Pinterestをビジネスで活用してみよう!

Publish2012/02/20(月)

世界では結構使われているPinterestですが、残念ながら日本ではあまり普及していません。
ですが、僕は個人的にPinterestはすごく面白いサービスだと思っていますので、せっかくなのでビジネスで活用する場合にどういうアプローチがあるのかを考えてみたいと思います。
また、便利な使い方があればなお使いやすくなると思うので、それも合わせて紹介します。

Pinterestとは?

まず、Pinterestがどういうものなのかわからなかったら使えませんので、Pinterest自体についておさらいします。
以下はWikiより引用。

Pinterest
URL pinterest.com
登録 全機能を使うには必要
使用言語 英語
設立日 2010年3月
現状 オープンβ

概要

Pinterest とはピンボード風の写真共有のソーシャル・ネットワーキング・サービス。特に女性に人気がある。ウェブサイトとアプリはテーマに基づいて写真のコレクションを作ることが出来る。サイトのミッションステートメントは「面白いと感じるものを通じて世界全員をつなぐ」。アメリカ Palo Alto にある Cold Brew Labs によって運営されている。

歴史

Pinterest は2009年12月に開発が始まり、2010年3月にクローズドβとしてサイトが公開された。サイトは後に招待制のオープンベータとなった。その後、メールリクエストを送ると登録が可能になった。2011年8月16日に、雑誌 Time は Pinterest を「2011年のベストウェブサイト50」に選出した。
iPhone向けのPinterestアプリは2011年8月に公開された。モバイル向けのウェブサイトもある。

Pinterestの概要はこんな感じです。
Pinterestを簡単に説明すると、写真がメインのソーシャルメディアです。
instagramのように自分で写真を撮ってシェアするということではなく、自分が好きな写真を集めてためるというような感じになります。

Pinterestの楽しみかたは個人のブログで記事を書いたのでこちらを確認してもらうと雰囲気をつかめるかと思います。
Pinterestを楽しく便利に使う為の7個の方法

Pinterestをビジネスで活用する

Pinterestをビジネスで使う場合には、個人で使う場合と比べて気をつけたほうがよいポイントがあります。
ですが、その前にどういう目的で使うのかを考えてみることが大切です。
自社の場合はどういう利用方法が適しているのかを考えましょう。
せっかくやってもあまり意味のない場合というのもあるので、Pinterestの特徴を考えて行うのがいいと思います。
個人的には以下のような場合にはビジネス目的での利用は相性がいいのではないかと考えます。

  • ビジュアル面でアピールできる商材がある場合(服飾関係やデザイン関係)
  • ECサイト等サイト上で商品を販売している場合
  • 企業やブランドの認知拡大・ブランディングを行いたい場合
  • ターゲットユーザーが女性の場合

大まかに考えると、見た目で訴求するコンテンツの場合、相性がいいと思います。
Pinterest自体が、画像を見て「これよさそう」とか「これいいな」という感情からシェアをするサービスであることを考えれば、見た目から訴求できるものが相性がいいのは当然と言えます。
逆に、見た目ではよく分からないものの場合、活用は難しいでしょう。
なお、ターゲットユーザーが女性の場合と書いているのは、Pinterestのユーザーの大半が女性であるということと、見た目から行動を起こす可能性が高いのが女性であるということも理由としてあげられます。
「かわいい」と思ったものを女性が欲しくなって購入するというような事例は世の中にたくさんあるので、そういうところを切り口にするというようなイメージです。
これまで女性向けではないと思っていた商品やサービスに光をあてるということも場合によってはあるかもしれませんね。

ビジネスとして使う場合のポイント

では実際のポイントを紹介していきましょう。
ここでいうポイントは僕が思うポイントなので、絶対こうするほうがいいという類のものではありません。
あくまでも参考意見の一つくらいで考えてもらえれば幸いです。

自社のサイトに使われている画像でシェアする

Pinterestでビジネスを行う場合にかなり重要になってくるのが、シェアの仕方です。
シェアする場合は、個人用途の場合は画像のアップロードでも全く問題ないですが、ビジネス目的の場合は必ずサイトの上に配置されている画像をシェアするようにしましょう。
この理由はすごく単純で、サイトの画像をシェアすると、Pinterest上の画像からリンクが貼られるためです。
画像をアップロードの場合はPinterest上で完結しますが、サイト上の画像をシェアするとPinterestから自分のサイトに誘導する事が出来ます。
直接的にPinterestから集客できるのと、そうでない場合とには大きな違いがあるので、細い事ではありますがきっちりしておきましょう。

シェアしたくなるような美しい写真にする

Pinterestは写真をメインにしたSNSなので、やはり写真が命です。
綺麗ではない写真をいくらたくさんシェアしても、効果がないどころか下手するとマイナスイメージにも繋がります。
シェアする写真は極力綺麗なものにしましょう。
場合によっては、プロのカメラマンに依頼をするというのもありだと思います。
Pinterestでビジネスを行う場合に一番重要な部分なので、ここは絶対に手を抜かない方がいいと思います。
基本的には数より質である事を意識しましょう。

シェアする画像は出来ればサイトでの成果に最短距離で辿り着けるページに配置する

シェアする画像を配置するページは、サイト上での成果となるページにできる限り近い方がいいです。
例えばECサイトの場合であれば、商品詳細ページか特設ページなどのコンテンツページの写真をシェアします。
そうする事によって、Pinterestから来たお客さんに、即購入してもらえるための流れができます。
一般的に購入させるために遷移させるページは極力少ないほうがいいので、Pinterestでのシェアをする場合にもその事は頭に入れておくほうがいいでしょう。

ここはPPCを使って集客し、ランディングページで購入してもらう場合とイメージとしては近いと思います。

自社の宣伝ばかりはしない方がいい

PinterestはSNSなので、宣伝は最小限にした方がいいと思います。
SNSで自社の宣伝ばかりしているアカウントが好まれないのは多くの場合で見られる傾向ですが、Pinterestでも同様であると考えておいたほうがいいです。
とはいえ、ビジネス目的で利用するので、宣伝したくなる気持ちも宣伝しないと意味がない事もわかります。
ですので、ビジネス1:そうでないもの6くらいの割合で、投稿の一部分に留めておくと嫌味がないと思います。
もしくは、広告宣伝専用のBoardを作って、そちらでのみ宣伝するという方法もあります。
ですが、PinterestはアカウントではなくBoradによってリーチ出来る範囲が異なりますので、専用のBoradは絶対数を集めづらいという特性上ビジネス利用として考えると少し力不足になる可能性はあります。

Pinterestを便利に使用して活用を簡単にする。

上記のような注意点を意識して運用を行うといいと思うんですが、運用を行う上での問題は担当者さんの業務負荷が確実に上がるという事が問題としてあります。
これまでしていなかった仕事が増えるわけなので、当然と言えば当然です。
そこで考えるのが、Pinterestを利用する事に対するめんどくささを解消して、気軽に行えるようにする事。
例えば、用意されているアプリやブックマークレットやアドオンを使用するといった事がその手法です。
スマートフォン用のアプリを使用すれば、移動中などの空き時間を利用して状況確認や他の投稿をPinする事ができますし、アドオンやブックマークレットを使用すればより簡単にすばやくPinする事ができます。
自分で利用する場合には、どれを使うと効率化できるかを考えて、利用環境に合わせて選ぶといいかと思います。

実際にやってみた感じですが、僕の場合はメインがChromeなのでブックマークレットよりもアドオンが便利でした。
個人的な意見ではありますが、アドオンに対応しているブラウザを使用する場合はアドオンで、そうでない場合はブックマークレットでやるくらいな感じでいいかなと思います。
では使い方の説明を。

Chrome,Firefox,Safariの人はアドオンの方が便利

まずはhttp://pinterest.com/about/goodies/にアクセスします。

アドオン

画面中央部分にある「The Pin Buttun」っていう項目にある「install now」っていう赤いボタンをクリックするとアドオンがインストールされます。
インストール後は、ツールバーに表示されるようになります。
ちなみに下部にある「Pinterest Bookmarklet」のテキストリンクをクリックするとブックマークレットに切り替わります。
Chrome,Firefox,Safariで試しましたが、どれもアドオンが用意されていました。
他のブラウザは見てないので、まずは対応しているかどうかを確認するといいかと思います。

アドオンがインストールされると、サイトを閲覧時に画像にオンマウスでPinボタンが出てくるようになります。

画像にPinボタンがつく

あとはこの画像をPinしたいなーって思ったらクリックするだけ。

かなり簡単にPinできる

クリックすると、いつもの感じでどこのBoradにPinするか選ぶ画面が出てきてPinできるようになります。
かなり簡単にできるので便利ですね。

他のブラウザの人はブックマークレット

アドオンが対応してないブラウザとか、アドオンに依存したくない人なんかはブックマークレットが便利です。

ブックマークレット

使い方は簡単で、「Pin It」ボタンをブラウザのブックマークバーまでドラッグします。
それでブックマークレットが登録されます。
サイトを見ていてPinしたい画像があると、ブックマークバーに追加された「Pin It」をクリックします。
すると、以下の画像のようにPinできる画像の一覧が表示されるので、好きなものを選んでPinすればいい感じです。

一覧が表示される

といった感じでできます。
やれば分かりますが、ブックマークレットよりもアドオンの方が遥かに便利です。
アドオンのアイコンをクリックしたら一覧も出てくるので、ブックマークレットにこだわる必要はほぼないですね。
かなり簡単にPinできるので、ビジネスとして活用する際にかなり便利になると思います。

まとめ

ビジネスとして活用するためのポイントと便利なツールを使って効率化するという事は以上で大枠網羅できるかと思います。
日本ではまだまだ普及していないので今からでも始めておくと先行者利益も得られやすいですし、うまくいけばメディアに取り上げられる可能性もあるので広報戦略として行うというのも面白いと思います。
Pinterestの日本法人もありますので、日本国内での普及事例というのがあれば面白いと思いますし。
また、ちょっと視点を変えると、海外ではかなり普及しているので、海外向けの販促活動の一環として取り組むというのも面白いと思います。

記事の著者:ふにすでぐち

ふにすでぐち

1978年生まれ。企業のWeb活用をテーマに、Webサイトの運用を中心とした戦略的な企画立案、サポートやWebサイトの構築などを行っています。
5年間のWeb制作会社勤務後、2年間のフリーランスで「フニス」として活動後に法人化し、2012年7月「ふにす株式会社」を設立。
Web活用の情報や考え方などを発信するブログ「ふにろぐ」を平日毎日更新中。
2015年11月より大阪府高槻市に「ふにすWeb相談所」を開設。
地域の方々に気軽にWebのことを相談できる場所として、より多くのWeb運用の問題解決をするために活動しています。
また、不定期で大阪を中心にWeb運用やブログなどをテーマにしたイベント「ふにセミWS」を開催しています。
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