リックフレアーに学ぶ男の生き方
Publish2011/02/25(金)
いきなりですが尊敬する人はいますか?
僕には何人か心から尊敬できる人がいるのですが、今日はその中の一人、「ネイチャーボーイ」ことリックフレアーについて少し話そうと思います。
リックフレアー(以降は愛を込めてネイチと呼びます)を知らない人に簡単に説明すると、ネイチはアメリカ人のプロレスラーで、NWAタイトルやWCWタイトル、WWEタイトルも取っている、アメリカンプロレスを代表する伝説的なレスラーです。
日本にも何回も来た事があるので、プロレスをあまり知らない人でもけっこう知っている人は多いのではないでしょうか。
ネイチの代表的な技といえば4の字固めで、技をかける際のかけ声「woooooooooo!」はプロレスファンで知らない人はいないんじゃないかというくらい有名です。
また、ネイチは「ほうき相手にレスリングをする事ができる」とまで言われる、神のようなレスリングテクニックを持つレスラーです。
男たるもの戦い制して一人前
ネイチはレスリングに関する部分はもちろん素晴らしいのですが、僕はそれだけではなくネイチの生き方や考え方が素晴らしいなと思っています。
ネイチには神がかったエピソードや名言がいくつもあるのですが、中でも僕が一番好きな名言は「男たるもの戦い制して一人前」です。
この言葉は、一見するととても普通っぽいですが、僕がこの言葉をすごいなと思う最大の理由はネイチの実際の戦いを、その背中を見てきた事による影響が大きいです。
実際に戦い続けているネイチだからこそ生まれる説得力とその言葉の重さ、考えただけで痺れますね!
僕も一応男として生まれてきたので、「強さ」というものには何かしら思うところはあります。
それが肉体的なものなのか精神的なものなのかは置いておいて、やはりどこかでそういう強さを持っていたいなと思うわけです。
そういう意味でもネイチがいう「男たるもの戦い制して一人前」は重みがありますし、心に響いてくるんです。
人生の教本「リック・フレアー自伝 トゥー・ビー・ザ・マン」
僕はネイチを尊敬してやまないわけですが、ネイチの人生を追体験できるともいえる書籍があります。
それがネイチの自伝本「リック・フレアー自伝 トゥー・ビー・ザ・マン」です。
リック・フレアー自伝 トゥー・ビー・ザ・マン
飛行機事故からの奇跡の生還のエピソードや、NWAタイトルをとったときのエピソード、フォーホースメンのエピソードなど、プロレスファンなら誰もが面白く読める内容になっていると思います。
また、ネイチの人生をたどっていく事で得られる教訓も多くて、僕の人生にも多大に影響を与えた本といっても過言ではありません。
ネイチの壮絶で波乱万丈な人生を疑似体験できるのはかなり新鮮で、ジェットコースターで脳みそを揺すられるくらいの衝撃がありますので、興味がわいたらぜひ読んでください。
ちなみに、僕が買った時は本の帯に「プロレスインポもこれでビンビン!!」というなんとも刺激的な煽り文句が掲載されていました(笑)
ネイチについてはまだまだ話したりないですが、全部話し始めたら大変長くなりそうなのでこの辺で今日はやめておくことにします。