スペシャリストとゼネラリスト
Publish2014/06/18(水)
昨日ちらほらと「何でもやります」という人についての意見を見たので、僕も乗っかって書いてみようと思います。
まず、最初に立ち位置をはっきりさせておくと、僕は「何でもやります」に対しては肯定派です。
「何でもやります」は捉え方によってはやる気がある人
昨日読んだ意見では、「何でもやります」は主体性がないのでよくないよね的な事が書いてあったように思います。
それも一理あるとは思いますが、僕としては好意的に捉えて「何でもやります」というのは「やる気」の現れだと思いますし、その人が貪欲である事ではないかと思います。
仕事をしていく上で僕が重要視しているのは、どれだけ目の前の事を真剣に考えてそれを乗り越えていくのかという部分なので、その原動力である「やる気」と「貪欲さ」を持っている人の方がやりやすいんですよね。
そう考えると「何でもやります」の人の方が、個人的にやりやすいかなと。
これまで何人かを教える機会があったんですけど、最終的にいい感じになっていったのは「何でもやります」という人の方が多かったように思います。
自分はこれしかしないというのはだめという事ではないと思う
ただ、だからといって「何でもやります」が万能という事でもなくて、「自分はこれしかできません」or「自分はこれがしたいんです」という意見を持った人は大化けする可能性が高いです。大外れする可能性も高いですけど。
要はひとつの事に集中して、そこを極限まで突き詰めれるくらいいい意味で変態な人は「何でもやります」という人からは生まれません。
これはいい悪いのはなしではなくて、向き不向きの話だと思うわけです。
要は自分のしたい事と相手の望む事が合致していればいいと思う。
で、要は「何でもやります」という人がいいも悪いも、その受け取る人の考えと性格次第だなと思うわけです。
求めている人の種類というか、タイトルにあるスペシャリストを探しているのかゼネラリストを探しているのかの違いだと思います。
「何でもやります」という人はゼネラリストタイプの人でしょうし、自分はこれしかできないという人はスペシャリストタイプの人でしょう。
いい悪いとかを区別するのではなくて、単純にその人と一緒にしたいかどうか、その人とならうまくいくかどうかを考えるのが正解なように思います。
ちなみに、僕自身はゼネラリストタイプなので、色々やりますw