好きな動物は?と聞かれたら迷わず答えるのは「カメ」
Publish2016/05/20(金)
Update2018/10/08(月)
今日は勝手に自己分析シリーズの第2回ということで、動物の中でいちばん好きな「カメ」について書いてみて、どういう嗜好性があるのかを考えてみます。
なぜこんなことを書こうかと思ったかについては、息子に「お父さんって動物の中で何が一番好きなん?」と聞かれて、言い終わる前くらいにかぶせて「カメや」と答えたことがきっかけです。
カメが好きな理由
僕がカメが好きな理由は結構たくさんあるんですが、中でも一番たまらんなと思うのは、あのゆっくりとした動作です。
カメの中にも、動作が機敏なものや、ウミガメのようにハイスピードで泳ぐカメもいますが、僕はあのゆっくりとした動作がたまらなく可愛いと思うんです。
なので、必然的にカメの中でも一番好きなのはゾウガメになります。
大きければ大きいほど動作がゆっくりになるので当然ですね。
あのゆっくりした動作を見ていると落ち着いた気分になるというところもありますが、僕がこれまたたまらないなと思うのは普段はゆっくり生きているカメが、餌を食べる時だけ目を輝かせ、パクッと餌に喰らい付く様も最高だと思っています。
普段とのギャップがたまらんなと思うわけです。
よくよく考えてみると、僕の好きなものには普段とのギャップがあるものが多いような気がします。
ニコニコしてたかと思ったら急に切れてスタナーするストンコとか、笑いながらひどいことをするサイコパスみたいなキャラも全般的に好きです。
カメの中にもそういう2面性を見いだして、そこが好きなのかもしれません。
カメと過ごした日々、カメとの思い出
僕とカメを語る上で外せないのは、僕が以前カメを飼っていたということ。
小学校の頃、学校の帰り道でたまたま同じ方向に進んでいたカメがいて(それもおかしな話ですが、田舎だったので生き物がたくさんいました)、そのカメを連れて帰って6年くらい飼いました。
そのカメはクサガメだったので、水替えが臭くて大変だったり、すぐ水が汚れるので頻繁に水替えが必要だったり、冬場の冬眠が結構心配だったりと色々な思い出があります。
餌をあげる時の嬉しそうな感じ(カメに表情はないので主に自分の思い出補正です)とか、大変だったけど楽しい思い出です。
カメはその他にも何匹か飼ったんですが、思い出に残るカメといえばスッポンモドキです。
スッポンモドキは、スッポンのような外観のぶた鼻が特徴の水棲のカメで、水槽の中で熱帯魚を飼うような感覚で買っていたカメです。
スッポンモドキも結構長いこと飼っていて、このカメも5年くらい飼っていたように思います。
スッポンモドキは水槽の中で泳ぐ感じのカメなので、毎日の心の癒しに時間があればチラチラ見てニヤニヤする感じで一緒に過ごしていて、とても楽しい毎日でした。
クサガメの時と違って、餌をあげる僕のことをきちんと認識し、レプトミンという餌を手に取ると、上の方に泳いでくるという可愛らしい所作も見せてくれる可愛いやつでした。
鶴は千年、亀は万年と言いますが、そこまで長生きすることもないわけではありません。
それでも、かなり長いこと一緒にいれるくらい寿命は長いので、カメを飼うというのはかなり長いスパンでの覚悟と決断が必要です。
こういう腰を据えて長く付き合っていこうとする姿勢は、カメだけにとどまらず仕事の面でもその傾向が見て取れます。
「この会社は面白そうだな」と思った時は、もちろん目の前のタスクはしっかりこなしますが、一年後やその先の展開とかまで考えたりして、広がりをイメージしつつやっている場合もあるので、基本的に中長期的な視点で考えることが好きなんでしょう。
目の前のことをやるのか、少し先のことを考えてやるのかどちらかを選べと言われたら、多分後者を選びますし。
カメと過ごす将来
20代前半の頃には、将来こういう人生を送れたらいいなという目標みたいなものが何個かあって、その中の一つが「ゾウガメにまたがってゆっくりとした時間の中で過ごす」というゾウガメにとっては迷惑以外の何物でもない目標がありました。
そのために、「亀園」のような施設を作り、そこで亀の世話をしながら朽ち果てていきたいという感じの夢のようなものです。
ゾウガメをはじめとした、僕が好きなカメに囲まれて死んだら最高やんと結構本気で考えてました。
今はそこまででもないですが、ヨボヨボになったころにはカメを飼いたいなとは思います。
僕は基本的に、こういう人生設計とか夢とか希望のようなものはあまりない人なんですけど、カメと余生を過ごそうみたいなことはずっと考えている部分はあるので、特定の好きなことに対する執着は強い方なのかもしれません。
よく考えてみると、仮面ライダーやポケモンも結構長い期間ずっと好きですし、そういう方向性なんでしょう。
今回は、犬や猫のようなメジャーな動物ではなく、カメが好きという少しマニアックな自分を出そうみたいな感じが果てしなくキモイ感じになりましたが、実際好きなので仕方がないかなと思っています。
メジャー志向ではなくマイナー志向なのも僕の特徴の一つなんでしょう。
今日の話はここまで。
余談。おすすめのカメの魅力を感じることができるスポット
せっかくなので、余談としてカメ好きの僕が人にお勧めできるカメを満喫できるスポットを紹介します。
これまでにない感じの取り組みです(笑)
まずは地元の高槻にある「あくあぴあ芥川」
ここには、芥川に放流されたカミツキガメやスッポンモドキが飼育されたりしていました。
最近は行けてないのでもしかしたらもういないかもしれませんので、カメを目当てに行く場合は電話で事前確認をしましょう。
カミツキガメやスッポンモドキは結構大きくなる種類のカメなんですけど、買うときにそこまで考えずに甘い考えで買う人がいて、でかくなって飼えなくなったから近所の川に放すという最低な行為をする人が一定数います。
そういう放たれた外来種のカメを施設の職員やボランティアの人が川さらいの際中などで発見して、あくあぴあに連れてこられるという感じです。
人の手にあまるくらいの大きさになった個体なので、かなりの迫力があります。
また、自然界で生き残った強さも持っているので、ワイルドな感じの雰囲気もあります。
次に、あまり知られていませんが天王寺動物園には「爬虫類生態館アイファー」という場所があって、そこにはたくさんの爬虫類がいます。
その中に結構大きな個体のカメが混じって生活しています。
僕が天王寺動物園に行くと、ずっとそこにいたいと思えるくらい充実している場所なので、行かれた際は是非立ち寄ってみてください。
あと、天王寺動物園から少し離れたところにある四天王寺には、亀池と言われている亀がうようよ住んでるカメの池があります。
ここは大きさよりも数で圧倒される感じなので、近くに行く機会があれば寄ってみるといいかと思います。
ちなみに、亀池にはミシシッピアカミミガメ(縁日とかで手に入れるミドリガメの正式名称)とクサガメ、昔はイシガメもいて、日本でよく見られる3種の淡水の亀を探しながら楽しめる感じで過ごすのがオススメです。
近畿圏で言えば、南紀白浜にあるアドベンチャーワールドでゾウガメを見ることができます。
意外とゾウガメを見ることができる場所も少ないので、アドベンチャーワールドに行ったらパンダだけじゃなくゾウガメも見てあげて欲しいです。
近畿圏でゾウガメを見ることができるのは、調べたところ天王寺動物園とアドベンチャーワールドと京都市動物園の3箇所のみみたいなのでチャンスがあれば是非見て欲しいなと思います。
京都は知らなかったので、今度いこうと思います。「そうだ、京都、行こう。」
あと、関西ではないですが忘れてはいけないのが伊豆の体感型動物園iZoo。
ここは昔伊豆アンディランドという名前で、日本で唯一のカメ専門の水族館(亀族館という名称だった)だった場所です。
以前一回行ったんですが、楽しくなりすぎて発狂しそうだったほどカメに囲まれることができるカメファンには最高の場所でした。
iZooになってからは爬虫類全般になったということですが、日本で3頭しかいないガラパゴスゾウガメを見ることもできるカメファンの聖地です。
ちなみに、残りのガラパゴスゾウガメは上野動物園にいます。
その他にも、小さな動物園や水族館の片隅やお寺や公園の隅っこなどにひっそりといる場合が多いので、「ここにはカメがいるかな?」という視点で楽しむとよいのではないかなと思います。