聖闘士星矢のアスガルド編から考える守るべきものとはなにか?
Publish2014/07/25(金)
先日アナと雪の女王をみたのですが、一部でアナと雪の女王のストーリーが聖闘士星矢のアスガルド編と酷似しているというので、その点を注意深く見ていたのですが、僕からするとそんなことはないなと思ったわけです。
そんな事もあり、聖闘士星矢のことを思い出したので、聖闘士星矢のアスガルド編から考える仕事をする上でも大切な「守るべきものはなにか」について思うところを書いてみようと思います。
聖闘士星矢のアスガルド編とは?
まず、知らない人のためにアスガルド編について説明しましょう。
アスガルド編は聖闘士星矢のアニメ版のオリジナルストーリーで、本編の十二宮編とポセイドン編の間になる物語です。
原作ではなくアニメ版のオリジナルなのですが、他のアニメ版オリジナルと違って非常に完成度が高く、個人的には一番好きなシリーズです。
たぶん20回以上はみたと思うので、今でもストーリーについて熱く語れるかと思います。
もし僕を見かける機会があって、聖闘士星矢に興味がある人は話を振ってみてください(笑)
ストーリーとしては、ポセイドンにニーベルンゲンリングをはめられた結果、操られることになった女王ヒルダがオーディーンの意思ということで侵略をはじめるのですが、その影響で北極圏の氷が溶けて世界が大変なことになっちゃうというような話(かなりざっくり)です。
そこで、いつものように星矢たちが首をつっこむところから始まる。そんな感じです。
僕は、このストーリーが凄く面白いと思うと共に、ヒルダの手下として聖闘士たちと戦うゴッドウォーリアーの皆さんがとても個性的で好きなわけです。
それぞれが守りたいものがあり、それを守るために色々と行動するわけですが、その行動原理は生き方に通じる部分があり、人生を感じます。
僕は仕事は人生の一部だと考えているので、人生を考えることは仕事を考えるということでもあるかなと思うんですよね。
ということで、ゴッドウォーリアーの守りたかったものについて考えてみようと思います。
アルコルのバドが守りたかったものについて
ゴッドウォーリアーは全部で8人いるので、全部書いちゃうととても長くなります確実に。
そこで、今回は個人的に一番好きなアルコルのバドについて書きます。
他の6人については後日シリーズ物として書くかもしれないですし、書かないかもしれません。
バドはミザルのシドの影武者として、表に現れることなく生きてきたという悲しい人です。
シドですら存在を知らず、バドが手伝ってアルデバランを倒した時も自分が倒したと勘違いしちゃうという設定だったほどです。(実際は知っててわざと知らないふりをしていたっていうことが後で判明するんですが、それはまた別の機会で。)
ちょっと話がそれますが、バドの必殺技である「シャドウバイキングタイガークロウ」の声と叫び方は最高です。
これを聞くだけで個人的にはテンションが上がり過ぎるくらいです。
話を戻します。
さて、そんなバドはいずれ自分が「シドにとって変わって光を浴びる存在=正式なゴッドウォーリアー」になることを画策していました。
これまで影で辛い生活をしていたので、そう思うのも当然かなと思います。
ところがバドさん、なんやかんやあった挙句いざという時になるとシドをかばってしまうのです。
やはり恨みがあるとはいえ、実の弟が大切だったんだなと思うと泣けてきますね。
こういう人のバックグラウンド的なものを想像させるストーリーが好きです。
自分が守りたい大切なモノが分かったバドは、自分がなりたかったゴッドウォーリアーになるという道を捨て、シドと共に雪原に消えました。
この一連の事を考えると、自分にとって何が大切でどうなりたいのかは、その守りたいもの次第なんじゃないかなと思うんです。
仕事をしていく上でも、大切なことや守りたいことはあると思うので、その点を忘れないようにしないといけないなと考えさせられますし、そもそもなぜ今の仕事をしているのか、何がやりたくてしているのか、何を守るのかをもう一度考えなおしてみようと思います。