マネー・イン・ザ・バンクの結果を見て思っていたこと
Publish2025/06/13(金)

今回はWWEの話をまたしたいと思うのですが、というのも先週末に行われたPLEマネー・イン・ザ・バンクの結果が思ってたよりも無難すぎた結果だったので、これはこれでもう一波乱あるのでは?と深読みしそうになっているためです。
マネー・イン・ザ・バンクの結果が今後に与える影響
このブログのこの記事を読んでくれている時点でもはや言うまでもないのですけど、マネー・イン・ザ・バンクが今後のWWEの情勢にどれだけでかい影響があるのかはご存知の通りです。
いつでもどこでもどっちのタイトルでもタイトル挑戦権を行使できるので、権利が行使されない限りタイトルホルダーは気が抜けない状況になるので、「いつ使われるのか?」という緊張感が出てくるのがすごくいいですよね。
過去にマネーの権利を行使した結果、いろいろなことが起こってきたことを考えると、今回の結果を受けてWWEでの動向の変化は楽しみすぎるやろと思うわけです。
個人的には、両方の権利保持者ともにいろいろな選択肢がある結果になっているのですが、それについてちょっと細かくなるけど書こうと思います。
順当すぎる結果の先にあるワクワク感
まず男子の方ですが、今回はセスが2回目の権利を獲得しました。
個人的には最近見ながら「セロ・ミエド!」って言うのにハマっているので、ペンタが抜けてくれたらかなり面白いかなと思って期待はしていたのですが、まあ順当にセスになったわけです。
他の参加者で大穴はエルグランデ・アメリカーノにも期待してましたが、まあそこは大穴すぎるので取ってたらそれはそれで面白すぎるので今回はなかったと考えています(笑)
で、権利を獲得したセスですが、セスといえば最近はポール・ヘイマン、ブロン・ブレイカー、ブロンソン・リードとのユニットの勢いがヤバすぎて最高に面白いので、その点だけでも楽しみなのに、前回の権利獲得時はまさかのレッスルマニアのメインで使用するという誰もが考えるけど誰もしなかったことを実行して成功させたという歴史に残る結果を残したスーパースターでもあるわけです。
この時点で、今の感じでいけばサマースラムあたりで使う可能性もあるし、もしかしたら今回もレッスルマニアまで持っていくのでは?という可能性も出てきているので、予想が難しすぎる状況になっています。
また、現時点でタイトルを持っているのはグンターとシナですが、どっちに行っても面白そうです。
元々セスが価値を高めていたグンターの持つタイトルを取り上げる流れもいいですし、シナの引退最終日に権利を行使して強奪するとかも最高な流れなわけで、いろいろな可能性を考えるとワクワクするのでセスの今後の言動から目が離せません。
女子の方はナオミだったわけですが、こっちはこっちでビアンカとジェイドのあの一連の騒動から吹っ切れて闇落ちして変な勢いがあるのでストーリー的には無難な結果だったと思うんですよね。
個人的にはNXTから上がってきて勢いが凄いステファニー・バッケルやロクサーヌ・ペレスを期待してたんですけど、流石にちょっと早すぎるし仕方はないかなという感じです。ジュリアについても同じでしょうかね。
で、ナオミからすると現在タイトルを持っているイヨとティッフィーはどちらとも微妙な関係性なので(すごく因縁があるわけでもないけど、何もないわけじゃないくらいの絶妙な距離感という意味で)、どっちに向いてもおかしくないんですよね。
しかも、今のナオミがまともな権利の行使をするとは思えないので、おそらく誰もが予想してないタイミングで権利が行使されるのはほぼ確定というのが面白い状況です。
結果的にセスとナオミが権利を獲得したのは、他の参加者の今の勢いや状況を加味して考えると、どちらも勢いや今後の展開の幅を考えればとても順当な結果で、これまで意外性のある展開をしてきたWWEの流れの中である種とても異質な結果になっていると思っています。
まだまだ面白くて目が離せないので非常に困る
こういう風に意外性がある意味なく順当な結果が出てしまうと、これまでWWEを見てきた側からすると、「こっから先に何かあるのでは?」と勘繰ってしまうわけです。
これまでのWWEを考えれば、そのまますんなりストーリーが進むというのは考えづらくて、ちょっとした伏線が大きな流れに変わるとかがありそうで、ちょっとしたことにも目が離せないんです。
まあ、このほかにも色々な兆候がチラチラ見えているので、この辺りが絡んでくるのかな?とか考えると楽しみで仕方ありません。
ということで、まだまだWWEから目が離せなくて最高に楽しいです。
WWEを見続けて20年くらい経つのに、まだこれだけ面白いっていうのはどういうことなんでしょうね(笑)