WWEを見ていて心が動かされる場面に出会う2022年冬(雑談)
Publish2022/12/09(金)
今回は思いって気雑談で、ほぼ仕事の話ではないですが、最近WWEを見ていて目頭が熱くなったというか、これは泣けるなーと思えるシーンに遭遇したので、そのことについて触れずにはいれないと思い書きます。
ソロ・シコアのムーブ
そのシーンというのが、ソロ・シコアがウマガさんリスペクトのムーブをしていた場面です。
それがこちら。
知らない人からしたらなぜこれが泣ける場面なのかわからないと思うので、かんたんに説明します。
まず、ソロ・シコアは現在レインズとウーソズのグループのブラッドラインに属しているレスラーなんですが、ブラッドラインはその名前通りに基本的には血縁関係にあるサモア系レスラー家系のグループです。(サミ・ゼインもメンバーですが、サミはちょっと特殊なのでここでは割愛します)
ブラッドラインの元祖というか、もともとこの家系というのは過去に活躍したヨコヅナとかリキシといったレスラーの一族で、WWEで活躍しているレスラー家系だったりします。
そして、ソロ・シコアが行ったムーブというのが、家族の一員のウマガさん(リキシの息子でソロから見たらおじさんに当たる関係性)がWWEで活躍していた際にしていたムーブをしたわけです。
サモアンスパイクからのコーナーへのヒップアタックがそうなんですけど、WWEをずっと見ているこちらがわからすると、「これはウマガさんのムーブやん!」とすぐ気付く特徴的なムーブです。
ウマガさんとソロの関係性も知っているので、単にムーブをパクったということではなく、このムーブをすることがイコールウマガさんへのリスペクトを表していることがわかるわけです。
ウマガさんのムーブに込められた思いを考える
で、ソロはなぜこういうムーブをしたのかというと、ウマガさんは2009年の12月に亡くなってしまったので、追悼の意味が込められていると考えられます。
レスラーは早く死んでしまう事も多い職業で、ウマガさんもかなり早くに亡くなってしまって、とても悲しい思いをしたんですが、こうやって活躍した当時のムーブを、後に続くレスラーで、しかも血縁関係にあるソロが行うことでウマガさんのことも思い出すし、色々な思い出が蘇ってきて心がざわつきました。
知らない人からすると何気ない試合の1シーンでしかないと思いますが、そこに込められた思いやメッセージを感じることができたとき、プロレスファン・WWEファンでよかったなと思いますし、さらにWWEが好きになりました。
ということで、WWEを見ていると思わぬタイミングで目頭が熱くなることがあります。WWEは最高です。