WordPressの日本語設定ファイルを変更する「Poedit」
Publish2014/04/24(木)
WordPressを使っているときに、「ここの表示されている文字を変えたいなー」と思うことがあるかと思います。
そういう時に、テーマを修正したら自分でできるしやってみようと思われるかもしれません。
でも、実際にテーマを見てみたらよくわからない記述が多いし、その言語で検索しても出てこないという場合があります。
これは、WordPressが日本語設定のファイルをテーマ側で管理するものではなく、「ja.po」というファイルで管理を行っていることが原因です。
ですので、テーマ側で見つからない場合は「WordPreeをインストールしたフォルダ/wp-content/languages」にある、ja.po、ja.moの2つのファイルをダウンロードしてから変更する必要があります。
WordPressの日本語設定ファイル「ja.po」を変更するには「Poedit」が必要
実際にサーバー上からja.po、ja.moの2つのファイルをダウンロードして、「さあ編集しよう」とすると、「どのソフトで変更したらいいのかな?」となると思います。
WordPressの言語設定が記載してあるja.po、ja.moの2つのファイルの編集には「Poedit」というソフトが必要です。
まずはサイトにアクセスし、インストーラーをダウンロードしましょう。
ダウンロード後、Macの場合はそのまま他のソフトをインストールしたときと同様の手順でインストールすることができます。
インストール完了後に、ようやくファイルの編集を行うことができます。
ja.po、ja.moのファイル変更とアップロード時の注意点
ファイルを変更する場合は、「ja.po」の方を変更しましょう。
「ja.mo」ファイルは変更する必要がありません。
というよりも、「ja.po」を変更すると自動的に「ja.mo」が更新されているといったほうが分かりやすいかと思います。
編集する場合は、任意の文字列から検索するほうが分かりやすいかと思います。
もちろん、ひとつひとつ確認しながら変更でも問題はありません。
Poeditの編集画面
そして、編集完了後は「ja.po」「ja.mo」の両方のファイルをサーバー上に上書きする必要があります。
もしくは、テーマフォルダにアップロードしても大丈夫です。
この場合は、変更点がそのテーマのみに反映されるようになりますので、テーマによって表示を制御したい場合はその形のほうがいいかと思います。
制作を外部に委託している場合は、テーマを変更する前に相談しましょう
最後になりますが、以上の説明を読んで「難しいな」と感じましたか?
もちろんご自身で変更できるということであれば対応されてもいいかと思いますが、変更を間違うといろいろめんどくさい問題が起こる場合もあります。
そういう時は、たいてい自分ではどうしていいのか分からない場合が多いので、結局誰かにお願いするという事になり、結果的に時間もお金もかかってしまう事になります。
そういう可能性があるとうことを理解して、ちょっと難しいなという時には専門家に頼んだほうが確実だと思います。