自分の武器は何だろうと思った出来事
Publish2014/12/19(金)
今日は昨日僕の周りであったある出来事から、自分の武器はなんだろうという部分を考えてみようと思います。
この話は「仕事が出来る人が仕事を頼まれる人かどうか」という部分にも通じる部分があると思うので、色々な人に通じる共通の話題ではないかと思います。
昨日のエピソード
まずは昨日あったエピソードから。
昨日は久々に、ワーキングスペースで集中しつつ気分転換もしつつという感じで非常に自分にとっていい形で仕事をしていました。
ここのスペースは以前書いたこともあるかと思いますが、いろいろな人がやってきて、色々な話を聞きながら仕事が出来るという面白い経験をすることができるスペースです。
前回はうるさいおばちゃん達でしたが、今回は大学卒業直後の経営コンサルタント女性(聞こえてくる話で判明)と、そのコンサルを受ける中小企業の社長とおぼしきおっちゃんが話の主役です。
まずは、世間話で盛り上がる二人。
おっちゃんも若い女の人としゃべるからか、非常に楽しそうで終始ニヤニヤしている感じです。
女の人は女の人でその年代特有のノリというか「まじっすかー!」「っすよね!」という感じでキャピキャピしていました。
まあそこは別に最初の世間話だし、そういう関係もあるかーとか思いながら仕事をしていたわけですが、そうこうしているうちに「ありがとうございましたー」っておっちゃんが帰っていったんですよね。
で、気付いたわけです。
「あれ?終わったん?この人なんの話をしに来たんだろう?」と。
まあ僕が聞いてないうちに世間話のように仕事の話をしていたということもあるかと思いますが。
そしてちょっと僕は考え始めたんです。
誰に何を売るか。そのために自分が何を使うのか
まず思ったのが、この経営コンサルタントをしている女性は自分が意図しているかどうかは置いといて、自分の武器をうまく使っているなという事。
ゲスい話ですが、このおっちゃんは若い女の人と話せてたいそう楽しそうでした。
実際の仕事のクオリティがどうなのかまで僕には知る由もありませんし、僕が知らないだけで実はこの世間話こそが重要なのかも知れません。
そういう事を置いといても、明らかにおっちゃん側からすると本来とは違う目的がそこにあるんではないかと思うんです。
結果がどうあれ、お互いのニーズが一致していればビジネスとしては成立しているので、それこそこっちが口を挟む話でもないですし。
ただまあ、今回言いたい事はそこではないんです。きっかけはこれですが。
要は何がいいたいかというと、「相手に自分は何を求められているのか」という事を感じる事が重要だなと思うわけです。
こっち側から成し遂げたい目標を実現するためには、もちろん相手が実現したい目標にそって進む必要がありますが、その方向性を感じ取れるかどうかという事ですね。
件の女性は、自分がそれを自覚していたかどうかは別として、見事におっちゃんの希望を叶えているという事になるのではないでしょうか。
(いい悪いは別の話ですので、ここではその話はしません。)
相手の希望を感じ取る力があれば、その希望を叶えるために自分がどういう立場で何を望まれているのかも自ずと分かると思います。
自分が何者であるかという自覚、自分がどういう事を期待されているのかという認識があれば自分がいるべきステージはどこなのかが分かると思うんですよね。
最近若干このことばかり考えているところがあって少し鬱々としていましたが、自然体で相手の希望を感じ取れる大人になりたいと思う36歳男性でした。