ダニエルブライアンの引退の映像を見てたらめっちゃ泣けた話
Publish2016/03/08(火)
今日はどうしても言いたいダニエルブライアンの引退について。
WWEファンの方であれば知っていると思いますが、WWEレスラーのダニエルブライアンが先日現役を引退されました。
本人のTwitterで、RAWでその理由をファンに話すということが発表されまして、その時のRAWのダイジェストを見ました。
Due to medical reasons, effective immediately, I am announcing my retirement. Tonight on Raw, I'll have a chance to elaborate. #gratitude
— Daniel Bryan (@WWEDanielBryan) 2016年2月8日
なお、このブログでも以前ダニエルブライアンのことは書いてるので、ダニエルブライアンがどういう人なのか知らない人はこの記事を参考までどうぞ。
WWEのダニエル・ブライアンから考える本当の成功とはなにか
泣くと思ってなかったけど、めっちゃ泣いてしまった。
RAWで放送されたブライアンの特集は、WWEらしくブライアンがリング上でファンに引退する理由を直接説明するという形式のものでした。
Twitterでも書いてたし、過去のレスラーも同様の形式で引退表明をしてきたこともあったので、特にその形式が特別ということはなく、ある意味いつも通りの感じではあったんですが、僕はこの様子を見ていてなぜだかすごく涙がこみ上げてきました。
ブライアンの表情から伝わるWWEへの愛とか、言葉にしていたファンへの感謝というのが本当の気持ちなんだろうなということとか、他のレスラーが心からブライアンの引退という決断を尊重している雰囲気とか、いろいろな感情がごちゃまぜになってなんだか堪えきれなくなりました。
ブライアンは年齢的にはまだ若くて、現役で活躍できる年齢なんですけど、この歳で引退するということを決めたのはずっと首の怪我を抱えていた上での苦渋の決断だったんだと思います。
それについて外野がとやかく言うつもりもないんですが、やっぱり総集編の映像とかこれまでのブライアンの映像とかを流されるとこれまでの思い出が蘇ってきて切なくなります。
ファンに愛されていたブライアンだからこそ、会場のあの雰囲気になったわけですし、ブライアンのしてきたことを知っているからこそ涙が出るんだろうなと思いますが、言葉にできない複雑な心境になったわけです。
こうやって書いている今でもやはりブライアンの引退というのは寂しいなと思うんですよね。いちファンとして。
日本公演で体感したYESチャントが忘れられない
僕にとってのブライアンは、ストンコとかネイチほどの思い入れのあるレスラーではありませんでしたが、それでもかなり好きなレスラーの一人でした。
ブライアンのことを唯一見た東京公演でのYESチャントの事は忘れらません。
あの日もすごく楽しくWWEを見ることができたわけですが、その中でもハイライトと言えるのはブライアンのYESチャントをやったことで、今でもつい先日の事のように覚えています。
あの会場の一体感や熱量は、過去経験したどんな経験の中でも最高級の楽しさでした。
ずっとアドレナリンが出っぱなしになったので、終わってからも興奮が冷めやらず次の予定の飲み会でずっと興奮してWWEの話をしていたくらい楽しい思い出です。
人生の中で「心の底から楽しくて、もうこのまま死んでもいいわ」と思えることってそんなにないので、その瞬間を味あわせてくれたダニエルブライアンの試合をもう2度と見ることはできないとか考えたら、そりゃ寂しいなと思います。
今までありがとう。ブライアン。
今日僕が言いたかったのは、簡単に言うと「ありがとうブライアン」です。
今までたくさんのWWEの試合を見てきて、その中でも輝いていたブライアンのことはきっと忘れません。
ブライアンの戦う姿勢や体格のハンデを克服して獲得したタイトルなど、ブライアンからは多くのことを学べただけでなく、試合自体も心から楽しむことができた素晴らしいレスラーでした。
遠い島国から愛をこめて。