セス・ロリンズに見る成功の法則
Publish2014/10/20(月)
最近僕はWWEのあるスターの成功法則にとても興味を持ってみています。
そのスターがセス・ロリンズ。
今確実にメイン級に躍進し、成功しているセスの法則は色々なことに当てはまりそうだなと思うわけです。
あ、この記事はWWEのことが分からなかったら全然意味が分からないかもしれませんので、その辺はご容赦くださいませ。
セス・ロリンズとは?
とはいえ、それではあまりにも不親切なのでセスのことは説明しておきます。
前提が大事です。
セスは、少し前にWWEで猛威を振るっていたシールドというグループのメンバーで、シールドの立案者という事になっています。
スピードと技術力という持って生まれた才能に恵まれ、独創性のある技などもあって安定したレスリングが出来るレスラーです。
シールド絡みの話題で一気にメイン級に成長しているし、タイトルにも絡む形で確実にキャリアを積み重ねているWWEのこれからを背負って立つ人材です。
今日はそのセスが成功している背景を考えようというわけです。
体格・才能・努力以外の成功条件
セスにはスピードと技術力という持って生まれた才能があります。
また、一線級に活躍する人の中にいるわけなので、間違い無く努力も積み重ねています。
では、それだけが成功している条件下というと、そうではないと考えています。
というのも、WWEのトップレベルにいるスターは全員一定レベル以上の体格や才能があり、努力をしてます。
セスも確かにすごいですが、単体で見たときにはずば抜けているということではありません。
では、なぜその同じような背景の中で頭ひとつ抜けた活躍をしているのでしょうか?
僕は、その答えは「インパクトと頭の良さ」だと思っています。
破壊する・裏切るというインパクトを推進力に。
セスは、シールドにいましたが、今シールドは解散した形になっています。
その理由は「セスが裏切ってグループを破壊したから」に他なりません。
自分が作ったグループを人気絶頂のタイミングで破壊し、そのインパクトからメインのストーリーに「より深い形で」絡むことが出来ています。
このタイミングが絶妙でしたし、結果的にその影響もあり他のメンバーもメインレベルまで引き上げられています。
世間に与えるインパクトを絶妙なタイミングで実行出来る頭の良さで、レベルを一つ上に押し上げたともいえます。
この当時のシールドは、ハンターさんとステフという経営者とモメる形で人気を博していましたが、そこから頭ひとつ抜けるには何かしらインパクトが必要でした。
流れの早いWWEの中では、同じような流れがいつまでも続くとファンからあきられて人気が低迷するという事が良くあります。
その当時のシールドはちょうど上り調子で、あともう少しはその話を引っ張れる感じでしたが、人気がピークに達するタイミングでセスはシールドを破壊したわけです。
このタイミングが絶妙すぎたとしかいえないくらい素晴らしいタイミングで、ファンの注目を確実に集めました。
つまり何が言いたいか。ずっと同じコトしてたら駄目
僕は最近のセスを見てこう思うんですよね。
「ずっと同じことをしてたら駄目だ」と。
どこかのタイミングでやることなりを変えないとあきられるし、タイミングによって大きく話題になることがある。
そのタイミングは、周りをきちんと見た上で少し先の将来を予想して、決断して実行する。
これに尽きるのではないかと思います。
僕の仕事も1年経てば前年としている内容が大きく変わったりするような流れの早い世界なので、セスのインパクトのような何かを意識することが必要だと思うわけです。
そんな事を考えていたら話が長くなりましたので今日はこのへんで。