仮面ライダーオーズから学ぶ仕事・人生に役立つ考え方
Publish2011/02/14(月)
皆さんはどんなところで仕事・人生に役立つ考え方を得ていますか?
僕は色々なところで公言していますが、仮面ライダーがとても好きです。
今回は、僕が好きな仮面ライダーオーズの中で登場した仮面ライダーバースの中の人1号こと「伊達さん」の名言を中心に、仕事や生き方に通じる考え方を模索してみようと思います。
まずその前に皆さんは仮面ライダーオーズという作品はご存知でしょうか?
仮面ライダーオーズは2010年9月5日から2011年8月28日までの期間に放送された平成仮面ライダーシリーズの12作目の作品です。
僕はこのオーズが人生ベスト5に入る名作だと思っていてかなり好きなんですが、その好きな理由の一つに伊達さんの存在があります。
伊達さんは仮面ライダーオーズでは、サブライダーの仮面ライダーバースの中の人です。
当初1億円稼ぐという目的で仮面ライダーに変身するという設定だったんですが、途中色々あって医者の割に破天荒な生き方をしていたり、後輩の後藤さんの成長を見守るポジションにいたり、ラスボスとも言えるドクター真木の理解者でもある何というか「懐の深い」人物です。
それが故かどうかは分かりませんが、ものすごくいいことを常々言っています。
その中でこれは素晴らしいなと思った言葉を紹介していきます。
俺欲望まみれよ。もうぐちゃぐちゃよ
初期の伊達さん名言ですが、これを聞いた時に「この人はいい!」と僕の直感がビビビと来ました。
自分の気持ちを率直に、ストレートに表現する事はすごく勇気がいる事です。
ましてや、自分がすでに欲望まみれということをこうもあっさりと言えてしまうという潔さというか覚悟というか、そういう生き方が出来るのは純粋に素敵です。
人から見て魅力的に見えるのはこういう「人間臭いところ」だと思っているので、こういう潔さは素晴らしいですね。
自分に自信を持て!間違えたら誰かが教えてくれる。だから自分を信じて自分のやりたいようにやれ
この言葉は、仮面ライダーバースになりたいけど今の自分ではなれないことに苦悩している後藤さんに向けて発した言葉です。
後藤さんはシリーズが始まった最初からサブライダーになるポジションにいたんですが、色々あってなれなくてそこから伸び悩んでいました。
さらに、自分がなるはずだったバースに急に現れて採用された伊達さんの部下になるという、本人からするととてもふがいない状況にあったと思います。
その様子を間近で見ていた伊達さんが、後藤さんの成長を願い、「吹っ切れる」事の大切さ、突き進むための力を奮い起こさせるために言った名台詞です。
当時フリーランスとして働いていた僕も、たまに「今後の方向性とかを考えたらこのままで大丈夫なんだろうか?」と思い悩む事がありました。
まあ今でもけっこうずっと悩みは尽きないので解消されたわけではないんですが、そういう時にこの言葉を思い出すようにしています。
自分を信じる事ができない人に他の人が信用するわけもないですし、成長する・自分の壁を越える為には信じる力・思い込む力は必要。
その事を忘れてはいけないと伊達さんの顔が思い浮かびます。
大きく使わないと大きく稼げないよ
伊達さんのビジネス観がよく表現された的を得た名言だと思います。
「ハイリスクハイリターン」はよく言われる事ですが、僕のように小さい人間だと考え方も小さくまとまりがちです。
なので、この言葉を聞いてちょっとドキドキしました。
僕の場合は大きく成功するようなビジネスモデルではないので、そこまでリスクをとるという事を常に考えてはいないのですが、ここぞという時にこの考え方を忘れないよう心に留めておこうと思いました。
まとめ
伊達さんに焦点を絞っただけでもこれだけ色々と思う事がある仮面ライダーオーズですが、伊達さん以外にも映司とアンクの事や、グリードの4人にとって生きるという事がどういう意味を持つものなのか、鴻上さんの一連の問題行動の行動原理など、人間が持つ「欲望」をテーマにしているだけあって色々と考える事があって非常に面白いです。
「仮面ライダーは子供が見るもの」という固定観念とか正直どうでもいいと思っている派なので、これからも空気を読まずに仮面ライダーを見て感じた事を書き綴っていく所存です。