どういう立場として喋るのかという難しさを改めて感じる
Publish2016/04/01(金)
最近とても頭を悩ませている問題があります。
それは、「入学式の挨拶を考えなければいけない」ということ。
一部の人は知っていますが、実は小学校のPTA会長をすることになりました。
そこで早速の出番として「入学式」が控えているわけです。
入学式にはPTA会長からの挨拶があり、そこでしゃべらないといけないんですが、普段とは全く異なる立場からの発言になるのでかなり気を使うわけです。
くだけた喋りはしちゃいかんわけですし、度を越したジョークもアウトでしょう。
というかジョークすらアウトのような気すらしています。
そういうことを考えていたら、ドツボにはまってしまったということですな。
解決のヒントになるためにも、まずは自分の頭の中を知りしてみようと思います。
なぜいつもと同じしゃべりではいけないのか
まず考えるのは、PTA会長という立場がある以上いつもの自分と同じしゃべりではよくないということを考えます。
これは分かりやすいんですけど、PTA会長はPTAの代表なので、個人的な意見ではなくPTA全体としての意見をいうということは分かりやすいです。
ただ、ここで感じる違和感は、発言の中に個人的な感情はどこまで含めていいのだろうというさじ加減です。
内容として伝えるべきものが同じである場合、後はその言葉をどう表現するかになるわけですが、そのニュアンスや表現をどこまで自分ではない代表としての言葉として考えれば良いのだろうということを思うんですよね。
分かりやすい例で言うと
PTA会長「…であると考えます。」
でぐち「…だと思うんですよね。」
という感じです。
はっきり言って「…だと思うんですよね。」という言い方でもいいんじゃないかなと思うんです。
別に誰からもそれがダメとか言われてないですけど、これっていいんだろうか、それともよろしくないんだろうかとか、すごく悩みます。
悩むくらいなら、それっぽい感じの言葉で徹底すればいいというのも一つの方法ですが、それだと楽しくないような気もします。
楽しむことでもないのかもしれませんが、なんだかもやもやするんです。
誰に何を伝えるか
次に考えるのは、メッセージとしての核の部分の「誰に何を伝えるか」。
小学校の入学式なので、対象は「入学する生徒」と「その保護者」です。
自分の子供が入学する時にPTA会長がどういう内容のことを言っていたのか詳しくは覚えてませんが、「小学校は楽しく’勉強をして友達とたくさんいろいろな経験ができる場所」ということを伝えていたということは覚えています。
多分正解はこういう内容のことを言えばいいんでしょうけど、僕にはいまいちピンとこないのでこの内容でうまくしゃべれる自信がないんですよね。
かといって他のテーマで喋っても自分の主観的な話になるので、それもよくないしとか考えると、なんだかもやもやするんです。
演じるてなりきるのか、あるいは等身大の自分か
3つ目に考えたのが、しゃべるときの精神状態のこと。
PTA会長という与えられた役になりきって演じればいいのか、それとも立場はPTA会長だがしゃべるのはPTA会長としての自分という微妙なバランスでいるのかという点です。
多分なりきって演じた方がうまくいくんですよね。
変なテンションというか、ある意味外の世界と壁を作って自分の世界に入り感じで過ごせるので、変なプレッシャーみたいなものを感じなくていいので。
でも、それだとすごく一方的だと思うし、これまた話してても楽しくないと思うわけです。
かといって素のままの自分で対峙するほどの度胸もないわけです。
結局その中間あたりで微妙なバランスの中進行していくのだろうと言うのがこれまでの経験則にはなりますが、そこもあまりうまくシュミレートできていなくて、なんだかもやもやするんです。
まとめてないまとめ
悩んでもしかたないし、自分にできることしかできないので、全力で当たっていくしかないわけですが、それでもやっぱりもやもやします。
普段と全く違う感じの中に入るので、こういう風に考えるんでしょうけど。
まあそれでも決まった以上やるしかないわけで、がんばるしかないわけです。
と、自己暗示をかける記事でした。
拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。