好きなゲームPart1.FF3
Publish2016/05/27(金)
今回は僕の人生における「ゲームが好き」という属性を決定付けた思い出の作品「FinalFantasyⅢ」略してFF3の事を書こうと思います。
FF3をしていなかったら、多分僕はそこまでゲームにはまらなかったんじゃないかなと思える作品なので、現在の僕を構成する要素がふんだんに盛り込まれているかと思います。
今回はFF3の好きな部分から自分の趣向と傾向を考えてみようと思います。
物語のはじまり
まず僕がFF3で最初から引き込まれたのは、主人公がいきなり穴に落ちるところからか始まる部分です。
あの時の「ヒューン…ドスン」みたいな効果音とかでかなり興味を惹かれました。
基本的に僕は「いきなりクライマックス」のような展開が好きです。
ちょっと話は逸れますが、仮面ライダー電王のモモタロスがいう「最初からクライマックス」というのもすごく好きです。
話を戻します。
いきなり落ちた穴から始まる冒険と、敵との遭遇、中ボスのランドタートルとの戦闘などの一連の流れですでに世界観にどっぷりはまれます。
余談ですが、僕はこのランドタートル戦に使われている中ボス戦闘用BGMがこの作品の中で一番好きです。
オーエンの塔
そこから物語は進み、主人公御一行はオーエンの塔に入ります。
このオーエンの塔がすごく面白いなと思ったのは、カエルになって塔に入るという部分。この前にも小人になって村に入るという流れがあったわけですが、ミニマムやトードといった魔法をうまくストーリーと絡めてゲームの中に盛り込むのがすごくうまいなと思ってます。
こういう条件を合わせて、その時にうまくストーリーを作る感じがすごく好きです。
こういう作り方をされるとグッとくる部分があるなと再認識してます。
魔導師ハイン
物語の中盤に、僕が大好きな敵キャラ「魔導師ハイン」が登場します。
このハインの好きなところは、何と言ってもバリアチェンジ。
バリアチェンジは弱点を変更させる技で、攻略するときはめんどくさくて仕方ない感じでしたが、思い返してみるとこの時のバトルがすごく面白かったんです。
単調な攻撃で敵を圧倒させることも楽しくはありますが、バリアチェンジをした時にその弱点を突いて大ダメージを与えた時の楽しさみたいな部分は、攻略法を考えてそれが計画通りに進んだ時の満足感もあって非常に楽しいですね。
浮遊大陸の衝撃
FF3で何が衝撃的かというと、それまで世界は広いと思って冒険してたわけで、しかももう世界回るところないから「そろそろこのゲームは終わりかな」と思っていたところで、「実はこの世界は浮遊大陸で、世界も実はもっと大きかったです」という展開です。
この時のBGMの感じとか世界観の演出とか、最高でした。
こういうスケールの大きさの演出がとても好きです。
浮遊大陸のような「世界はこんなものなんだ」という既成概念を壊す感じとかが僕は好きなんですが、FF3の浮遊大陸という存在はまさにどストライクです。
暗黒剣で攻撃しないと分裂する敵
新しい世界を冒険している時に面白かったのは、暗黒剣で攻撃しないと分裂する敵が出てくるところです。
「次はこうきたか」という感じで、結構めんどくさいなと思ったんですが、うまく攻撃を考えてしないと状況がどんどん不利になる感覚とか、逆にきちんと攻撃をしてあげればすんなり進めるバランス感覚とか、そのへんが秀逸でした。
あとは、この時に活躍する暗黒剣が使えるジョブ「魔剣士」がすごくかっこいいです。
ナイトとか白魔道士も好きですが、魔剣士とか黒魔道士とか、そういう負の面を出してくるキャラも応援したくなる感じで好きなんですよね。
古代の民の迷宮〜禁断の地エウレカ〜クリスタルタワー〜ラストダンジョン
そしてFF3といえば、古代の民の迷宮から始まるラストダンジョンの鬼畜さがあります。
古代の民の迷宮も長いし、武器回収のために立ち寄るエウレカも長いし、ラスボスに続くクリスタルタワーも長いです。
あと、クリスタルタワーからはセーブもできないので、ラストダンジョン行く前に戻ってセーブしたりしないといけないとことかもかなり大変だった記憶があります。
さらに言うなら、ラストだけあって敵も強力で全滅させられることも結構あるのでかなりしんどいですね。
ラストダンジョンはセーブもできないし、4匹の中ボスも強い上にセーブ不可なのでラスボス合わせて5連戦も辛いという鬼畜さでした。
途中で全滅したら、クリスタルタワー突入前からのリスタートなので、心も折れます。
でも、この難易度の高い、めんどくさい状況を超えた時の満足感は半端ないですし、それがあったからこそ忘れることができない作品だったとも思います。
まとめ
FF3は僕がRPGを好きになったきっかけのゲームで、すごく思い入れがあるので、ファミコン版とリメイクのDS版も含めて結構な時間プレイしました。
武器回収の楽しさとか、ジョブを極める楽しさとか、今回書いてない部分も含めて大好きな作品で、BGMも秀逸なのでたまに作業用で集中したい時とかにも聞いたりしています。
(歌が入っていない曲だと個人的に集中力が上がります。)
FF3の「意外性の演出」「臨場感を出す演出」など、シンプルなゲームの形状で複雑に計算された感じが面白いなと思っています。