画像編集ができるiPhoneアプリ「Snapseed」
Publish2014/04/10(木)
サイトに使用する画像をiPhoneで撮影する機会があるかと思いますが、その場合にもっと画像がきれいになったらいいなと思った事はありますか?
せっかく撮影した写真なので、できる限りきれいにしたいと思うのが心情だと思いますので、そんな特に役に立つアプリを今日は紹介します。
そのアプリが、Snapseedです。
Snapseedの特徴
Snapseedは画像の編集や補正、フィルタなどが使えるアプリで、無料で提供されています。
iPhoneで撮影した画像を取り込んで加工し、カメラロールに保存する事ができます。
写真加工系のアプリは色々ありますが、使い方も簡単で画像の質もかなり向上するので個人的にかなりおすすめできます。
無料で提供されてますが、有料でも間違いなく買って損はないアプリだと思います。
言葉で説明しても伝わらないので、ここからは実際の画像で説明します。
画像の補正がフリックで調整できる
画像の補正等はフリックで調整するのですが、指先の感覚で調整できるので微調整できます。
微調整が必要な場合が多いので、使いやすいのはそれだけでオススメできるポイントです。
今回はこちらの画像を使って実験してみます。
悪くはないかなと個人的に思いますが、よくもない感じです。
これを加工してそれっぽくしてみます。
なお、以下で紹介するのは僕が個人的に「こんなもんかな」というニュアンスで調整したものなので、実際にやるともっと色々とできます。
補正メニューは「TUNE IMAGE」を使用します。
個人的にはこれを一番よく使います。
コントラストや輝度をあげてから、アンビアンス、彩度、シャドウ、暖かさを調整する感じで使っています。
そんな感じで調整すると、以下のような感じになりました。
最初の画像と比較するとかなりきれいになっているのが分かります。
フィルタを使う事もできるので、「それっぽい」雰囲気のある感じの写真も作れる
画像を補正できるだけでも十分ですが、もう一手間加えたり遊び心を加えるのであればフィルタがけっこう使えます。
フィルタもたくさん用意されているのですが、個人的に好きなものを紹介します。
まずは定番というか、モノクロにする「BLACK&WHITE」。
輝度とコントラストのみではなく、ざらつき感を追加できるのが面白い感じです。
加工したらこんな感じに。食べ物はあまりおいしそうに見えないですね。
風景と人物とかで、雰囲気を出す時に使うといいと思います。
次はレトロな感じに加工できる「VITAGE」。こちらでも輝度や彩度を調整できますが、コントラストなどはないのであらかじめ「TUNE IMAGE」で加工したものをさらに加工する感じにするとより好みな感じに調整できます。
加工後はこんな感じ。昭和感というかレトロな雰囲気になりました。
次は「DRAMA」。VINTAGEほどレトロ感を出さない程度にちょっと古い感じを出す時に使っています。
調整するのがフィルタと彩度のみなので、こちらも事前に「TUNE IMAGE」でコントラストをあげておくなどしておいた方がいいです。
加工後はこんな感じ。だいぶ元の画像と雰囲気が変わりました。
最後に「GRUNGE」。もっとぼんやりした感じのイメージになります。
加工後はこんな感じに。よりイメージ的にというかぼやっとした感じを出す時にいい感じです。
フィルタを使った分はinstagramに使ってもいいですし、Facebookの投稿用やPinterest用にしたりもできて使用の幅が広がります。
ブログの記事に挿入する画像のクオリティが上がれば、それだけで見てもらう人によい印象を残せるのでぜひ活用してください。
追記
これも追加した方がいいよとご指摘がありましたので追記します。
Snapseedには、画像全体ではなく画像の特定部分のみを編集できる「SELECTIVE ADJUST」という機能もあります。
これは、画像内の特定の部分のみの輝度やコントラスト、彩度を調整できる機能です。
ピンポイントで指定した箇所のみを変更できるのでかなり便利です。
以下のような感じで、+ボタンをクリック後に始点となるポイントを選択し、上下左右にスワイプして調整します。
今回は分かりやすいように、ハンバーグの部分の中心の彩度を上げた場合と下げた場合で例示します。
彩度を上げた場合は以下のような感じです。分かりやすいように最大まで上げたのでおかしな事になってますが、周りはそのままでハンバーグのみの彩度が上がっている事が確認できます。
次に、彩度を下げてみた場合です。
ハンバーグがすごくおいしくなさそうな感じになりました…。
これも分かりやすいように最大まで下げたのでやりすぎですが、変更するとこういう事ができるという事は伝わったかなと思います。
ピンポイントで変更できるというのはかなり便利ですね。
僕もまだまだ使いこなせてないので、もっと色々試してもっといい感じに補正できるように勉強しようと思います。