Web制作会社様向け「Web運用パートナーシッププログラム」を始めた理由
Publish2015/09/17(木)
昨日公開した「Web制作会社様向け「Web運用パートナーシッププログラム」」ですが、なぜこのプログラムをしようと思ったのかをちゃんと書いてなかったのでここに書いておこうと思います。
メリットやポイントとかそういうことではなくて、僕の気持ちの問題の部分を書きます。
放置されるサイトを減らしたい
これはプログラム云々の話ではなくて自分の過去の経験からくる部分で、今の自分が「Webの運用」をメインとして掲げている理由でもあるんですが、作ったきりで放置されるサイトをなくしたいという気持ちがあります。
以前働いていた会社で、僕はサイトを結構たくさん作ったわけですが、そのうちの1/4くらいは公開後に全く更新されることなくその役割を終えるというような感じでした。
これは当時僕がそこから先に踏み込める権限がなかったこともあり、非常にもどかしい思いでその様子を見るしかなかったですよね。
更新しやすいようにとCMSを入れたり、操作説明会とかをしても、それでも更新されないという状況もありました。
以前書いたかもしれませんがもう一度書くと、これはお客さんが悪いのではないんです。
「分からないから使えない」「分からないからやる気が起きない」というのは、どんな人でも持っている感情なわけで、問題はその状態の人に「この人に聞いたら教えてくれる」っていう人が周りにいないことが原因だと僕は思っています。
最初の一歩は誰でも迷ったりするものなので、その一歩を一緒に踏み込む人がいると思うんです。
僕はその役割をすることが大切だと思って、今の仕事をしています。
自分の役割はそこにあると思うので、運用のサポートとしてがんばる人を後押しするようにしたいということなんです。
そうすれば必然的に、世の中で「ちゃんと運用したいけど運用ができていない」放置された状態のサイトが減っていくわけで、僕が望む世界に近づきます。
こだわりを持って制作をする会社を応援したい
あと、僕は今は制作もやってはいますが、上に書いたように作ることのみを考えているわけではありません。
でも、作ることにこだわって、そこに注力する人の気持ちも分かるんです。
今は制作をする会社も大変ではあるわけですが「自分たちは制作をする」とこだわりを持って頑張っている会社や人は応援したいわけです。
特に今は作るだけであれば自動的にかつ簡単に制作できるツールもあって、「制作をする」ということが軽視されがちな風潮がありますが、お客さんの要望に寄り添ってサイトを作っている制作者のみなさんは僕はすごいと思うんです。
であれば、運用をこちらで引き受けることで、制作者の皆さんが制作に注力できる手助けができるはずです。
まとめ
これ以上書くと暑苦しくなるのでこの辺にしておきますが、僕としてはこのプログラムは今後力を入れていこうと思っている活動になります。
制作者にとっても、お客さんにとっても、そして僕にとってもすることによるメリットがある活動だと思いますので、気になる方は是非ご相談ください。
Web制作会社様向け「Web運用パートナーシッププログラム」