【書評】「Web制作者のためのSublime Textの教科書」
Publish2014/03/26(水)
今日は久しぶりに書籍の感想を書きます。
今回感想を書く書籍は「Web制作者のためのSublime Textの教科書」です。
知らない人のために説明すると、「Sublime Text」というのは、シェアウェアのテキストエディタです。
主にWeb制作をしている人や、プログラミングをしている人がよく使っている、シンプルかつ拡張性の高さが人気だったりするそんなエディタです。(かなりざっくりすぎる説明です)
僕も愛用しているエディタで、仕事でメインで使っている訳ですが、勉強し直すつもりで買って読んでみました。
知ったつもりになってるとよくない
メインで使っているんだから、かなり詳しいんじゃないか、であればわざわざ買う必要もないんじゃないかと考える方もいるかもしれませんが、僕はいつもこう思っているんです。
「慢心するな。知った気になるな」と。
これは常々思っている事で、以前記事でも書いたかと思うんですが、ほっておくとどんどん調子にのるタイプの人間です。
そのせいでこれまで色々と迷惑をかけたりしているので、僕にとっての最大の敵は自分自身に対する過剰評価だったりします。
常に謙虚に、おごらず現状を見つめ直す事を考えているので、この書籍も発売を知った時から買う事はほぼ決まっていました。
というのも、この書籍を執筆している方々は「Sublime Text」を愛しちゃってる人たちだからです。
そんないい意味で変態な人たちが熱い思いで綴る書籍が面白くない訳がないですよね。
やっぱり勉強になる事がいっぱいあった
そして実際に購入して読んでみましたが、やっぱり面白くて勉強になる事がたくさんありました。
設定の部分とかプロジェクトの部分とかは、特にあまり何も考えずに使っていたりしたので、やっぱり読んでよかったなと思っています。
もちろん知っている事もけっこうあったりしますけど、それはそれでこういう考え方もあるなーっていうヒントの部分だったりもするので、そこも楽しめました。
やっぱり買ってよかった。そう思える書籍でした。
とりあえずざーっとは読んだので、あとはもう一回読み直してgistとかに自分用のメモをまとめたりなんかをしようと思います。
読んで、学んで、手を動かす。
この3つを行ってはじめて自分の中でしっくり来る部分があるので、Let’s Study Sublime Text .
Facebookページもヤバい
そして、書籍だけではなくて、書籍のためのFacebookページもけっこうというかかなりアツイです。
というのも、書籍の監修をしている「日本におけるSublime Textのパイオニア」でもあるこもりさんが書籍に掲載していない、おすすめのプラグインなどを紹介してくれているのです。
これはアツイ。
書籍+Facebookページで鬼に金棒です。
Web制作者のためのSublime Textの教科書
といった感じで、Web制作を仕事にしている人はまず目を通した方がいい書籍だと思います。
違うエディタを使っている人も見ると心が動くと思います。
あと、個人的には制作者のみではなくて、サイトの運用をしている方にもおすすめだったりします。
例えば、ブログの記事の下書きをSublime Textで行うとか。
Sublime Textは非常にシンプルなので、記事を書く際に余計な情報が入らずに集中して記事が書けます。
僕も出先で時間がある時に少しブログの記事でも書こうかなという時には迷わずSublime Textで下書きします。
勉強会でもメモに使いますし、打ち合わせの議事録を作るためのデータもSublime Textでやります。
なので、興味をももたれたらまずは以下サイトでチェックしてみてください。
このサイトからは第1章「Sublime Textを導入しよう」のPDFが無料でダウンロードできるので、試し読みに最適です。
Web制作者のためのSublime Textの教科書