ポケモンHOMEのパッチールとツチニンのことで感じる仕様確認の大切さについて

Publish2022/05/27(金)

ポケモンHOMEのパッチールとツチニンのことで感じる仕様確認の大切さについて

今回は、ポケモンHOMEで発生しているエラーから思うことを書こうと思います。
そのため、ポケモンのことが詳しくない場合は少しわかりにくいかもしれませんので、その点は先に謝っておきます。

エラーの内容と問題点

まず、今回の問題点の概要なんですが、2022年の5月中旬にポケモンHOMEのアップデートが行われ、ポケモンHOMEの対応ソフトにダイパリメイクとポケモンレジェンズアルセウスが追加されました。
ポケモンHOMEは他ソフトのポケモンを預け入れすることができる、名前の通りポケモンの銀行のようなサービスで、僕のようにポケモンをけっこうがっつりめにするユーザーにとっては必須のサービスです。
これまではソードシールドやポケモンGO、レッツゴーピカチュウなどが対応ソフトだったんですが、ダイパリメイクとポケモンレジェンズアルセウスが追加されることによって、現環境のswitchのすべてのソフトが連携したことになります。
もちろんそれぞれの対応ソフトで出現していないポケモンなどをすべて自由に出し入れする事はできませんが、対応しているポケモンであればいろいろなソフトを自由に行ったり来たりできるわけです。
ダイパリメイクに6Vメタモンを連れて行って育成環境を整えたり、ソードシールドのポケモンをダイパリメイクに連れて行って殿堂入りさせたり、ダイパリメイクのポケモンをアルセウスに連れて行ってタイムスリップさせたりなんかもやろうと思えば可能です。
要するにポケモンユーザーからすると、ポケモンの楽しみの幅を大きく増やせるコンテンツが追加されたことを意味しており、これを心待ちにしていたユーザーも僕を含めて大勢いたわけです。
そんな状況で、あるエラーが起こり一部のユーザーから大顰蹙を買っています。
そのエラーがパッチールとツチニンがポケモンHOMEで移動できないというものです。
この2体のポケモンは、それぞれ別の形のエラーになっており、詳細は割愛しますが、どちらのポケモンも「ポケモンHOMEからダイパリメイクに送れない」というエラーがあります。
つまり、過去作から連れてきたパッチールやツチニンは、ダイパリメイクで活躍させることができないということになります。
3DSでプレイしていた際の過去作ポケモンはポケモンHOMEとは違うサービス経由でソードシールドに連れてくることができるので、パールの時に捕まえていたパッチールをダイパリメイクに連れてこようと思っていたのに無理だったわけなんですが、これを知った時のがっかり感はすごいものでした。
というのも、僕にとってのパッチールは思い出深いポケモンで、最初に草むらから野生ででてきた色違いポケモンだからです。
パールの時に野生の色違いパッチールに出会い、かなりあたふたしながらも捕獲することができ、その時に感じた喜びや興奮は今思い出しても最高な思い出です。(画像で確認したら2012年7月13日に捕獲したポケモンで、今から10年前のポケモンでした)
そんな思い入れのある色違いパッチールは、シャイニングパールでも殿堂入りさせようと思ってポケモンHOMEで出番を待っていたのに出場機会を奪われました。
なんという、なんということでしょう。
考えるだけでイライラが止まらないのですが、なぜパッチールがこんな仕打ちを受けないといけないのでしょう。
他のポケモンなら大丈夫なのに、おかしな話です。

原因と対策について

感情がこもったため前段が長くなりましたが、今回のパッチールとツチニンのエラーの原因は、ポケモンHOMEとダイパリメイクを開発しているILCAがポケモンの開発元のゲームフリークと違う仕様でこの2体のポケモンを実装したことが原因ということのようです。
パッチールの場合、個体ごとに体の模様が異なるので、模様の表現を行うためのプログラムが違うということなのでしょう。
ダイパのときはゲーフリが開発していたので、リメイク版とは開発元が異なるために違うプログラムで実装されてしまったんでしょうけど、それは開発側の都合であってユーザー側が負担を受けるものではないと思うんですよね。
なぜ開発時に同じ仕様にしなかったのか、もしくは異なる仕様であっても互換性をもたせることはできなかったのかなど、開発体制の問題点が気になります。
この問題はすでに多くのユーザーから指摘が入っているので、開発元も理解しているはずなのでもしかすると将来的には改善される可能性はあるかもしれませんが、ピカチュウやリザードンのような一般的知名度も人気もあるポケモンと違って、パッチールとツチニンはマニアックな存在のポケモンでもあるためこのまま有耶無耶にされる可能性もあるかもしれません。
(パッチールとツチニンをdisっているわけではなく、一般的な認知度の話です。)

少しのエラーと思われるかもしれないが人によってはかなり重要なエラーになる

以上が今回の問題点なわけですが、個人的にこのエラーによって困っているのはダイパリメイクの図鑑埋めが非常にめんどくさくなったなという点です。
ツチニンはともかく、パッチールの場合は大量発生時のみの出現なので、入手難易度が高めです。
ポケモンHOMEと連携させる前提で、図鑑埋めもポケモンHOMEから送って埋めちゃおうと思っていた僕のようなユーザーはかなりめんどくさい状況に追い込まれています。
めんどくさくなってきたので、図鑑埋めせんくてもいいかもなと思いだしており、モチベーションもだだ下がりです。
ゲームをする際に、楽しめることは何よりも重要ですが、モチベーションを維持することもかなりアクティブユーザーを増やすためには重要な要素ですが、ポケモンHOME連携というこのタイミングでその熱量が下がる要因を作ってしまっているということは大きな機会損失であると言えます。
多くの人からすると、パッチールやツチニンとか些細なことのように思ってしまっているかもしれませんが、こちらの感覚でいうとかなりの大きなニュースです。
この辺を重要と考えるかどうかは人それぞれですが、人によってはかなり深刻な問題にもなるということは忘れてはいけないと思います。

まとめ

ポケモンをしていない人、していてもがっつりやり込んだりする人だと今回の問題点は問題かどうかすら怪しい内容かと思います。
ただ、僕個人からすると思い入れのあるポケモンの活躍の機会が奪われるモチベーションだだ下がり事案なので、影響が大きいです。
開発者さんには、人によってここまで大きく問題だと感じている人もいるということを認識してもらえれば何よりです。
そしてこの経験から得られる教訓として、細部まで気を抜かずに丁寧な仕事をすることが大切だということがわかるかと思います。

記事の著者:ふにすでぐち

ふにすでぐち

1978年生まれ。企業のWeb活用をテーマに、Web運用を中心とした戦略的な企画立案、サポートやホームページ/Webサイトの構築などを行っています。
5年間のWeb制作会社勤務後、2年間のフリーランスで「フニス」として活動後に法人化し、2012年7月「ふにす株式会社」を設立。
Web運用の情報や考え方などを発信するブログ「ふにろぐ」を定期的に更新し、情報配信をしています。
また、Googleアナリティクス認定資格を取得しているので、アクセス解析を用いた分析などの手法でお客様のホームページの成功をサポートしています。
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