WWEのマネーインザバンクの仕組みってすごく面白いなと改めて考えてみてる
Publish2022/07/08(金)
今回はちょっと雑談的な内容になるのですが、7/2にWWEでマネーインザバンクという大会が開かれまして、その結果を見ていて相変わらずWWE面白いなーとしみじみしていたんです。
そもそもこのマネーインザバンクの仕組みってすごく面白いし、これからのキャリアを作る上でのビッグチャンスの機会でもあって、WWEスーパースターのキャリアアップの一つの目標として素晴らしいものだなと思っています。
そして、これを仕事上で似たような感じですることができれば、新人教育とかに使えるのでは?などと考えました。
マネーインザバンクの仕組みとポイント
この記事をここまで読んだ時点ですでに説明する必要もないかもしれませんが、一応マネーインザバンクについて説明しておきます。
マネーインザバンクは試合形式の一つで、天井に吊り下げられたカバンを最初に取った人が勝利というシンプルなルールです。
高いところに吊り下げられているので、必然的にはしごを設置して登るという動作が必要になるので、はしごをどのように使うか、はしごの上での駆け引きなどもあって、見ている方はハラハラします。
また、普通の試合でははしごを凶器的に使うと反則で負けになるんですが、マネーインザバンクの場合ははしごが必須ということもあり、なぜか武器的な使用もOKになっています。ついでにイスやテーブルとかもなぜか使ってOKです。
そういうカオスな状況下で、他の人を出し抜いてカバンを取得すると勝ちなのですが、勝利することで手にするカバンが実はかなり重要なものになっています。
というのも、このカバンの中には「挑戦者が好きなときに好きなタイミングで王者挑戦権を行使することができる契約書」が入っています。
つまり、このかばんを手に入れた人は、現王者が非常に弱っている状態に元気な状態で王座戦を行うことができるので、WWEのタイトルを手にする確率が非常に高くなるという特権を手に入れるという意味になるんです。
WWEスーパースターのキャリアの最上位はチャンピオンになることなので、その可能性が飛躍的に高まるマネーインザバンクの権利書は成功へのきっぷだったりもするわけです。
過去にはこの権利を使用して何人もの人がタイトルを手にしたという結果も残っており、マネーインザバンクの権利を手に入れることはWWEでのキャリアの成功を意味します。
なので、まだタイトルを取ったことがない人がこの権利を手にしタイトルを獲得するだけでなく、タイトルを獲得したことによって王者経験者というキャリアが加わり、タイトルを失ったあとの王者戦への参加の確率も上がってくるわけです。
その時だけの権利ではなく、実は今後のレスラー人生を左右するくらい重要なものだったりするんです。
マネーインザバンクの獲得フローと獲得後の効果は仕事でも応用できるのではないか?
前提が長くなりましたが、このマネーインザバンクの仕組みって仕事で取り入れると新人の活躍機会を増やすことや、キャリアアップに使えると思うんです。
もちろんそのまま使うというのは無理なので、「自分がやりたい仕事に好きなタイミングで参加できる権利」を用意し、その権利を獲得するためのコンペとかをすると面白いのではないのかなと思うんです。
仕事をしていると、「この仕事したいけどなかなかいいづらいなー」と思うことがあるのですが、そういうときにこの権利を講師して参加するということができるようになると、周りの人も「マネーインザバンクの権利使うんやったら仕方ないな」と思って納得すると思います。
しかも、その権利を手にするためのコンペで優勝することが権利をえるための条件なので、誰でも権利を獲得できるわけではなく、最も優秀な人が権利を手にすることができるというのも説得力が高くなるポイントかと思います。
こんな感じで「マネーインザバンクコンペ大会」が開催されれば、参加して自分が好きな仕事をするぞというモチベーションアップにもつながるので、社内の人材育成戦略としても使えるのではないのかななどと思うんです。
まとめ
もちろん会社はWWEではないので、マネーインザバンクをそのまま行うということはできないわけですが、マネーインザバンクで使われているニュアンスや仕組みを活用すると、仕事を楽しくする一つのきっかけになるということもあるかと思います。
かなりふわっとした話でしたが、何かしらこうおう要素を取れ入れてみては面白いかもねというお話でした。