ファイルの一時的な共有サービス「Firefox Send」【サービス終了】
Publish2019/03/15(金)
Update2021/02/13(土)
下記で紹介しているFirefoxSendは2020年9月17日にサービスが終了しています。
この記事消してもよかったんですけど、個人的には結構気に入ってたサービスなのでどういうものだったのかを残しておきます。
またいつか同じようなサービスができてほしいなと言う願いを込めて。
今回は前回の記事に引き続き便利なツールの紹介でして、今回紹介するのは一時的にファイル共有を行ったり、相手にデータをダウンロードしてもらう時に便利な「Firefox Send」を紹介します。
Firefox Sendの概要と便利なポイント
Firefox Sendは、Firefoxを開発しているMozillaの開発したファイル共有サービスです。
クラウド型のサービスで、ファイルをFirefox Send上に保管し、相手にURLを教えてダウンロードしてもらう、そんなサービス。
無料で使用でき、1GBまでのファイルを共有することができます。
特徴的なのはアップロードしたデータは期限が来たり、ダウンロード回数が上限になったら勝手に削除されるという点。
ずっと保管するためのものではなく、あくまで一時的に保管して共有することが目的です。
似たようなサービスは結構ありますが、ファイルの管理が面倒だったり、アカウント登録が必須だったりすることもありますが、Firefox Sendの場合はアカウント登録しなくても使えるし、データの管理も考えなくていいので、かなり手軽に利用できます。
実際の利用の流れ
かなりで手軽に使えるので実際の流れを確認します。
利用する流れとしては、
- サービス画面上にファイルをドラッグ
- 共有URLを取得
- 共有URLから相手にダウンロードしてもらう
の3つだけ。非常に簡単です。
共有URLはメールで送ってもいいですし、チャットで送ってもいいです。
画面左側にあるエリアに対象ファイルをドラッグするか、ファイルを選択してアップロードする。
アップロードされると共有URLが発行されるのでコピーする
あとは相手にダウンロードしてもらうだけ。
ちなみに、Firefox Sendという名前なのでFirefoxだけで使用できるんじゃないかと思われがちですが、Chromeでも普通にできますし、Safariでも問題なくできました。
また、スマホでもできるか確認しましたがスマホでもできたので、スマホのカメラロールの画像を自分のPCに送る際などでも使えます。
相手に送るだけでなく、自分自身の複数端末でのファイル共有のために使うとかでもありですね。
Firefox Sendをもっと便利に使う
基本的な部分はかなり手軽に使えますが、アカウントを登録することでさらに便利に使用できます。
具体的には、
- ファイルの上限が1GBから2.5GBになる
- ファイルの保存期限が1日から7日までに設定できるようになる
- ファイルの管理を複数端末で行うことができる
という3つ。
有効期限やファイルサイズの上限アップはどう考えても便利なので、アカウント登録はしたほうがよさげです。
なお、登録時の流れとしては
- 登録画面にメールアドレスを入力
- メールに来た認証URLをクリック
とするだけ、登録も最小限の手間でできるのは便利です。
メールアドレスを登録して有効化するだけ。
実際にログイン後にやってみると、こんな感じで設定が細かくできて便利。
1回だけ利用するとかならともく、何度か利用することが見えていたらアカウントを登録したほうが無難ですね。
まとめ
ファイル共有系のサービスはたくさんありますが、今回紹介したFirefox Sendは、その中でも非常にシンプルで気軽に使うことができるサービスで非常によいなと思いました。
もちろん、このサービスで共有するファイルの取扱とかは個人で考える必要ありますが(個人情報を含んだファイルを共有したりしたらあかん的な)、別にそうでもないような感じのデータならこれだけ気軽に使えるのは便利ですね。