ジェイド襲撃事件とシナのヒールターンについての所感

Publish2025/03/11(火)

ジェイド襲撃事件とシナのヒールターンについての所感

もうこのブログはふにすの仕事を伝える場所ではなくWWEの感想を書くための場所のようになっていますが、どうしても書きたいので今回もWWEのことを書きます。
まあ完全に自分の好きにしていい場所なんだし、まあいいかなということでWWEの興味ない方もご容赦ください。
来月は少しは役に立つことを書く予定なので。
では本題です。

僕からするとずっとそうではあるんですけど、ここ最近は特にWWEがおもしろくてヤバいです。
もちろんレッスルマニアシーズンだからということもあるんですけど、最近のWWEは特におもしろくて、その理由がこれまでプラスアルファの伏線回収劇と予想を裏切る怒涛の展開にあるのは疑いようがありません。
その最たるものが今回のタイトルのジェイド襲撃事件とシナのヒールターンに象徴されています。

ジェイド襲撃事件の犯人を予想していて当たった

まずはジェイド襲撃事件について。
この事件は、WWEの女子タッグ王座を当時保持していたジェイドカーギルが相棒のビアンカベレアの試合中に襲撃され、そのまま病院送りになったという物騒な事件です。
WWEではリング外のバックステージで度々事件が起こるのですが、今回の襲撃事件もよくあるパターンのものかなと発生当時は見ていました。
ただ、この事件がいつものバックステージでのそれらと大きく違う点が一つだけあったんです。
それは、「誰がジェイドを襲ったのか?」がはっきりしないという点でした。
事件発生当初は、そのうち犯人がわかるだろうと思ってみてたんですけど、何か思っているよりも発表に時間がかかってまして、確か事件発生は2024年の11月くらいで、犯人がはっきりしないまま年を越した時点で「あれ?これっていつもとぜんぜん違う展開やん⋯。」と思ってきたんですよね。
その間も会場をあとにするリヴとラケルが犯人候補として疑われたりして、犯人探しという要素が加わってたのがすごくおもしろくて、僕も結局誰が犯人なのかを推理するような感じで見てました。
この時点ですっかりWWEの思い通りなわけです。
まあそれはそれでいいとして、僕の予想としてはヒール側の誰かが犯人だった場合はあまりにも妥当すぎておもしろくないので、ベビー側の誰かだということはわかってました。
その時点で、タッグパートナーのビアンカ、最近はベビー的な立ち回りをするようになっているベイリー、そしてジェイドの後釜でビアンカのパートナーになり、タッグ王座を手にしたナオミの3者に絞られてました。
そこから、ビアンカがジェイドを襲うメリットがないので候補から外れ、ロクサーヌや他の女子と色々揉めてるベイリーにジェイドに関わってる余裕なさそうなので消去法的にナオミかなというところを年明けくらいから思ってました。
で、面白いのがそういう予想に立ったうえでナオミの言動を見ていると、まあ確かに動きはベビーなんですけど、若干の違和感を残しながらベビーを演じている感じがするんですよね。
たぶん予想なしで見てたら気付けない程度の違和感だと思うんですけど、予想しながら見ているのでけっこう細かい仕草とかまで見てしまうわけです。
当然、そんな細かい部分まで気にしながら見ているのでWWEへの没入感もすごいありまして、いつもよりも何割増しな状態でWWEが楽しめてしまうんです。
この感覚が結構新鮮で、こっちはもうWWE観戦歴20年超えなのに、まだ夢中になって楽しく見れているのがすごいですよね。
犯人探しというこれまでにない要素でモチベーションが爆上がり。
そして、その犯人がこの前のPLEのエリミネーションチェインバーの初戦でナオミであることが確定的になり、PLEを最高に楽しく見れたわけです。
WWE見ながら今後はどうなるかなとかを予想しながら見るのはけっこう前からよくしていますが、公式的に犯人の答え合わせをするのがある種斬新で、しかも予想が当たってここまで嬉しくなるという驚きもあって、この一連の流れに心がグラグラです。
ジェイドの事件だけでもこれくらい面白かったわけですが、エリミネーションチェインバーでは最後にもビッグサプライズがありました。
一つの大会でここまでいろいろなことが動くことってあるん?ってくらいの衝撃で、いくらレッスルマニア前の最後のPLEとはいえ、さすがにWWEはすごすぎるやろと思うんですよね。それがシナのヒールターン。

シナがヒールターンをしたことについて思ったこと

シナについては年明けに書いたこの記事で触れていますが、この時点では1ヶ月ほどあとにこんな展開になるとか全く予想してませんでした。
NETFLIXでのRAW初回放送を見て思ったこと
エリミネーションチェインバーでは、今年のレッスルマニアでコーディと対戦するのが誰になるのかが決まるので、重要な試合だったのは間違いありません。
参加メンバーを考えても、レッスルマニアにどうしても行きたいCMパンクや、CMパンクを意識しまくって完全に敵対しているセスとドリュー、PLE開始前にコーディとそれっぽい流れを作っていたダミアン、話題性という点で予想ができないローガンポールといった感じで、シナ以外が勝ち進むストーリーも十分あったわけです。
WWEを長年見てきた側の視点でいうと、これまでの流れを考えるとシナが取りそうやなというのはけっこうあって、まあ引退に華を添えるじゃないけど、シナとコーディでのレッスルマニアというのも普通にありなんですよね。
で、結果的にある種予定通りというか若干の「やっぱシナかー」という感情と若干の驚き(そうならない世界線も普通にあったという意味での驚き。ただ、本当に若干だけでまあそうやろうなという感情のほうが大きかった)がありつつも、まあそんな感じでレッスルマニアを迎えるんやなという感じである意味納得しつつ見てたわけです。
ただ、エリミネーションチェインバーではこの試合が最後ではなくて、実は本当の最後はロックからの要望にコーディがどう答えのかというイベントが最後でした。
今思うと、なんでそれが最後やねんwという感じがしますが、これまでの経緯を考えるとこれはこれですごく重要で、コーディの返答次第ではコーディがヒールターンするという世界線もありました。
僕としても、昨年のレッスルマニアでコーディのストーリーはロックも絡めた形でいったん終わってるし、昨年のレッスルマニアからの時間経過でファンからコーディへの応援の熱量も若干下がっているこのタイミングで、これまでここぞというタイミングで前振りをしていたロックとの関係性を考えるとコーディのヒールターンがあるのでは?と思ってみていたのが正直なところです。
もちろん、コーディではなく対戦相手のシナのヒールターンという可能性があったのも事実で、一瞬その方向性もあるかなとは思いましたが、シナは次のレッスルマニアでの引退も表明してるし、自分のレスラー人生の集大成とも言える最後のレッスルマニアのメイン戦という最高の舞台を前にヒールターンはないなと思ってしまってたんですよね。
こういうふうに思うのも、これまでそれこそ20年以上ずっとWWEを見てきたからというのもあって、そう思い込んでいた部分もあったわけなんですけど、結果としては自分の予想とは大きく違ってシナがヒールターンしてたんですよね。
もうこれはこれまでの観戦歴がどうとか言い訳できないくらいの予想が大外れで、しかも一瞬浮かんだその方向性をないと切り捨てた自分の判断が完全に間違っていたわけなので、個人的にはかなりショックでした。
「シナのヒールターン」というのは一つの事実ですが、個人的にはそれに付随して自分で思っている以上の衝撃と価値観を揺さぶられる出来事でした。
こんなに感情を揺さぶられることがあるということがWWEが最高だということだと思いますし、WWEファンでよかったと改めて今回思いました。
人間年を取ると価値観や考え方が固定化されますが、WWEはそういうのを簡単に壊してくるので最高ですね!

今後の展開がとても楽しみなことに対する期待感、ワクワク

といった感じで、エリミネーションチェインバーで色々あったことで、自分の中で無限に考えることが発生しており(ここに書いたこと以外でもイヨのタイトル奪取からのレッスルマニアメイン決定とか、ジェイのこととか考えることが多すぎて色々追いついてない)、もうレッスルマニアまでワクワクが止まりません。
今日の夜のRAWも楽しみでしょうがないですし、こんなふうにいつまでもワクワクさせてくれるWWEが愛おしくて仕方ないです。
僕の人生に最高にスパイスを加えてくれるWWE。
最高すぎてもう語彙力ないので、今日はこのへんで。

記事の著者:ふにすでぐち

ふにすでぐち

1978年生まれ。企業のWeb活用をテーマに、Web運用を中心とした戦略的な企画立案、サポートやホームページ/Webサイトの構築などを行っています。
5年間のWeb制作会社勤務後、2年間のフリーランスで「フニス」として活動後に法人化し、2012年7月「ふにす株式会社」を設立。
Web運用の情報や考え方などを発信するブログ「ふにろぐ」を定期的に更新し、情報配信をしています。
また、Googleアナリティクス認定資格を取得しているので、アクセス解析を用いた分析などの手法でお客様のホームページの成功をサポートしています。
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