継続的に見ていないと気付けない変化について色々考えている
Publish2023/09/18(月)
今回は雑談的な記事になります。
先日、いつものようにWWEのSMACKDOWNを見ていて、今回も最高におもろいなーとニヤニヤしながら見てたんですが、ふと「あれ?この件ってまだそこまで一般的になってないのでは?」と考えたことがあったので、そのことについて書きます。
LAナイトの人気
まず、この考えのきっかけになったのはLAナイトの人気です。
そもそもの話をしてしまえば、日本でアメプロ好き以外でのLAナイトの認知度ってめちゃ低いと思います。
この記事を見ている人もほとんどがLAナイトって誰?というふうに思うんじゃないかなってくらい日本では知られていないと思うんです。
WWEのトップにいるレインズですらプロレス好き以外からの認知度が低いことを考えれば、LAナイトはさらにマイナーな感じだと思うわけですが、これがアメリカだとかなり違くて、LAナイト出てきた時の会場の盛り上がり方はかなりすごい感じです。
もちろん僕も日本に住んでいるので、アメリカ人全体で見たらLAナイトの知名度はどの程度なのかは分かりませんが、少なくとも会場に足を運んでいるアメリカ人からは圧倒的な支持があるレスラーです。
でも、LAナイトも元からすごく人気があったわけではなくて、最初はよくわからんファッションブランドのオーナーみたいなキャラで出てきて、正直この人ももう少ししたら消えそうやなという風に見てました。
よくわからんファッションブランドの流れは案の定しれっと消えましたが、LAナイトはそのくらいからLAナイトという名前に変えてシングルで何度か試合をしていて、喋りが立つので時折試合前のマイクパフォーマンスで受けていました。
そんな感じで活動していたのですが、いつからかLAナイトのマイクがめちゃくちゃ受けるようになってきて、人気もそれに合わせてどんどん上がっていきました。
この辺の変化の温度感は実際に見ていて「最近LAナイトの人気めちゃ上がってきてんなー」と思うくらいでした。
この感じって過去にも何度か見てきた流れで、ロックやシナのようなマイクパフォーマンスがすごいレスラーに近い感じで、これはLAナイトこれからきそうやぞと思っていましたが、案の定プッシュされてきて試合頻度と活躍の場が増えてきています。
ダーティードムへの圧倒的ブーイング
そして、このブログでも何度か取り上げているドミニク・ミステリオですが、ドミニクは今NXTの北米王者のタイトルも取ってダーティードムという名前もできてWWEの中で確固たるポジションを獲得しつつあります。
中でも、ドムがマイクパフォーマンスをしようとする際に客からのブーイングが大きすぎてドムがしゃべれないというやりとりが何度も擦られてきて熟成してきています(笑
ここまで定番化してくると、ドムの存在感が現在のジャッジメントデイの活躍の下支えをしているのは疑いようがありません。
ドミニクのこの感じも急にそうなったのではなくて、レイとの確執でしっかり温めておき、家族を侮辱する流れで爆発させた感じがあります。
この辺のタイミングとかはすごいなと見てて思いましたし、何よりも2世レスラーとして今後ドミニクはどういう感じで動くのかなという部分が大きかったんですが、もうこの路線でしばらくは行けるし、なんやったら父親とは違う形のトップヒールになる可能性もあって目が離せません。
少しずつだった変化のスピードが変わっている
LAナイトにしろドムにしろ、今の人気の形になるまで人気が出始めてから少し時間はたっているのですが、一定の感じで人気が上がっていくという感じではなくて、「なんか最近結構人気出てきてる感じかな?」というのがわかってきたくらいからは一気に人気が爆発するという感じで少し距離を置いて見ている人からすると「なんでこんなに人気出てるん?」と思うくらいの変化の速さがあります。
今回はWWEの話しかしてないですけど、こういう「気づいたらめちゃ人気出てきてる」という例って世の中には結構あるので、そういう変化を見逃さない、そういう変化に気付けるかどうかというのは、その事象を定期的に見続けることが重要やなと思うわけです。
「この感じで行ったら半年後には大化けするな」というものに気付けることもあると思いますし、そういう視点で見るのもまた面白いかなとも思ったりしています。
というわけで、本当に雑談的な感じでしたが、LAナイトとドムは要注目だと思っているので、WWEに興味を持っている人はこの2人を見ておく事をお勧めします。
ちなみに、今回のSMACKDOWNでは、久々にロックが出てきて、流石に役者が違うなと痺れました。
久々のピープルズエルボーも最高やったので、ぜひ見てほしいところです。