嫌なことは断ればいいし、安請け合いもしない方がいいと思う。
Publish2015/06/26(金)
今日はお仕事を受ける時に、僕がいつも気をつけていることのひとつでもある安請け合いと望まない仕事を拒否する事について書きます。
ちなみに、この話題を書こうと思ったのは何かきっかけがあったとかではないですし、暗に誰かを否定しているわけでもないので「自分のことかも?」とか思うのはなしでお願いします。
あくまで普段から僕が気をつけていることを書きたかっただけですので。
というか、こういう回りくどい書き方するのも、変にバイアスがかかった状態で読んでほしくないなと思っているだけですので、そう思っていただけると幸いです。
嫌な相談がきたら、「それはうちでは受けれないです」とはっきりと言う。
まず、僕の場合はけっこうブログで友達価格での対応はしないとか書いてることもあって、「嫌な相談」はあまり来ないんですけど、たまにどうしようもなく「これは本気でしたくない」と思う仕事が来ることがあります。
「嫌な相談」といっても、それは個人的に、心情的に嫌なものもありますし、反社会的なことやモラルの欠如しているものなどそれをすることによって自分の精神が汚れるようなものもあるわけです。
そのへんは個人の問題なので、何をもって「嫌な相談」かというのはあえてここでは言いません。
自分が思う嫌な相談が来たという前提での話です。
自分にとって嫌な相談は、どんなに予防線を張っていてもその間をすり抜けるがごとくたまに発生するものです。
これはもう諦めるしかないと思うんですが、問題はその相談が来た時に「それは嫌です」「僕はそれをしたくないので遠慮しときます」と言えるかどうかがポイントだと思っています。
そういわなければいけないと思っている理由は大きく分けて二つあります。
ひとつは「望まない仕事をすることによるモチベーションの低下」、もうひとつが「結果的にどちらも幸せになれない状態を作ってしまう」ということです。
これらはどっちも複合的に引き合っているのですが、こういう流れになる場合が多いです。
嫌な仕事が来る
→ やりたくないなーと思いながらする
→ 気持ちがどこかに影響して質の低い仕事になる(他のしている仕事にも影響が出る場合もある)
→ 結果として成果が上がらない
→ 受けたこっちも依頼した相手も望んだ結果を得られない
こんな感じですね。
気分で成果物の出来が左右するというのはあまりよくないですが、モチベーションが下がっている状態でいい仕事ができるとは思えません。
かける思い入れや熱量のない作業では、理想的な結果を出すことは難しいと思うんです。
こういう結果になるということが分かっているのであれば、とるべき道はひとつ。
「その仕事を受けなければいい」
これしかないですね。
ちょっと気が乗らないとかであれば、気の持ちようというか発想を変えてみると面白くすることは出来ますが、「嫌な仕事」だと認識している状態から覆すのは至難の業です。
早めに不安の種を刈り取っておきましょう。
安請け合いは自分の首を絞める
あと、受けたくないということではなく、どっちかという「この仕事面白そうやからめっちゃやりたい!」という時に陥りがちな事として、安請け合いをしてしまうという事があります。
面白い仕事だと思うから、多少の事は専門外でもある程度何でもやりますよって僕もつい言っちゃう事があるんですが、本当はそのへんもきっちり切り分けて考えた方が好ましいです。
というのも、安請け合いをした結果、後から自分にその反動がしっかり乗っかってくるからに他なりません。
本来やるべき仕事(やりたいと思っている仕事)があるのに、違う方向に力を使っていると集中力が散漫になったり、力の掛け方を間違って本来の仕事の質を下げてしまう事もあります。
一言でいえば自業自得なんですけど、そういう事ってけっこうあると思うんです。
これを回避する方法は、気持ちが乗っててもそこは冷静に自分がするべき事をしっかり見極めて、「安請け合いをしない」事が一番の対策になると思います。
そして、そこに対して注力することで、しっかりと結果を出す事もできてくるでしょう。
嫌な仕事を断るのと同じで、安請け合いもしない事で結果として自分も相手も満足できる結果にたどり着く近道になると思います。
まとめ
きちんと嫌な仕事を断る事、安請け合いをしない事は自分の身を守るための方法でもありますが、これは結果的に依頼をしてくれる相手のためにもなっているという事を知っておく事が大切です。
自分のためにも、相手のためにも、しっかりと嫌な事は嫌で、出来ない事は出来ないという事を言った方がいいと思っています。
最終的に何がいいたいかというと、僕はそういう考えで動いているので、お仕事を受けている場合は「嫌だな」とか「出来るかどうか不安」という状態ではないですよという事です。
最初に言いましたけど、こういう書き方をすると特定の誰かに向けている感じっぽく見えますが、そうではないので「自分かも」と思った方は安心してください(笑)