必要があり、その間に離脱されてしまうということも考えられます。
そこでチャットをサイトに埋め込んでおけば、その場で画面を遷移することなくお客さんが問い合わせをすることができます。
実際にやるとわかりますが、かなりスピーディーに問い合わせすることができるので便利です。
あと、チャットで問い合わせをしてもらう場合、通常はサービスでの連携がある場合、アカウントの登録やログインなどが必要だったりしますが、Zendesk Chatの場合ログインは不要で、お客さんがアカウントを取得する必要はありません。
また、Zendesk Chatの場合、サポートする側でオンラインかオフラインかを設定することができ、オフライン時にはメールフォームに切り変わります。
なので、担当者不在の場合でもお客さんからの問い合わせができないようになるという問題が起こることはありません。
実装も発行されたコード埋め込むだけなので非常に簡単なのも素晴らしいポイントです。
実際に使ってみてよかった点
とても素晴らしいサービスだと感じたので、実際にふにすWeb相談所のサイトにも導入してみました。
今回は設定で表示位置を右下に設定しているので、画面右下に「ヘルプ」と表記されたボタンが表示されています。
色なども自由に変更できるので、サイトに合わせてわかりやすい配色に変更したいというニーズにも答えることができます。
管理画面がこちらになります。非常にシンプルでわかりやすい管理画面になっています。
オンライン時の切り替えは、管理画面にログインした状態から簡単に設定できます。
オフラインの場合はフォームに切り替わり、通常のフォームとしても使用できます。
きちんとフォーム送信完了後の画面もできています。
また、お客さんから問い合わせがあった場合は、設定しているメールアドレス宛に通知のメールが届きます。
なので、確認漏れするということもありません。
オンラインの場合は、このような画面からお客さんがメッセージを入力します。
いただいたメッセージに対してレスをすると、このように表示されます。
メッセージが届くと管理画面に表示され、やり取りを行えます。
オンラインの場合は、多分どのツールよりも早くお客さんにレスを返すことができると思います。
まとめ
今回、あるお客さんからの要望でオンラインサポートのサービスを色々調べて回りましたが、今回紹介したZendesk Chatが一番よさそうだなと感じました。
ただ、これはあくまで僕の主観での話なので、人によってはあまりそう思わないという人もいるかも知れませんし、利用シーンによっては採用を見送る場合もあるでしょう。
ただ、お問い合わせ経路を複数持ちたい、お客さんとのサポートをより迅速に行いたいという場合には検討の余地はあるかと思います。
無料トライアルもそうですし、無料のLiteプランもあるので、まずは試しにやってみることをおすすめします。