クラウンジュエル放送に合わせてのAbemaが攻めすぎていて最高だなと思った件
Publish2025/10/13(月)

今回はWWEのというよりもAbemaのことを書こうと思います。
現在日本ではWWEを見る場合、Abemaでの視聴というのが基本路線になる(他の選択肢がないので)のですが、独占で放送している分、きちんと丁寧にファンに対して向き合っていて非常に好感が持てています。
その一つの例として、直近でおこなわれたPLEでのAbemaの対応について書きます。
クラウンジュエルの無料放送
まず、PLEは基本的に課金コンテンツなので、見ようと思ったらAbemaプレミアムに入る必要があります。
有料の放送なので、それ自体は至極当然で、それ自体には全く文句もありません。
ただ、年に数回、有料のPLEは無料で見れるケースがあります。
今回のPLEクラウンジュエルが無料になっている理由はわかりませんが、通常有料のものをあえて無料で放送するというのはかなりがんばっていることは間違いないわけです。
それだけでもすごいのですが、今回のPLEは開催会場がオーストラリアのパースということで、日本とほぼ時差がないため、なんとゴールデンタイムと言われるPM9:00からの放送となっていました。
それに伴って、Abemaでは過去なかった画期的な一手で攻めてきました。
その一手というのが、RAWとSMACKDOWNのリアルタイム放送です。
RAWとSMACKDOWNのリアルタイム放送
WWEを見ている人であれば常識なことなんですけど、基本的にRAWとSMACKDOWNは現地放送の次の日に放送されているというのが現在の状況です。
過去は3週間後という時期もあったのですが、Abemaのがんばりで翌日の放送になっています。
現地が英語での放送なので、翻訳や日本語実況のことなどを考えれば翌日放送でも普通にすごいことなんです。
そこからさらに踏み込んで、このPLE前のSMACKDOWNと開催後のRAWまでを現地とタイムラグなしでリアルタイム放送することを決めたんです。
これはWWE視聴を続けてきたぼくのような人でも驚愕の展開で、さんざんマンデーナイトRAW、フライデーナイトSMACKDOWNと聞いてはいたものの、体感としては月曜と金曜はWWEの日ではないという、若干覚める展開だったわけなんです。
翌日に放送されるのは早くて素晴らしいのですが、このご時世であれば自分から望まずともネタバレを食らうことはあります。
僕がWWE好きなのは検索履歴や行動履歴から考えてもAIにも検索エンジンにもバレているので、色んな方向からネタバレ情報が来るんですよね。
それは仕方がないと思っているのですが、それでもできればその結果は自分の目で見て知りたかったなーとかも思うんです。
その心配を、この期間はしなくてすむという安心感がヤバい。
リアルタイム放送なので、これから何が起きるのかを全く知らない状況で望めるので、WWEをさらに楽しく見ることができるわけです。
なので、Abemaがこの時期にRAWとSMACKDOWNを含めてリアルタイム放送をすると決めた決断は、ファンからするとこれ以上ない英断だったと言えます。
決めた人最高!
日本公演に向けて
リアルタイム放送が決まった理由の一つに、日本公演が迫っているということも関係しているだろうとは思います。
WWEの日本公演は久々なので、ファンは今から楽しみで仕方ない時期を過ごしています。
僕も金曜の東京・両国国技館のチケットを確保したので、金曜に楽しんできます。
この高揚感は、リアルタイム放送のお陰で事前準備として最高のお膳立てになっています。
この記事を書いているのはRAWの放送される7時間前くらいですが、今の時点で楽しみすぎて色々手につかないし、心がフワフワしています。
こういう感情にさせてくれるWWEが最高やなと思うのですが、その感情を更に高めてくれているAbemaの攻めた戦略には感謝の気持ちでいっぱいです。