心を揺さぶるコンテンツについて考えてみた
Publish2015/03/31(火)
僕とFacebookで繋がっている人は分かると思うんですが、僕は昨日一日とても心が幸せで、かつ久しぶりのドキドキとワクワクが一緒に来たような興奮を味わっていました。
こうやって書くと回りくどいのですが、要するに昨日はWWEの年間最大のイベント「WrestleMania 31」があったんです。
レッスルマニアとは
WWEを知らない人向けに説明すると、このレッスルマニアというイベントは毎年の集大成としてWWEの中でも最も重要度の高い大会です。
その年の「顔」ともいえる人がメインを張り、その結果は今後一年のWWEでのストーリー展開に大きく影響します。
その政治的な背景もあり、また最も観客が集まるイベントでもあるので、参加しているスーパースター(WWEではレスラーといわずスーパースターと言います。)も、この日を目指して日々を過ごしていると言っても過言ではないと思います。
また、そもそもの話をすればレッスルマニアで試合が出来ると言う事は超一流の証でもあるわけで、それだけでもすごい事ですが、さらにそのメイン戦の2人は最高峰な2人な訳で、その2人の対戦を観客含めて全員で楽しんでいるという、まさに夢のようなイベントな訳です。
さて、そのレッスルマニアの様子はFacebookを通してWWEがリアルタイムに配信しているので、日本にいながら現地の感覚で楽しむ事が出来るんですよね。
とてもいい時代になったなと思うと同時に、こうやって人の心をわしづかみにするWWEというものの偉大性というか、コンテンツ力というととてもチープな表現になりますが、そういうパワーについて考えています。
ずいぶん前から「Contents is King」と言われて久しいですが、人はその中身を重要視するわけですよね。
でもその中身が本当に「コンテンツ」といっていいものなのかどうか、ふさわしいものなのかどうかについては誰も検証のしようがないしあまり考えてこられなかったんじゃないのかななどと思うわけです。
単純にテキスト量だけ増やせばいいと言うような安直な対策とかは論外ですが、突き詰めて考えるコンテンツは本当に少ししかないように思うんです。
レッスルマニアを見おわって、こうやってある程度時間が経って落ち着いた今ふと思ったわけです。
本当のコンテンツとは「人の心を鷲掴みにしてはなさない」ものじゃないかと思う。
話をレッスルマニアに戻しますが、僕はレッスルマニアを見ている間本当に幸せでした。
このすごく幸せな感じをどうやって言葉で表現していいのか全く分かりませんが、とにかく夢中になってその世界にどっぷりと入っているような感じです。
ここまで人の心の奥底まで届く影響力っていうのは相当すごいと思うんですよね。
他の事が手につかなくなるくらい気になって仕方ない。
それに触れている時間は何ものにも変えがたい至福の時間という体験はそう簡単に実現できるものではありません。
僕の仕事はWebですが、Webでこの感覚を疑似体験できるものはどういうものだろうと思うわけです。
レッスルマニアほど心を掴むものと言うのは相当に難しいし、一朝一夕で出来る事もないので比較する事でもないですが、対象となる人の感情をそこまで幸せにできるレベルの体験を提供しようという心意気というか目標設定はした方がいいなーなんて思いました。
WWEの事を考えると色々な事に思考の断片が飛んでいくので大変ですが、やっぱりこういう体験がたくさんある世界はとても楽しいと思うので、僕も何か出来るようになりたいなという漠然とした事を考えています。
今日の話はかなりふわっとした感じになりましたが、たまにはこういう感じもいいのかなと言い訳。
なんにせよ、レッスルマニアと言うイベントを考えると仕事だけではなく自分の人生についても色々と思う部分がでてきます。
やっぱりすごく勉強になるなと思う暑苦しい週の始まりでした。