Font Bookのコレクションを活用してフォントを管理する
Publish2014/04/01(火)
画像の文字乗せなどでフォントを使用する際に、どのフォントにしようかなーって迷う事ありませんか?
僕はけっこうあるのですが、そういう時によく使っているアプリ「Font Book」を紹介します。
フォントはデザイナーが使うものという風に思われているかもしれませんが、文書を作る時やブログにのせる画像に文字乗せする時など、デザイナー以外でも使用するシーンはよくあるかと思いますし、使用する事でクオリティが上がったりもするので、積極的に使用されるとよいのではないでしょうか。
特に欧文フォントは無料のものなども多く手軽に導入できるのでおすすめです。
最後にちょこっと紹介します。
Font Bookについて
Font BookはMacに最初から入っているフォント管理ソフトです。
新しいフォントをインストールしたりする時に、知らず知らずのうちに使っているので意外と知らないという人も多いです。
アイコンはこんな感じで、Macのアプリケーションフォルダの中に入っています。
Font Bookはフォント管理ツールなのですが、単にインストールのときに使用するだけではもったいないくらい使いやすいソフトです。
例えば、このフォントってどんなんやったっけ?ってフォントをたくさん入れるとなったりしますが、フォントが一覧で見やすいのですぐにどんなものだったのかを思い出せつつ、違うフォントでいいのがないかなと探したりする時にも便利です。
他のソフトの場合は一旦変更を適用したりしないと確認できない場合も多く、そういう時にクリック一つで切り替えを確認できるので非常に便利です。
Font Bookのコレクションが使いやすい
何も設定しなくてもけっこう便利ですが、設定をする事でさらに便利さが向上します。
個人的におすすめなのが、「コレクション」でフォントを分類して管理する方法です。
コレクションを使用する事で、自分で分かりやすいようにフォントを分類して管理できます。
例えば、ゴシックと明朝、セリフとサンセリフみたいな感じで作ったり、アイコンフォント用のコレクションを作ったりなどすると選ぶ際に便利になってきます。
コレクションの追加や分類も基本的に自分の好きな感じで設定してしまえば大丈夫なので、その辺も気軽にできていい感じです。
コレクションの追加は、画面左下の+アイコンで新しくコレクションを作成し、フォントを見ていきながらコレクションの文字部分にドラッグしていくだけというシンプルな感じです。
ドラッグしたフォントはそこから移動するというわけではなく、単にコレクションの中に追加されているだけなので移動や削除もかなり気軽な感じで行えます。
コレクションを書き出せば、違う環境での再現もしやすくて便利
また、コレクションのいいところは、そのコレクション自体を書き出せるという事にあります。
例えば使用する端末が複数になる場合、フォントの移動は結構めんどうです。
ですが、コレクションを書き出して持ち運べばいいだけなので、複数の環境でフォントを管理する場合にも大きな効果を発揮します。
コレクションの書き出しは、書き出したいコレクションを選んだ状態でメニューのファイルから「コレクションを書き出す」を選択し、任意の箇所に保存すれば大丈夫です。
保存先をDropboxなどにしておけば、より簡単に複数環境でのフォントの管理が便利になります。
無料でダウンロードできる欧文フォントをご紹介
さて、そんな感じでフォントの管理が楽になってくると、フォントをどんどんインストールしたくなると思いますので、僕がよく確認している海外のフォントをダウンロードできるサイトを何個か紹介します。
日本語フォントとかはNaverまとめとかで探せば色々まとめられていますが、欧文フォントは文字数が少ない事もあり、かなりの数があります。
日本国内だけで探していても数は限られるので、欧文フォントの本場でもある海外で探した方がたくさんあります。
Designbeep
http://designbeep.com/category/freebies/fonts-freebies/
Free Font Of The Dayっていうタイトルで結構な頻度で無料フォントを紹介してくれていて便利
WDL
http://webdesignledger.com/category/freebies
フォントだけではなくて色々ありますが、フォントはだいたい10個くらいでまとめられて紹介されます。
比較したり流し見できて見やすいかと思います。
creativebloq
http://www.creativebloq.com/graphic-design-tips/best-free-fonts-for-designers-1233380
人気のフォントを数多く集めて紹介されているので、たくさんのフォントを一気に見たい人向け。
とりあえずはこんな感じで。
この辺も以前紹介したziteでfontとか指定しておけば、けっこう頻繁に入ってきます。
ziteで見る分にはチェックする手間も省けますし、他にもこういう系のサイトはいっぱいあるのでziteで流れてきたらpocketで保存して後で見ればいいのではないかと思います。
普段使っている情報収集の為のアプリ「Zite」
フォントを変えれば雰囲気も変わるので、ぜひ管理を簡単にして色々なフォントを使ってみましょう。
ただし、フォントにも著作権とかありますので、利用規約や使用できる範囲などはインストール時に確認しておきましょう。